【農業】失敗は仕事を面白くする アイガモ農法の古野さんが「アイガモがくれた奇跡」出版[12/10/01]
アイガモ水稲同時作(アイガモ農法)を体系化し、アジアを中心にその技術を広める
福岡在住の農家、古野隆雄さんがこのほど、「アイガモがくれた奇跡」(家の光協会刊、
1税抜き1300円)を出版した。
世界が抱える食料問題や環境問題などを、自身の農業体験を通して語るとともに、
何事にも「失敗するのは当たり前」として、読者にエールを送っている。
著書は古野さんがアイガモ水稲同時作を始め、技術を体系化するまでの苦労や、それを
アジアの国々の農家と共有し、発展させていく過程のほか、
世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に招かれ、グロバリゼーションについて
考えたことや、近年の自然環境の変化など、実体験を通して感じたことをつづっている。
この中で古野さんは、世界の食料問題に触れ
「7人に1人が飢えている現状の中で、前の世代から現世代、次世代と農業も
持続できることが大切。限られた耕作地を有効に活用するには、
輪作とアイガモ水稲同時作が最適」とし、「この本を通じてそれぞれが農業は
どうあるべきか考えてほしい」としている。
一方で近年、スズメやハチ、チョウなどが激減していることをあげて
「トキ、コウノトリが危ういといっている間に足元の自然が急速に崩壊している」と
指摘。「毎日田んぼで定点観測している農家はいろんなものを総合的に見ている」と
話し、生物多様性への注視を呼びかけている。
著書の副題は「失敗を楽しむ農家・古野隆雄の挑戦」。
まえがきでは「1988年から農業をやっていて、向かい風の連続でした。
還暦を過ぎた今振り返ると、私の人生は失敗の連続でした。それは自分自身の仕事を
限りなく面白くするための試行錯誤であったような気がします」としている。
古野さんは「仕事(技術)を作ることは、失敗すること。成功の中からは本質は
見えてこない」と話している。
ソースは
http://mainichi.jp/select/news/20121001mog00m040030000c.html http://mainichi.jp/select/news/20121001mog00m040030000c2. 本の表紙
http://mainichi.jp/graph/2012/10/01/20121001mog00m040030000c/image/001.jpg
>>1 林檎のお爺さんと森を植えた漁師そしてアイガモのこの人はすごいわ
大変おいしゅうございます
4 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 16:49:14.39 ID:sHG2stt3
その昔ユニクロが・・・
散々労働させて皆殺し。
さすが従軍慰安婦の国ですなぁ
本職で食えてるのか?
7 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 16:50:56.94 ID:164HYQhS
へー、これって昔からある技術じゃないんだ?
8 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 16:58:24.05 ID:7RQZpGZB
失敗は成功のもと
これを言えるのは成功者になった者のみ
9 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 17:01:07.84 ID:FoZSFqRK
アイガモ農法のカモとして生きてみたい人はいるのか
10 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 17:05:56.49 ID:8hUSv42N
>>6 食えてねえから奇をてらった合鴨なんていうのを使うんだろう。
水陸両用の小型合鴨ロボを作れ
13 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 17:18:19.97 ID:xzNpTKW0
一時期ブームみたいになったけど、実際にやってみたら色々と問題点が発覚して
・特定の雑草しか食べてくれない
・アイガモの糞がたまり稲の生育に悪影響を及ぼす
アイガモ農法自体が失敗との評とか。
実際、それほど取り入れられていないでしょう?
これの他に鯉を放すのも流行ったような気がするんだが
鯉は何処行っちゃったんかのう
つか合鴨も台風が来りゃみんなどっか行っちゃうんじゃないの?
15 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 17:23:37.63 ID:164HYQhS
>つか合鴨も台風が来りゃみんなどっか行っちゃうんじゃないの?
DASH村でしか知らんけど、ふだん合鴨は小屋の中に入れとくんじゃない?
16 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 17:26:54.33 ID:6qLQkwDU
アイガモね 他じゃ害獣駆除でカモ追い払ってるけどな
農業で失敗したら大体皆死ぬけどね
17 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 17:46:49.70 ID:1gdMHPqn
トキに予算かけすぎなんだよ、いくら皇室の儀式に必要だからってさあ
それよりミツバチの壊滅を予防する研究にその予算を振ったほうが絶対いいだろ
ミツバチの国内蜂蜜生産のリスクを減らしたほうが農業安定化のために、自給率のためにいいだろ
トキ、トキ、トキ、くだらねー
>>15 地元で2軒くらいやってるけど
田んぼの横にネットで囲い作って飼ってる。
羽ばたいて飛んで行ける鳥じゃないから上も開けっ放し。
19 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 18:03:03.60 ID:9RUFzKod
稲にそんなに水がいらなくなったら鴨も用なし。
スタッフがおいしくいただきます。
20 :
(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2012/10/01(月) 18:50:50.55 ID:Du+VPiS9
仕上げに栄養ある飼料やって、肥やしてから処理する
ことになるが、カモや水鳥は羽根が取り除きにくいから
処理が大変なのよね
21 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 19:26:51.96 ID:pP6HQVz0
アイガモ農法でも農薬を使わない農業をやっちゃったら
虫沸いてお隣さんの田んぼまでやられてえらい目に合うんじゃねえの
22 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 20:01:01.07 ID:RVEnExgo
>>21 害虫食べるから鴨を放ってるんだろ
除草のためだけじゃないよ
25 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 20:50:16.73 ID:+im/1DOw
合鴨農法中、イタチや猫、散歩中の犬などの外敵に襲われることが多い。
何せ雛の時期から田んぼに放たれるんだから。
網していても隙間から外敵が入る。
外敵以外にも気温差で成長せずに死んでしまうカモも多い。
田んぼの草や虫だけでは足りないからえさも与える。
稲穂が育つ時期にカモたちはお役ご免。
育つ稲穂を食べちゃうから。
カモたちのその後は食肉センター。
合鴨農法の農家は米と鴨肉を出荷している。
実際合鴨農法していた人から聞いた話でした。
>>24 農薬使わなければ天敵が存在する
生態系のバランスが崩れてなければアブラムシの異常発生とかはない
アイガモ農法よりも様々な水田除草機を開発して来た人々の方が
すごいと思うわ。
結局アイガモ農法は普及していないもんな。
素人受けは良いけどさ、リスクとコストを考えた場合アイガモ農法は
水田除草機に敵わないでしょ。
農業でリスクとコストが合わない事って大きな声で言えないけれど
実はエコじゃ無いのよね。
>>27 > 生態系のバランスが崩れてなければ
同じ作物をずっと同じ場所で育てること自体が生態系のバランスの崩壊であり、
それによってセンチュウやカメムシ目昆虫などの異常繁殖が起き、
いわゆる「連作障害」が起きるわけだが。
イナゴやセミなんかがいい例だけど
天敵による捕食を逃れて繁殖地を広げる戦略として、
普段は繁殖数を抑えて天敵の数をコントロールしつつ、
あるとき突然爆発的に繁殖して天敵に食われ切らないうちに
ばーと拡散して広がる昆虫と言うのがいるので、
天敵も万能ではない。
「天敵が自然と数を抑え込む自然のバランス」
なんて生態系をろくに知らん人間が
都合のいいところだけ切り出して作ったストーリーよ。
本物の自然は、常にそのバランスを壊して繁殖しようと
いろんな生物が虎視眈々と狙ってるわけだ。
30 :
(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2012/10/01(月) 21:54:15.59 ID:Du+VPiS9
農薬生物投入などといわず、害虫の天敵が安住できる(カエルだって
カマキリだ〜て アシナガバチだって〜♪)サンクチュアリみたいな
場所を作るのが、減農薬的農業に向いているのではないかと思ふ
アイガモはアカンというのはあんまりで、生態系が豊かになれば
カブトエビが湧いたり援軍もでてくるとぞ思ふ
それにしてもジャンボタニシって天敵いないのね
>>30 > 害虫の天敵が安住できるサンクチュアリみたいな場所
っ 障壁栽培
> ジャンボタニシって天敵いないのね
っ スッポン
32 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 22:03:40.15 ID:AyAFctsF
大型電器屋か介護施設に土地を貸して黒字部門を作って農業の大赤字を補填するのが王道。
33 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 22:10:09.07 ID:B9xseArt
>>29 水田での輪作が非現実的だし
土壌に原因する連作障害がなぜ稲作では重要な要素にならないかを無視してるね。
また、天敵が存在する環境下では爆発的な害虫の発生が起こりにくいのであるから
多様な生物層が存在することは完全な万能でなくとも十分に有用ということになる。
誰も天敵が自然のバランスに完全な平衡をもたらすなんて定義も宣言もしてないのに
自分勝手なモデルを設定してそれを否定するだけのマッチポンプじゃ話にならない。
>>34 > 異常発生とかはない
少ない、じゃなくて「ない」と書いていたのが気になったもので。
江戸時代の記録を見る限り10年に1度くらいの頻度で
万単位の死者が発生する虫害が発生しているので、
無農薬でやった場合の米作で異常発生が起きる頻度もそれくらい。
あとコメ以外の連作障害については周知の通り。
36 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/01(月) 22:29:07.96 ID:0YPPUZmN
用済みのアイガモが食用に売られるのに 『かわいいー!』 とか普通は言えないだろ?
「失敗は仕事を面白くする」
「失敗は成功の元」
だけど、
これって結局、異端児ってこと?
まず鴨料理を普及させることが重要だと思う。一般家庭に浸透するレベルに。
そしたら農薬のコストがいらないどころか、農家の副収入が増えるから、一挙に農法が広まるはず。
ダチョウなんかも牛肉みたいにおいしいそうだけど、全然普及しないのが不思議だ。
いたちなどの天敵対策にマングースか何か飼っとく必要があるけど。
まるで羊飼いと狼だな。
39 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/02(火) 03:29:48.48 ID:QZL2Ccyb
アイガモ米は、メチャクチャ美味しいよ!
5分づき米にして食べると、もちもち加減が最高〜♪
まあ事業主じゃないと言えない言葉だね。
リーマンは失敗し続けると干される。
焼き鳥チェーン店に鴨の使用を提案すればいい。
42 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/03(水) 00:19:23.38 ID:rbnJ7PTq
仕事は容赦なく使えなくなって作る。
最後に国立女性軍はヒュが送ってくれている。
43 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/03(水) 00:23:00.19 ID:6Dnp8cdG
除草剤に強い遺伝子組み換えの米を作って農薬を撒くのが一番低コスト
大半の消費者は安い方を選ぶし外国勢にも対抗できる
44 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/03(水) 00:43:50.62 ID:mLUrCQyh
>>43 大半の消費者は遺伝子組み換えを避けるよ、モンサントさん
45 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/03(水) 00:55:04.02 ID:D7q0tY0M
>>34 これは、「タイム・スパン」の問題やね
長期的に見れば、たぶん平衡してだろう
人間時間では、不均衡するのは当然ですし
こんな人間時間の速い環境下では、いろんな障害が多発して当たり前
水田は常に水が流れてるから、連作障害しにくいのかもしれんね
てことは、茄子科の植物は、流れる中に根を置いてやる
そういう事で、水耕栽培がエエという事になったんでしょうか?
46 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/03(水) 01:19:43.47 ID:D7q0tY0M
生態相の単相化は、好くないです
かならずシッペ返しを受けます
>>46 その通り
人間は増えすぎた
そろそろ間引かないいけないな
チャイナあたりは
十分の一くらいでお願いします
48 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/03(水) 10:52:07.50 ID:M0MO3Nvn
どうしてアイガモじゃなきゃだめなんですか?
アヒルじゃだめなんですか?
50 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/03(水) 14:35:24.59 ID:K/9FkGNt
どうして水稲じゃなきゃだめなんですか?
陸稲じゃだめなんですか?
>>44 そう思うだろ?ところが大半の消費者は美味いとか、安全とかいう前に
安い!が一番の売りになっちゃうんだよ。
そりゃ一部は安いものよりも美味いとか安全に価値を置く人はいるけど
そんなの食料の全体購入額の極わずかだよ
52 :
名刺は切らしておりまして:2012/10/03(水) 22:35:18.41 ID:8/Po7rTF
失敗は立場を危うくする、というのが現実。
でも、これでもマシになった方で、昔なら失敗は死を意味することもあった。
今の企業は1度の失敗をも許してくれない
失敗=出きない奴、という判断材料にされてしまう冷たい社会です
失敗から学んできた日本、その精神も今の企業にはありません、もう日本は成長しません
54 :
名刺は切らしておりまして:
人が余ってる訳だからそこの仕事を求める人に高い要求を科すのは当たり前だと思うけど