【経済】欧州債務危機の深刻化、中国経済の減速、原油価格などの上昇が世界経済リスク:内閣府が見通し [12/06/02]

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内閣府は3日、世界経済の現状と見通しを分析した報告書「世界経済の潮流」をまとめ、
今年の世界経済の実質成長率は2%後半から3%の間になるとの見通しを示した。
リスクは「下方に偏っている」として、
リスク要因に、1)欧州債務危機の深刻化、2)中国経済の減速、3)原油価格などの上昇を挙げた。

焦点の欧州経済は、当面弱めの動きとなるが、外需の持ち直し傾向などを背景に、年後半から持ち直すシナリオを描いた。
しかし、景気の回復見通しは各国の政策努力が奏功し、債務危機をめぐる不確実性が低下することが前提。
逆に債務危機が深刻化すれば「世界経済に重大な影響を及ぼす可能性」もあると指摘した。

中国経済は今年、政府目標を上回る8%程度の成長を予想。
ただ、投資主導の経済が過剰流動性などの歪みを生んでいるとして、政府が進める消費拡大策の行方に関心を示している。

ソース:ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE85101520120602