日立建機は、双腕仕様機『ZX135TF-3』(呼称=アスタコNEO)を9月14日から発売すると発表した。
アスタコNEOは、13t級油圧ショベルをベースに、主腕とそれを補助する副腕の組み合わせにより、
単に2つのアタッチメントを同時に使用できる。
主腕でつかんだ対象物を副腕で切るなど、人の両腕のように、より複雑な作業にも対応できる。
この双腕仕様機を使用することで、これまで複数の重機を用いたり、
人手作業に頼っていた産業廃棄物の中間処理作業を行ったりするなど、
複雑な仕分け作業を、安全、効率的に行えるようになる。
アスタコNEOは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受け、
日立建機が2011年3月に開発した双腕仕様機で、これまでプロトタイプ機を用いたユーザーテストを通して、
製品化へ向けた事前評価を行ってきたが、今回、正式に発売する。
価格は2360万円。
http://www.carview.co.jp/news/2/172758/