【行政】海運各社にカルテル容疑、一斉立ち入り検査　公取委［12/09/06］

自動車などを海外に運ぶ貨物船の運航を巡り、海運各社がカルテルを結んだ疑いが
強まったとして、公正取引委員会は６日、独占禁止法違反（不当な取引制限）の
疑いで、業界最大手の「日本郵船」（東京都千代田区）の本社など十数カ所の
立ち入り検査を始めた。
関係者によると、他に立ち入り検査を受けているのは「商船三井」（港区）、
「川崎汽船」（千代田区）など。
複数の海外企業の国内事務所も検査を受けており、公取委は海外企業の関与も調べる。

貨物船は定期航路を運航するコンテナ船による「定期船」と、特定の荷主と
個別契約を交わして必要に応じて運航する「不定期船」に大別される。
カルテルの疑いがあるのは不定期船による輸出の運航。
各社は遅くとも数年前から、輸出について荷主から見積もりを求められた際、
どの業者が受注するかを協議して決めていた疑いが持たれ、運賃の設定も
話し合っていた疑いがあるという。

国土交通省の統計によると、昨年の国内の不定期船の市場規模は約５６００億円で、
うち輸出は約２５００億円。
日本郵船、商船三井、川崎汽船の大手３社でシェアの大半を占める。貨物はほとんどが
自動車。

ソースは
http://mainichi.jp/select/news/20120906k0000e040202000c.html
■公正取引委員会　http://www.jftc.go.jp/
　
■日本郵船　http://www.nyk.com/
　株価　http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=9101
■商船三井　http://www.mol.co.jp/
　株価　http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=9104
■川崎汽船　http://www.kline.co.jp/
　株価　http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=9107

ANAとJALのカルテルには立ち入り調査しないのが公取委。
競争入札で談合して同額の応札しまくった時もお咎め無し。

特にJALには甘い印象が。

中小つぶしじゃないんだ。
まともなカルテル検査って、初めて見た。

川崎て株の人が大株主になってる所だよね