[9日 ロイター] 三菱自動車工業(7211.T: 株価, ニュース, レポート)は、
北米で販売した電気自動車「i―MiEV(アイミーブ)」2012年モデルを300台弱リコール(回収・無償修理)している。
フロントとサイドのエアバッグシステムが作動しない恐れがあるとしている。
米道路交通安全局(NHTSA)に提出された文書によると
、同社は、米国で「アイミーブ」サブコンパクト・ハッチバックの2012年モデル261台をリコールしているほか、
カナダでも27台を対象に同様のリコールを実施する方針。
エアバッグセンサーと自己検知ソフトの不適合により、事故発生時にサイドのカーテン・エアバッグが作動しない、
あるいはフロントのエアバッグ作動が遅れる可能性がある。システムが作動していない場合、警告灯が点灯する。
同社は、センサーを取り替えて対応する。この問題に関連した事故や怪我は認識していないとしている。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJE87800K20120809