【製紙】大王製紙の「お家騒動」に終止符　北越紀州が筆頭株主に［12/06/20］

ソースは
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120620/bsg1206201009010-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120620/bsg1206201009010-n2.htm

創業家と経営陣が対立していた国内製紙４位の大王製紙が、同５位の北越紀州製紙と
資本提携交渉をしていることが２０日、分かった。
北越紀州が、大王の株式の約２割を創業家から取得し、筆頭株主になる方向で、
月内の合意を目指す。
大王は前会長の巨額借り入れ事件を機に深まった創業家との対立に終止符を打ち、
北越紀州との連合で経営の立て直しを図る。

両社の資本提携が実現すれば、２０１２年３月期の売上高の合計で６０００億円を
超え、王子製紙、日本製紙グループ本社に次ぐ第３位連合が誕生する。
北越紀州は印刷用紙が主力で、大王は「エリエール」ブランドのティッシュペーパー
など家庭紙に強く、事業を補完できる関係にある。主力工場も北越紀州が新潟県、
大王が愛媛県と分散している。

製紙業界は、国内需要の低迷や中国からの安い輸入品の増加などで経営環境が
厳しさを増しており、提携による規模拡大と効率化によって競争力を高める。
製紙業界では王子製紙が０６年に当時の北越製紙に敵対的株式公開買い付け
（ＴＯＢ）を仕掛け失敗。再編は０９年に北越が紀州製紙を完全子会社にして以来
となる。

大王の経営をめぐっては昨年９月、創業家出身の井川意高（もとたか）前会長による
巨額借り入れ事件が発覚。佐光正義社長ら現経営陣は、前会長の父親である
井川高雄元顧問を解任し、「脱創業家」を目指して創業家が保有する
グループ関連会社の株式の買い取りを要求した。
だが、創業家は経営陣の提案に応じず、逆に株式を保有する関連会社の経営陣を
入れ替え、支配を強化する泥沼の「お家騒動」に発展していた。

北越紀州は、ティッシュペーパーなどを製造する大王のグループ企業１８社の株式の
大半を創業家から取得したうえで、大王へ売却する方向。これにより現経営陣と
創業家の対立に伴う大王グループの異例の分裂状態は解消される見通しだ。

-以上です-
“大王製紙と創業家が経営権を争う主な関連会社”という表は
http://www.sankeibiz.jp/images/news/120620/bsg1206201009010-p1.jpg
■北越紀州　http://www.hokuetsu-kishu.jp/
　H24.06.20　本日の一部報道について
　本件は当社が発表したものではありません。
　http://www.hokuetsu-kishu.jp/pdf/OSIRASE/20120620_release01.pdf
　株価　http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=3865
■大王製紙　http://www.daio-paper.co.jp/
　株価　http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=3880

結局創業家一族は追い出されることになったか

創業家が引き継ぐにも、引き継ぐ人材がいない。

全部売却してその金で新しい事業起こせや

オリンパスと合併した方が絶対良いと思ふんだが

なぜ北越紀州が創業家から株を取得できたのか書いてないな

どうみても

>>6
どういった取引が考えられる？

三菱商事が北越紀州製紙の２０数％のダントツ株主。
三菱グループでは三菱製紙があるが、あまりぱっとしない。
三菱グループとして、北越紀州製紙、大王製紙、三菱製紙をまとめあげて、
日本製紙や王子製紙に次ぐ３位グループを造る構想なのだろう。

よくわからないが大王本体の株なの関連会社の株なのか？

創業一族は一度潰してるから本体株の保有率が低いだろう
そもそも創業一族が本体株支配してればこんな自体になってないわけだし
ここの問題は本体が営業で製造はすべて関連会社に委託
その子会社を創業一族が押さえていることだろう
大王本体と関連会社には資本的には薄かったと思ったが

経営手腕と才能は学歴や家柄ではなく、知識があれば責任感と合理的な判断力できまる。

そんな人材は普通の日本人として国内に沢山いる。ただしマスコミ露出は2流が多い。

問題は政治や経済の無能な権力者が、日本人の優れた人材を嫌っていることだ。

>>8
井川一族にしてみれば、番頭に会社を取られるのは癪に障る。
しかし、バカボン息子のことがあり復権も難しい。
ならば商売敵の北越紀州に売ってしまえば、番頭に会社を取られたことにならない。
打倒・王子の看板も守れる。

>>12
どっちにしろ井川一族終了ってことか・・・
これから何で食べていくんだろ
株の売却益と不動産とか持ってるのかな
一族内輪揉めとかメシウマ

井川意高さんは貸借対照表の見方さえ知らないアホだと聞いたけど、東大でてる
くらいだからアホじゃないと思うよ。
ただたんに経営者に必要な知識を学ぶことが面倒だっただけだと思うよ。
必要なことは全部取り巻き連中がやってくれたから、経営者として何もやること
がなかったんだと思うよ。

アホと言うのは知識の話じゃなくて、人としてって事じゃないの？

そうゆうやつはホアしましょ

>>14
いや、驚く無かれ、井川意高は、社長の時は経営者としての評価は高かった。
特に製紙業界ではね。
若くして社内でも社外でも高かった。

問題なのは、ある一時から遊びがひどくになっていって、
その後はＦＸとギャンブルにどっぷり。
穴埋めに会社の金に手を突っ込んだ。

こいつの問題点は
新卒で同族会社に入ったってことだろう。

せめて、５年でもいいから、商社なりどっかで働く経験と
アイビーリーグあたりで、ＭＢＡでもとるなり
社会体験と国際体験を積んでれば
井の中の蛙にならなかったと思う。

>>17
会社の金で遊んでるんじゃアホじゃなくてバカだろ

>>18
そうなんだよな。
一言でいうとアホのボンボンって感じだ。

子供の頃からの勉強が全くの無意味になった感がある。

昔、歴史系の雑誌にて、徳川綱吉を「バカでアホならまだいいが、バカで＜賢い＞ほど扱いにくいものはない」とｗ

けど、先代会長が、まだ生きてて良かったな。
親父の井川高雄は、創業者の父と倒産したり再建したりと色んな経験があったから。
取り合えず、生活再建は出来た訳だからね。
まだ４７歳なんだし、あとは一生遊んで暮らせばいいよ。

しかし、立志伝中の人物、創業者の井川伊勢吉が平成２年に亡くなった時、このボンクラは２３歳で東大卒業した年か。
爺さんはさぞ自慢の孫だったろうな。

新潟にあるのか

あのごく潰し会長はカネを使いたい放題で得したってこと？

>>23
大損やろ！
一族全部、グループ会社から追放されたし、給料、遊興費も経費から出ない。

将来、自分の一族が経営者にもなれない。

でも、創業２代目の巻き返しで、なんとか最低限のとこは取れたってことだろうがな。

馬鹿の３代目と創業者と二人三脚でやってきた親父との今の親子関係を知りたいな。

>>17
経営者としては悪くなかったと聞くね
まあ、育て方を間違ったんだなｗ

ほりえもんの時にさんざん言われた「ホワイトナイト（白騎士）」が現れたってとこかｗ

北越紀州ってことは新潟と三重？

>>10
井川家の持つ株を大王・関連会社含めすべて引き受けて
関連会社分は大王に売却するらしい。
そして残った大王の井川家持ち株20%は北越紀州がそのまま持って筆頭株主になるんだと。

こじれまくった関係の中で井川家としても北越紀州を通すことによって面子守ったって感じじゃね。
大王経営陣に対しても北越傘下になってざまあとか思ってそうだしｗ

>>27
旧紀州製紙は和歌山。
旧北越製紙は創業と本店が新潟県長岡、現本社は東京。

新潟市には一番主力の工場がある。

>>29
和歌山じゃなくて三重県紀宝町
和歌山との県境だけどね

>>30
名前に騙されたわｗ
本店大阪の本社東京（2002年に移転）だったんだな。

>>9
三菱商事は自分で製紙やる気ないよ。

たぶん三菱製紙はいずれ手放して王子辺りが買う

もう全部一緒になって日本大王子でいいだろｗ

安いティッシュのイメージしかないｗ

北越紀州って王子から突然TOB奇襲を仕掛けられたあの会社か?

>>35
スマン
>>1の記事に書いてあったなｗ

大王か
こんな裏口上場の手口もあるんだなと思った記憶があるな
一部上場企業を非上場の子会社経由で利益吸い取るとかすごいよな
まぁ、一度破綻から持ち直した元会長の腕力と発言力があってのことだろうが

>>34
何も思い浮かばないよりはずっとマシだな

もう無駄な高給取りをなくして
従来の７割引き、８割引きで売るしか無いだろ。
反省して世界一激安路線を進んでいけばいいだろ。
原価で販売できるようにしていかないと駄目だよ。
激安以外消費者の心はつかめないよ。

安売りの道を歩むしか無いだろ
何処よりも安ければ買うしかないからな。
世界一激安を目指して従来の９割引き程度で頑張っていかないと
消費者はツキに見放されそうだからふうすい的にもNG扱いだろ。

訳わからんな（−＿−；）
息子がした事をなんで親が責任取らんといかんの？
もう中年だろ？

バカ息子あっぱれ(笑)

>9
もっと先まで考えてるよん。

王子がＴＯＢかけたとき北越製紙の工場だか技術だかが最新鋭ですばらしいから
それが欲しかったとか言われてたな。いまでも業界内で優位にあるのか北越の設備は。

八戸(三菱製紙)、新潟(北越紀州)、三島(大王)の三工場に集約するんだろうな商事主導で。

リアルバカボンｗｗｗｗ

ギャンブルは本当に恐ろしいわ

>>9
三菱鉛筆のコピペを頼む

今の東京三菱銀行の前身である三菱銀行も、元を辿れば
三菱鉛筆資金部が独立・分社してできたもの。
現在の三菱商事も、そもそもの淵源は三菱鉛筆販売部が
販路を世界に拡大するために分社化して設立された。
三菱倉庫は、三菱鉛筆が製品の鉛筆を保管しておくために
建てた一棟の倉庫がルーツとなっている。
三菱重工業も、三菱鉛筆が鉛筆製造の機械をドイツからの
輸入に頼っていたのを自社生産すべきだとなって社内に
設立した三菱鉛筆機械製作所が、他の機械の生産も手がける
ようになり、その後拡大に拡大を重ねて現在のような大企業にまで成長した。
また、日本光学（現ニコン）は三菱鉛筆が鉛筆を切断する際、より高速に
切断できるように非接触で長さを測れる測距儀を製作したのが始まりである。

三菱地所は、三菱鉛筆が将来の事業拡張に備えて確保して
おいた用地を自社で使う予定が変更になったため、ビルを
建設して賃貸に出し利益を上げようと設立した三菱鉛筆不動産部が発展したものだ。
また，三菱鉛筆は、早い段階から社員の福利厚生にも注力
していたが、特に力を入れていたのが社員の家庭を守る
ための生命保険制度で、この三菱鉛筆独特の生命保険制度が
今日の明治生命保険の母体となっていることは周知の事実であろう。

ある年の冬に倉庫が全焼して鉛筆１０万本も焼失した。これを契機に損害保険業務子会社をつくり後に東京海上となった
三菱製紙は鉛筆製造時に発生する木屑を有効利用する事業として始まった。
三菱樹脂はシャープペンの芯に混ぜ込む樹脂の研究チームが独立した。
三菱マテリアル（旧三菱金属）はボールペンや消しゴム付き鉛筆に使う金属素材の調達部署であった。
三菱化学は鉛筆装着用消しをゴム開発することからスタートした。
麒麟ビールは鉛筆の芯に使用する黒鉛を製造する際の熱源として
当時使われていた麦わらの麦の有効利用のため創業された。

だから三菱商事がやる気ならこれまでいくらでも再編をやれるチャンスというか
各製紙会社の株を持っているのにこれまでなにもしていないで三菱製紙を
単独で放置している時点でだな、やる気がないとすぐに分かる

>>50
いや、対北越のTOBが失敗したようなもので、
この業界って外から再編を主導してもうまくいかない事情がいろいろあるんじゃないの

>>51
まあ王子と日本製紙が並び立ってるしなあ。
北越TOBのときだって三菱商事以外にも「反王子」で日本製紙やらなんやらが
そろって北越側についてたし。

業界のみんなが既に忘れていること：

日本製紙とレンゴーの合併計画の崩壊