【ネット】NTT東西、IPv6普及に道筋 アダプターと一体化の接続機器配布[12/07/17]

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1やるっきゃ騎士φ ★
インターネット上の“住所”といえるIPアドレスの新規格「IPv6」を普及させるため、
NTT東日本と西日本が家庭に光回線を引き込む接続機器とIPv6用アダプターを一体化
させることが16日、明らかになった。

来年度から光サービスの加入者に接続機器を配布することを総務省の研究会が17日に報告、
7月末にまとめる報告書に盛り込む。
IPv6の利用率はNTT東西の対応の遅れから国内では1.5%程度にとどまっているが、
最大の光サービス加入者を抱えるNTT東西が対策を進めることで、普及が本格化しそうだ。

総務省の「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」は昨年12月、
IPv6利用料金の低価格化による普及の促進や、NTT東西の光サービス利用者による
IPv6利用時の遅延対策などを盛り込んだ報告書をまとめた。
ただ、その後も普及は進んでおらず、17日の研究会ではNTTがインターネット接続事業者
(プロバイダー)などと協力して利用拡大を進める具体的な普及策を提示する。

主な内容は、ホームゲートウェーと呼ばれる接続機器とIPv6用アダプターを一体化させて
配布する方法や、光サービスの新規契約時に従来のIPv4と同時にIPv6も申し込むよう
ユーザーに促すなど。有料か無料かを含めて、接続機器の配布方法を今年度内に決める。

米グーグルの調査によると、日本の今月13日時点のIPv6利用率は1.52%と低い。
一方、光サービスで後発だったKDDIは先行してIPv6対応を進めており、
「現在の利用者の大半はKDDIユーザー」(同省)とみられる。
KDDIは今年3月時点の利用率40%から、今年度中に100%を目指しており、
NTTでも普及が進めば利用率は一気に上がりそうだ。

【用語解説】IPv6 インターネットに接続するパソコンやスマートフォン(高機能
携帯電話)などの機器や、ウェブサイトに割り当てる識別番号で、データをやりとりする際の
“住所”となる新規格。従来のIPv4のアドレスは43億だが、世界的にネットの普及が
進んだことやネットに接続する機器が多様化したことで、2011年4月に日本の
割り当て分が枯渇。これに対しIPv6のアドレス数は無尽蔵とされ、電気自動車や家電など
ネット対応機器の多様化にも対応できる。

ソースは
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120717/bsj1207170500000-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120717/bsj1207170500000-n2.htm
dat落ちしていますが、関連スレは
【ネット】IPアドレスがほぼ無制限に 「IPv6」の運用を開始[12/06/06]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1338948346/