【労働環境】印税、原稿料、アシスタント代…漫画家たちの気になる経済事情 - 研究員レポート[12/08/13]
>>301 佐藤秀峰のアシスタント経験者
佐藤智美(初のスタッフ)
柿崎正澄(デビュー前に1年師事)
白鳥貴久
藤井五成(まぁびん)
野村栄司(野村エージ)
吉田貴司
梅澤功二朗
代表作もよくわからない人たちだし
プロデビューと名付けて適当に追い払っているだけでは……
依然この関係のスレで誰かが言っていた昔の少年サンデーの方針、
「画力はどうとでもなるが、面白い話を作る力は才能」
を考慮すれば、最初から面白い話を作れるアシでない限り、
アシを鍛えても意味ないのでは。
それよりは面白い原作をあてがってやるプロデューサーというか編集者への巡り合わせの方が……
>>302 ただ、いい本出来たと思って、たくさん刷っても、流通がなかなか引き受けてくれないし、
売ったお金が入ってくるのも半年後だという…
だから回転資金は必要。売れてる漫画なら全く問題ない額だが。
>>294 例えばだけど自動車工場で汗水流して働いてる人より本社でパソコンカタカタ打ってる人のほうが給料高いわけよ
それと同じでしょ
あと編集者って24時間仕事みたいなもんじゃね
大変だと思うよ
>>275 ブラックジャックはアメリがデドラマ化の噂が出ている
>>306 全く違う。お前よくそんな頓珍漢なこと言えるなぁ。
自動車工場の労働者と同じように、売れる漫画家をハロワで募集できると思うなら
お前一度自分でやってみたら?
自動車整備工場ならスキルも経験も必要だが、
大手の生産ラインなら2時間でマスターできるって聞いた事あるな。
311 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/18(土) 19:05:14.45 ID:CAScisBL
>>294 電子書籍で出版社の力が崩壊した時代になれば
漫画家は原稿料をもらえず逆に編集にコンサルティング料を支払わなくてはならなくなる
現状で苦しいだの搾取だのと言ってる漫画家はこんな環境にはまず耐えられないだろう
既存の雑誌連載漫画家で生き残るのは既に人気と大金を得た人間だけ
>>294 たとえばよく取り上げられる佐藤秀峰だと
美大中退で漫画家になったとなってるから
93年ぐらいの話か?
で、講談社の伝手で講談社系の漫画家のアシで暮らしながら
98年デビュー、海猿の連載が99年
最初から電子出版とかで喰っていけたのかね
313 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/18(土) 19:53:54.48 ID:cILVQhV/
電子出版だと読者がどうやって作品を選ぶのかということになるだろう
作者全員が無名だとすると手当たり次第に試し読みなんてことは無理だし
かといってネットの評価自体が信用できるものかどうかわからない
現状は既存の評価、知名度によって選んでるのが多いわな
その評価知名度は現状だと結局は雑誌掲載によるもの
絵描きと、シナリオライターを卒なく食わせるなら、
版権をすべて出版社の権利にして、それぞれに仕事を振るっていう形にするしかないな。
それぞれが権利を持ちたいなら一攫千金制度だから、今の形態だし。
>>311 漫画家が苦しいのは、別に将来も変わらんと思うよ。
電子化によって、苦しさを感じる場所や、その内容は多少変わるかもしれないけどね。
単に、そういう漫画家のようなスタイルに、今後は編集者もなっていくというだけ。
>>312 それは無理でしょ。
そもそも、電子出版だけで漫画家が食える時代はまだ来てないと思う
(勿論少数の例外はあるにしても)。
いいとこ今は未だ黎明期で、普通の漫画家がリアルな進路として電子書籍出版を
検討する時代までには、後五年、十年は掛かるだろう。
317 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/18(土) 20:16:38.95 ID:CAScisBL
>>315 漫画家のようなスタイルに編集者もなっていくのなら
著作権を折半しないといけないな
>>317 漫画家のようなってのは、単に実力相応の報酬しか得られなくなるという意味。
著作権は全然関係ない。
まあ原作全部編集者で、コンテまで編集者が切ってるというなら、原作者としての
権利くらい有ってもいいだろうけど。単なる大雑把なアイデアやちょっとした
助言だけなら、コンサル料貰うのが精々だね。
・・・とは言え、優秀な編集者ならそのコンサル料でも結構稼げるだろう。
その辺も結局腕次第だな。優秀な奴は紙時代の頃よりも稼げるかもね。
>>316 いや、5年後10年後の話でもいいんだ
中間搾取と言われるが、現状ではそれなりに実績のある育成システムを組み上げてるのもまた事実
それに変わるシステムが果たしてできるのかどうか
>>318 日販・東販と大手出版社に上げ底されてる現状の漫画家は実力以上の報酬をもらってるから
その例えはおかしいな。
あと企画ってのは十分原作権を得るに値するものだから、商業漫画のように出版社主導のマーケティングを編集者がする事になれば
出版社による漫画家に対する今のような厚遇が消えれば編集者が権利を主張するのは当然の流れ。
>>319 代替になりうる基盤なら電子書籍以前に同人のほうが大きい存在としてあったわけで
著作の盗用を養分にしてページ数対価格をつり上げ、即売会に同人誌コーナーと相当の販路が築かれ
それだけの環境があってもプロフェッショナルは盗用エロ本しか育たなかった
>>318 で、結局のところ、新人育成(つまり投資)と内容への関与という意味では電子出版も紙ベースでの出版も同じ事で
複数の漫画家を担当する発行者サイドの人間が漫画家自身より稼ぐという構造自体は同じになるわけだ
あと、大手出版社は営業業務は分社化してる場合が多いから、全員が高い給料貰ってるというわけではないよ
>>319 難しいな。ただニコ動みたいに、無名の素人が有名Pなどと言われて、その後の
ライブで千人万人単位の客を動員する、という例が既に出てきているのを見ると、
完全にアウトになるわけではないと思う。
まあ当分迷走はするだろう。
>>320 それは結局相互の実力による力関係でしょ、純粋に。
そんな企画誰でもできると思われれば漫画家に足元見られるし、あいつと組めば
100%ヒット間違いなしと漫画家に思われれば、権利でもなんでもとり放題だ。
単に主張するだけじゃ無視されて終わり。
>>323 ライブへの傾倒なんてコンテンツ自体で金を取れなくなるネット普及時代の消費形態の表れなのに
なんでそれが漫画のデータ販売の希望になるのやら。逆だろ。
>>322 ならないよ。そもそも電子書籍なら出版社はいらんしな。
出版の権利を握ってるからこその出版社であり、そうでなければただの編プロだ。
新人育成というけど、その新人は、十分に育成されたら後は自力で出版するぜ?
なんで編集者の給料負担してまでずっと頭下げなきゃいかんのよ。
会社が出版の権限を独占できないということは、つまりそういうこと。
>>324 別に漫画家にライブしろっていう話じゃないよ。
純粋デジタル出身クリエイターが他分野で既に生まれている以上、漫画にも
何らかのルートはあるだろうという希望を書いてるだけ。
具体的には知らん。仮定はできるけど、最終的にどう転ぶか分からんしな。
だから難しいし、当分迷走するだろうと書いてるわけ。
だからってデジタル化が不可避な以上、そこに飛び込むしか道はない。
>>325 出版なんて利権と言うほどのものではなくて別に誰でもできるじゃない。
紙ならあえなくさようならとなったバンチやその他もろもろ消えた雑誌、
Webなら電子出版プラットフォームはすでに多数あるし、
例えば誰も見てない佐藤秀峰の漫画onWebなんてのもあるし。
電子出版になって印税より多くの金が入るかと言うとそうでもない。
というか自分の作品の権利を引き上げて電子で売っている作家のほとんどは
紙での出版が完全に採算割れするレベルまで売上が落ちた作品を
自前で再利用して総額100万円行けば御の字という商いをしているだけだな。
あと再投資用の原資を稼ぐ前に逃げるモデルが確立すると
投資する人はいなくなるだろうね。
出版社モデルにしても、何かの制作ファンド方式にしても。
>>318 映画やアニメのように製作者の代表著作権が認められるような
そんな漫画の制作体制が出来上がるかもしれないぞ。
さいとうプロなんかそれに近いし。
青木雄二プロダクションはもう完全に雇われ作画屋で、
青木雄二の遺族と編集、原作スタッフが中心だろ?
>>325 自費出版で5万部とか10万部とか売れるか?
尾田栄一郎20〜30億ってちょっとした中堅企業じゃん
経理とか版権管理とか専属の社員がいるんだろうなあ、あと美人秘書を無駄に雇って節税とか。
>323 >325
何年に一人人気作家が出ましたなんてレベルならそれでもいいけど
現状の出版システムにとって替われるだけの規模で考えるとパブリッシャーは必須
それがアマゾンになるのか、楽天になるのか、あるいはまったく新しい存在がでてくるのかは知らんけど
ジャンプで大人気! が アマゾンで大人気! に替わるだけ
現状のコンテンツ業界の情勢から言えることは
・既存の版元は非常に強力な集金能力を持っていた。
・デジタル化によって集金能力は低下する方向にある。
・版元の集金力を使わないと同じコンテンツでもかなり小粒の利益しか得られない。
・既存のメディアで名を売った人に有利で、新人に不利な傾向がある。
というあたりでまとめられるんだけど、
こういう類のスレで「版元から権利を取れば作家が儲かる」と突っかかる人は
版元の集金力を過小評価したり作家自身の集金力を過大評価する傾向にはあるな。
それぞれ突っ込みを入れると
・版元の集金力への嫉妬
・自分が稼げないという不満
が入り混じっていて、
なにをしたいのか、なにを目指しているのかがはっきりしない印象。
>>331 生産された全ての商品の価値が
潜在的な消費者まで含めて全て瞬時に伝わる
完全情報の仮定を置かないと
パブリッシャー無しなんて成立しえないからねえ。
ついでに言えば描く前から出来上がりの質が完全に分かってないと
ファンドも機能しないだろう。
パブリッシャーなしで漫画家が儲かる状況なんて、
市場競争が完全に機能する究極の競争社会の前提を必要とするわけだが。
>>332 媒体の変化によって既存の出版社が無くなるかもしれんが
結局のところ、中間搾取とやらの構図は変わらないよな
中間搾取が嫌なら他の手段はいくらでもある。
しかし優秀なコンテンツなら出版社に搾取されてもありあまる利益をもたらす事も可能。
もちろん雑誌についてる読者に合わせたコンテンツじゃないと駄目だが。
選択権は作家にある。
336 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/19(日) 00:26:30.29 ID:5fW0Ljn3
紙の本とくにマンガは、ネットに余暇時間を奪われたり、少子化でどの道先細り。
それが電子書籍に置き換わればますますマーケットは縮小するよ。
マンガの主な顧客の子どもたちはクレジットカードを持っていないからマンガの選択に親の意向が大きく働くようになり
「お行儀のよい」マンガにしなければならなくなる。そんなマンガは面白くないから全体として子供向け漫画の売り上げは大きく減少する。
大人相手の商売でもネット上で電子書籍を売りに出せば「ネットの無料コンテンツと比べて金を出すだけの価値があるか?」
と同一平面上で比較される。タダで読めてしかも参加できる2chより面白いマンガなんてそうそうないぞ(w。
結局マンガの電子書籍化が進めば、そうでなくてさえ縮小傾向にあるマンガマーケットは壊滅的な打撃を受けて
編集者もマンガ家もその多くは食っていけなくなるよ。
>>336 マンガもそうだが、小説の類もめっきり読まなくなったな。
そんなに娯楽に飢えているわけでもないし、
ネットのおかげでただでさえ活字を読む機会が増えているのに、
さらに読まなきゃいけないなんてめんどくさすぎる。
338 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/19(日) 01:16:38.03 ID:T66Sc2c7
漫画はすでに大人しか買ってないから電子書籍になってクレカが必要だろうと販売数はあまり変わらないよ
今だってアマゾンでクレカ使用だし
町に書店は無いしな
きっと漫画を読んでない今の子供は賢いよ
さっさと電子書籍化して、出版社いらないようにしろよ。
民主主義なんだから、多数決で物事を決めるのが筋。
340 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/19(日) 01:26:46.77 ID:5fW0Ljn3
>>339 ネタにマジレスするのものなんだが。
多数決なんて言っていたら電子書籍の時代なんて永遠にやってこないぞ(w。
突拍子もない天才技術者と突拍子もない天才経営者が
一般大衆が想像もしなかったようなコンセプトの新製品を売り出さない限り
電子書籍の普及は無理。
コンテンツがもっと充実して安くなれば、マンガとかラノベは電子書籍でいいって人は増えそう。
ただし、それで漫画家の待遇が改善されるかというと・・?
343 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/19(日) 01:40:25.65 ID:3J6pIRp8
>>338 >町に書店は無いしな
どこのド田舎に住んでるの?( ´・ω・`)
344 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/19(日) 01:49:50.55 ID:5fW0Ljn3
>>343 実際地方では物凄い勢いで書店が減っているぞ。
俺は東京在住だけど東京ですら俺の行きつけの店が最近二つ消えた。
少子化とネットの普及で雑誌やマンガが売れなくなったのが主な原因だろう。
345 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/19(日) 02:01:16.18 ID:Uvxub/f3
同人作家がプロになる必要性感じないのはこの辺だろうなぁ。
346 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/19(日) 02:06:26.15 ID:3J6pIRp8
>>344 減ってると無いの言い切るのじゃ全然違うからねぇ
それに大型店は増えてるらしいよ( ´・ω・`)
>>344 仕事に関連する分野の技術書に関しては、経費ということもあるが
月に数万は買う人間だが、物理的な本屋は広いし持って帰るのも
重くて足が向かず、ついついネットで頼む。
物理的な本屋の何がよいのかさっぱりわからん俺のような人間が増えてるんだろうな。
348 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/19(日) 02:08:06.09 ID:5fW0Ljn3
>>346 子どもの行動範囲は狭いから、中小書店の廃業と大型店の増加は、確実にマンガの売れ行きを減らしていくよ。
だからなんだっちゅー記事だな
一部のトップが大金稼いで下のほうは低所得で何か問題あるのか?
人気商売なんだから当たり前だろ
ミュージシャンだろうが作家だろうが役者だろうが同じだろ企業勤めしてるわけじゃねんだから
アニメーターは職業自体の労働条件が問題ありまくりだろうけど
>>348 売れてる漫画はコンビニやスーパーでも売っている
売れるものより売れないものを守る心配でもしたら?
コピー対策なんだろうけど場所取るし高いし見る気無くすよな
352 :
名刺は切らしておりまして:
まgdfbfg