【モバイル】次期iPhone、LTE通信機能付きなら早くも特許訴訟に?--手ぐすね引いて待つHTCやサムスン [09/11]

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1ライトスタッフ◎φ ★
来る9月12日のApplelイベントで、同社は全世界で4G LTE通信機能を持つiPhoneを発表する
と予想されている。しかし、Samsung、HTCらのライバルたちは、もしLTE通信機能付き
iPhoneを発売するなら、特許侵害でAppleを訴訟し米国内での発売禁止を要求すると今から
警告を発している。

4G LTE通信機能に関してスマートフォンメーカー各社は、特許訴訟に備えて何年も前から
特許を蓄積してきた。Appleはまだ4G携帯電話を販売しておらず、この分野では出遅れている。
ライバルたちはこの状況に乗じて、Appleの4G LTE iPhone発売を阻止しようとしている。

AppleはすでにLTE通信機能付きiPadを今年3月に発売している。HTCはAppleの全LTEデバイス
を対象に同社を特許侵害で訴え、米国内での販売禁止を要求した。AppleはHTCの米国特許に
対する無効化請求を提出した。しかし、Businessweekによると、米国国際貿易委員会の
ペンダー判事は、証拠なくこの請求を処理することはできないとしている。

HTCは、それらのLTE特許を2011年4月、同社初のLTE機種であるHTC Thunderboltの発売前に
取得した。当初の8項目にわたる特許侵害の内、2件のみが国際貿易委員会によって今も有効と
認められている。Appleはこの訴訟がこれ以上進行することを極力避けようとしている。

一方Smasungは、依然としてAppleとの国際特許戦争を続けている。「Samsung Electronicsが
クパチーノ拠点のAppleに対して直ちに法的手段に訴えると決定したことは真実だ。ヨーロッパの
国々やAppleの本拠地である米国さえも、われわれの主要な標的である」と、Samsungのある
上層社員はThe Korea Timesに語った。

Appleはこの問題をきわめて深刻に捉えており、最近LTE関連の特許を数多く取得している。
韓国特許商標庁によると、昨年Appleの特許はゼロ件だったが、現在はLTE特許全体の4.9%を
保有し、一方Samsungは12.7%保有している。

特許に基づく訴訟は間違いなくすぐには終わりそうにない。

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http://news.infoseek.co.jp/article/techcrunch_20120910b3403e16a12727a6e256878f0d016d53e54c25fe