[東京 10日 ロイター] ビール大手5社が10日にとりまとめた7月のビール系飲料(ビール・発泡酒・新ジャンル)の課税出荷量は、
前年比9.3%減で3カ月ぶりにマイナスとなった。
業界関係者によると、昨年の上中旬の猛暑の反動や一部地域で続いた記録的豪雨の影響が出て、出荷は低調だったという。
酒類別の出荷量は、ビールが前年比10.1%減と3カ月ぶりにマイナス、
発泡酒は同15.0%減となり18カ月連続のマイナス、新ジャンルは同5.5%減で3カ月ぶりにマイナスとなった。
ビール系飲料全体に占める酒類別の構成比は、ビールが52.7%、発泡酒が13.6%、新ジャンルは33.7%。
ビール系飲料の出荷量は、サッポロビール(サッポロホールディングス(2501.T: 株価, ニュース, レポート))、
アサヒビール(アサヒグループホールディングス(2502.T: 株価, ニュース, レポート))、
キリンビール(キリンホールディングス(2503.T: 株価, ニュース, レポート))、
サントリー酒類(サントリーホールディングスSUNTH.UL)、オリオンビールの5社の合計。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE87901220120810