【ゴム】ブリヂストン、「BRICs最後の有望市場」ロシアに“鉱脈”[12/06/18]

世界最大手のタイヤメーカー、ブリヂストンが、日系メーカーにとって唯一の「空白地帯」と呼ばれるロシア市場開拓の検討に乗り出した。
今月、ロシアの乗用車用タイヤ工場から出荷を開始したばかりの横浜ゴムの追撃を目指す。
ロシアでは、独特の法規制や労働習慣の違いが鮮明で、市場開拓に苦戦するのは必至だが、
ＢＲＩＣｓ（ブラジル、ロシア、インド、中国）などの新興国の中で手つかずの地は残り少なくなっており、
新興国に攻勢をかける自動車メーカーと足並みをそろえ、「地産地消」戦略を加速させる狙いだ。

■世界一への試金石
　「ロシアという大市場でわれわれがプレゼンスなしでいくことは考えられない。
いずれ必ず進出する」。ブリヂストンの津谷正明最高経営責任者（ＣＥＯ）はこう明言する。

　同社が昨年１０月に発表した中期経営計画では、
利幅の大きい特殊用タイヤ事業の強化とともに、新興国での現地生産を進める戦略を打ち出した。
２０１６年に営業利益率１０％に高める目標達成には新興国の成否が鍵を握るからだ。

　今や世界最大の自動車市場に成長した中国市場では、無錫、天津両工場での生産を増強するなど、事業の拡大を加速。
さらに、同じく自動車産業が急速に発達しているインド市場では、インドール工場に加え、
プネ工場が１３年稼働予定で、乗用車用とトラック・バス用のタイヤを生産する予定だ。
　同社が中期経営計画で描く最終目標は「名実ともに世界一の地位の確立を目指す」ことだ。
そのためには、真のグローバル企業であることが重要。ＢＲＩＣｓの一角として、
今後の急成長が見込まれるロシア市場への足掛かりを築かないわけにはいかない。

■日系自動車が続々
　ブリヂストンが、ロシア攻略を急ぐもう一つの理由に、昨年末からロシアで乗用車用タイヤの生産を始めた、
ライバル会社の横浜ゴムの動きがあるのは間違いない。

　５月末。ロシア西部のリペツク州リペツク特別経済区。横浜ゴムは新工場の開所式を開いた。
南雲忠信会長兼ＣＥＯは万感の思いを込めて、こうあいさつした。

　「０８年にロシアを訪れたとき、成熟し始めた自動車社会の大きな可能性を感じた。
ヨコハマブランドの高品質製品を供給して、ロシアの発展に貢献したい」

　ロシアにはトヨタ自動車、日産自動車など大手日系メーカーが現地生産を始めており、
三菱自動車やマツダも現地生産を今後開始する。
ロシアの新車販売は今年にも３００万台を達成するとみられ、タイヤ業界の期待値も高い。
「ロシアは大型車が人気で高付加価値タイヤが売れやすい。資源国で将来性もある」（南雲会長）。

　横浜ゴムは、１３年夏までに日産４０００本、年産換算では１４０万本の生産を目指す。
さらにロシア市場でのタイヤ需要に応じて、将来的には年産４００万本以上に増強する青写真も描いている。
続きます>>2-5
世界のタイヤ需要
http://www.sankeibiz.jp/images/news/120618/bsc1206180501003-p2.jpg

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120618/bsc1206180501003-n1.htm

>>1より
しかし、横浜ゴムはロシア参入ではいくつもの高いハードルに遭遇した。

　商慣習・現地調達…高い壁

　行政手続きの煩雑さに手を焼き、稼働開始まで２年の計画が３年にずれ込んだ。
ロシアでタイヤの生産・販売を手掛ける子会社の鈴木伸一社長は
「許認可の範囲や手順が日本とは比べものにならないほど複雑で、
関連書類は１０メートルに達した」と話す。

　さらに深刻なのは、現地調達率の引き上げが一筋縄ではいかないことだ。
鈴木社長は「ロシアやウクライナなどで合成ゴムやスチールコード、カーボンブラックは現地調達のめどをつけた」と話し、
１４年までにロシアでの現地調達率を現状の１割弱から６割に高める方針を明らかにした。
だが、「現地メーカーの部品の多くは日系メーカーに比べて品質が劣るので不安」（業界関係者）との声も強い。

　現地調達率を引き上げるため、日系素材メーカーに新興国進出を促す動きも加速するが、
「国内のタイヤサプライチェーン（供給網）の崩壊につながる恐れがある」（自動車アナリスト）危うさもはらむ。

　数々のカントリーリスクを織り込んでも、ロシア市場は数少ない残された「フロンティア市場」だ。
生産体制確立の先には、販売網の拡大や現地の自動車メーカーへのタイヤ供給など課題も多い。

　さらに、安値攻勢を仕掛ける韓国、中国メーカーとの競争激化は確実で、
ロシア市場での勝ち残りは、タイヤメーカーの総合力の強さを問われることになりそうだ。（古川有希）

ロシア西部にある横浜ゴムのリペツク工場（同社提供
http://www.sankeibiz.jp/images/news/120618/bsc1206180501003-p1.jpg
以上です。

石橋を叩いて渡る

サハリン２を忘れてないか？

準備だけさせられてお金がドブにってことにならんか？

おいおい、ロシア人でさえ、ロシアで作ったトヨタの新車ではなく、日本で作ったトヨタの中古車の方が信頼出来るって言うお国柄だぜ

プーチンがぽっくり死んでも
安定した市場でいられるかなあの国？

ロシアはフリーダムだから信用できることなどない

×　BRICs
○　BRICS（ブラジル、ロシア、インド、中国、南ア）

ポーランド辺りで拠点を作ってから入ればいいのに

ポーランドの位置
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20071031/139240/map.gif

電子ペーパー事業に期待してたんだけど、ググったら撤退してたのね

このためのポッポ息子だったのか

鳩山タイヤが紀一郎を人質に差し出してロシア利権漁りに御執心

輸出すればいいじゃん

ポテンザ・ヘンペイスキー

こういった企業って、100年、200年、300年先とか考えてるのかな。

日本なんて　　実は輸出なんかに全然頼ってない国だから

一部のこういう世界展開してる会社は勝手にやってくれっていう感じ

>>15
少なくても一般株主や機関投資家はそこまで考えてないが

大株主様から無理難題

ロシアは国土の割に人口が少なすぎる
中国人いれたほうがいいだろ

サハリン２って環境問題が〜とか言われてプーチンにとられた
現ガスプロムでしょ？
設備投資と人員教育だけさせてこれからと言うときに全部取られると言う
体たらく。
あれ以来ロシアへの投資ってハイリスク低リターンなんだなぁと思ったけどね。

鳩山由紀夫の息子がモスクワ大学にいるから？

史上最低ルーピー首相を生み出したブリヂストンは謝罪会見しろ。

>>1
> 関連書類は１０メートルに達した

どういう並べ方？

はい死亡

>>15
100年先なんて考えたってしょうがねえだろ
10年先の世界経済すら読めっこねえのに