【エネルギー】火力発電の安価な新燃料JCF 日揮、開発・生産へ 重油の3〜5割安 [12/05/23]
1 :
Biz+依頼スレ356@のーみそとろとろφ ★:
日揮は火力発電用の新しい低価格燃料を開発し、2015年から生産を始める。
これまで使えなかった低品質石炭を加工して液化した燃料で、約300億円を投じてインドネシアに生産設備を建設。
日本やアジアで販売し、3〜5割安い価格で石油火力向けの重油の代替を目指す。
世界の石炭埋蔵量の約半分を占める低品質炭の活用が進めば火力発電コストの低下につながりそうだ。
東京電力福島第1原子力発電所の事故以降、火力発電燃料…
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http://www.nikkei.com/access/article/g=9695999693819696E3EBE2E09B8DE0E0E2E7E0E2E3E09F9FEAE2E2E2 低品位炭原料の新液体燃料JCFRが、商業化に向け大きく前進
―実証プラントが完成、デモ運転を開始―
日揮株式会社(代表取締役会長 兼CEO 竹内敬介、横浜市西区みなとみらい2-3-1)は、
インドネシア共和国(以下「インドネシア」)で進めてきた
低品位炭を原料とする新液体燃料(JCFR: JGC COAL FUEL)を製造する
実証プラント(年産約1万トン)の建設および試運転を完了し、
5月24日デモンストレーション運転を開始したことをお知らせいたします。
今回デモンストレーション運転を開始したことはJCFRの商業化に向けた活動が大きく前進したことになります。
なお、実証プラントの建設地である同国カラワン県(首都ジャカルタから東に50キロ)において、
日本・インドネシア両国政府関係者および当社のビジネスパートナー出席のもと竣工式を執り行いました。
世界第4位の人口(約2億4,000万人)を擁するインドネシアは年6%強の経済発展が続いています。
経済発展を支えるエネルギーの安定供給、特に国産エネルギーの開発はインドネシアの最重要課題です。
一方で、同国の原油生産量は減少し、2004年以降は原油の純輸入国に転じました。
そのため一次エネルギー源の主体は石炭へシフトしつつあり、
インドネシア政府は国内石炭資源の積極的活用を推進し、
特に国内炭のうち約8割を占める低品位炭の有効活用を
同国エネルギー政策における重要課題の一つに掲げています。
当社はインドネシア政府が推進する低品位炭の有効利用に資することを目的に、
カラワン県においてJCFRを製造する実証プラントの設置を計画し2010年9月建設に着手、
当社子会社JGCインドネシア(本社: ジャカルタ)が建設工事を遂行し、
2011年11月プラントを完成しこれまで試運転を実施してきました。
中略
当社はデモンストレーション運転を2014年3月まで実施し、
その間さまざまな炭種を用いてショーケースとして多くの関心ユーザーにJCFRの製造及び燃焼を体験して頂き、
ご要望に応じてサンプル提供を行う予定です。
また、並行して当社は2015年を目途にインドネシア国内で低品位炭の権益確保からJCFR製造、
そしてJCFRを燃料とした発電などの事業の実現を目指して、さらなる活動を進めております。
http://www.jgc.co.jp/jp/01newsinfo/2012/release/20120524.html
新燃料と聞くと聞こえはいいが 要は石炭だろ
3 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:05:56.75 ID:iZZTEuOt
地球温暖化促進かよ
4 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:07:01.84 ID:v7x0t6Kq
>>2 今の日本は火力シフトで貿易赤字出まくりなんだし
贅沢言うなよ・・・
インドネシアってTPP不参加じゃなかったっけ?
日経の記事とは思えないな。
なんか裏がありそう。
6 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:07:24.50 ID:Wz8BZt99
これ、低品位とはいえ、石炭をそのまま燃料として燃やした方が効率がいいよね
液体にするために 石炭のエネルギーの30%くらいは無駄に加工の熱として使っちゃうんだろう
石炭と同じ量のCO2を出しまくって、エネルギーは30%少ないとか
環境には悪い方法だよね。
ルーピーでも判ることじゃないの
7 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:07:59.79 ID:m08T25ml
>>2 というか、褐炭とかの低品位な石炭の利用の模索ってずっと昔からやってたはず。
8 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:08:27.50 ID:LeVqjq9Y
やっと販売までたどり着いたのね
結構長い道のりでしたね^^
豪州の泥炭の方はどうなってるにょ?
この期におよんでまだ環境かよwww
でかいボイラー
11 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:18:11.49 ID:m08T25ml
>>9 環境じゃなくて経済とかエネルギー戦略の話だろ。
日本からすると中東よりインドネシアの方が近いから輸送費も安くなるな。
>>1に書いてあるけどインドネシアは元々は石油の輸出国だった。
それが枯渇して輸入国に転落。石炭の活用はインドネシアのエネルギー戦略に
深く関わる問題でもあるわけだが、そこで日本企業との取り組みが成果を上げた。
価格は重油の半値以下と競争力がありそうだけど、あとは生産量だろうな。
せっかく需要があっても品切れで機会損失じゃ、もったいないな。
12 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:22:20.69 ID:OV3I3BRS
もし戦前に成功していたら…
>>2 石炭いいよ、石炭
・燃料代は 2円/kWh程度、原発分に必要な石炭の価格は6000億円程度
・価格はコスト意識にシビアーな製鉄会社がリード
・産出国は政情が安定、みんな大好きホルムズ海峡関係ありません
・資源はたくさんある。原発分に必要量は世界の生産量の1.5%以下
・LNGと違い長期備蓄が可能
・原発分の電力を発電しても、世界の排出量の0.7%以下
新潟の天然ガス集めて発電とかできないの?
地中からタダで出てくるエネルギーだし
15 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:27:05.14 ID:v7x0t6Kq
>>12 日本軍の快進撃・・・だろうけど
けっきょく最後に核落とされるだけじゃね?w
>>6 石炭は輸送コストがかかって効率はそんなに差がつかないのかもしれない。
まあ、数字を見て話しているわけではないので実は効率ボロ負けかもしれないが。
大気中のCO2を凝縮して炭素燃料作って燃料にすれば、CO2問題も解決だお。
18 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:33:04.61 ID:cvngoe7k
>>7 確か神戸製鋼が褐炭を使った新燃料を開発してたね。
19 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:33:40.41 ID:KoeT+Thy
>>2 > 新燃料と聞くと聞こえはいいが 要は石炭だろ
エネルギー埋蔵量の点では、石炭が飛び抜けて多くて
多くの国では「最後の資源」として温存しているんだから、
安く液化して重油用設備で使えるならば、「何だ石炭か」なんて腐す必要は皆無。
20 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:36:25.46 ID:tKSQ+CCR
そもそも燃料として使えないのを燃料にして使えるようにするってこと
21 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:41:15.36 ID:dsQfYz8D
>>6 低品位炭は、水分が多すぎてカロリーが低く、日本まで輸送すると
輸送コスト=水分の輸送のために消費するエネルギーが高すぎて
ペイしないんだよ
インドネシアも地震国だから、原潜型の海中原発を輸出してあげて
核熱で低品位炭を「化学的に液化」=人造石油化するなら悪い考えではない
------------
>>8 いやあ、日揮は技術戦略を間違えているよ
貴重な埋蔵炭素のノーブルユースを考えるなら、物理的な石炭スラリーは間違いで
化学的褐炭液化によって、「メガソーラーでは供給できない」
ナフサ・ジェット燃料・船舶燃料・製鉄還元材にケチりながら使うべきで
発電なんて「2070年以降は再エネ」「2070年までの過渡期は原潜型海中原発」を使って
貴重な埋蔵炭素のムダ遣いはやめるべきだ
船舶用DIESELに使えるなら、その用途に限って核熱スラリーでもいいとは思うが
反応温度を330度から300℃に引き下げて原子力で加熱すべきだな
しかし基本的には
1)「原子力褐炭液化」によってナフサを作り
2)ナフサで有機薄膜メガソーラーや、熱可塑FRP風車を作り
3)使用済み有機ソーラーシートや風車FRPは、粉砕して重油と混ぜて
核熱で480度に熱して200気圧で水素添加して油化して
更に水素化分解でナフサに戻して
「鉄よりレア元素である炭素は 鉄のように 燃やさないで循環使用すべき」
使用済み風車FRPや、使用済み有機薄膜シートを核熱で、ナフサに戻さないなら
石炭を掘りつくしたら、ソーラーや風車を作れなくなっちまう
とりあえず日本語でなんて呼ぼう。液炭?
23 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:42:20.69 ID:pVSaojTg
>>11 いや、
>>1にではなく
>>6に言ったのよ。
インドネシア、日本の双方の利害が一致するわけだからいい話かと思ったら、
>>6がカンキョウガールーピーガーとか書いてるから嘲笑しただけw
24 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:43:07.38 ID:mAWdmC/h
鳩山 「俺がCO2 25%減を世界に向けて約束したから、火力発電は増やせないんだよ」
25 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:43:54.35 ID:m08T25ml
>>13 ドイツの発電量の半分を担っているのも石炭火力なんだよね。
国内で採れることもあって安く上がる。
本気で脱原発を考えるなら、安価な石炭火力を増やすことを本気で考えるべきなんだがな。
26 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:45:40.26 ID:DmEkSbPI
羽柴秀吉ではないけら夕張で露天掘りするか?
27 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:46:31.16 ID:mAWdmC/h
28 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:48:54.10 ID:KCvFDnbd
液化した石炭なんだから、重油より安けりゃ市場破壊が起きるww
まあ、熱量とか、排気ガスとかいろいろ違いがありそうだけどな。
29 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:50:29.91 ID:UITWkSgk
>>19 だね。石油は今間違いなく枯渇しつつあるけど、石炭は膨大な埋蔵量があって、
それが使える限りは人類は燃料に困らない。
環境破壊と品位の低ささえ気にしなければ、シベリア辺りには膨大な量の泥炭が埋まってる。
30 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:52:10.73 ID:dsQfYz8D
おまいらに
石炭液化には
石炭液化 =化学的液化=人造石油=ジェット燃料やプラスチック製造にも使える
石炭スラリー=物理的液化=石炭を粉にして、石鹸水と混ぜてドロドロにした奴
=ジェットやプラスチック製造に使えない
の2種類あって、この技術は後者=石炭スラリー系
1970年代から、褐炭をスラリーにする研究は存在したけれど
炭より木に近い、若い石炭は、石鹸水を大量に混ぜないとドロドロにならず
そうやってスラリー化しても、すぐ石鹸水と分離して沈殿してしまい
従来は褐炭はスラリー化困難と思われていた
この技術のポイントは
「炭より木に近い若い石炭も、330度の熱水で蒸し焼き=炭焼きすれば
急速に炭化が進んで、石炭スラリーの原料にできるようになる」
ということのようだ
31 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/25(金) 23:55:23.94 ID:m08T25ml
>>28 昔の日本は石油火力の割外が飛びぬけて高くて、オイルショック以降、脱石油依存で
原発やLNG火力とともに石炭火力も推進されてきた。
今や発電量の割合ではLNGと並んで石油より多いぐらいになっている。
液化した石炭なら石油火力の設備が流用できるかもしれないし、それが可能なら、
経済的にもエネルギー戦略的にも望ましいと思うな。
石炭火力は起動に時間がかかるから止めたり動かしたりってわけには行かないけど、
石油火力なら石炭火力よりは起動にかかる時間が短いし。
32 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/26(土) 00:01:03.26 ID:tXf+V180
石炭の埋蔵量は膨大とはいっても、高品位炭は地下深くの条件が悪いものしか
残ってないという話もあるからね
低品位炭の有効利用技術開発がうまくいくといいね
これは戦前・戦中の人造石油みたいなもの?
石炭から作るとか書いてあるし
気を付けないと原子力マフィアに燃やされるんじゃねw
35 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/26(土) 00:08:35.42 ID:6z4MBdTV
>>33 >>30を見れ
戦時中の奴=当時の戦闘機や戦車のガソリンエンジンを動かすための
化学的石炭液化=人造石油・石炭からガソリンを化学合成
これ 褐炭の粉を330度熱水で蒸し焼きにして、石鹸混ぜて
ドロドロにしただけ。
ガソリンエンジンにもジェットエンジンにも戦車用DIESELにも
使えない
船舶用の超大型Dieselなら使えるかもしれない程度
37 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/26(土) 00:18:49.38 ID:6z4MBdTV
つうか、化学的石炭液化は、
技術的には、ナチスドイツの時代には実用化していた技術だけど
石油が1バーレル50-80ドル以上にならないと採算が取れない技術
戦時中は、海洋封鎖や潜水艦によるタンカー撃沈で、石油が入ってこなくなるから
ペイするんだけどな
そんで、この技術にとって気の毒なことに、戦争直前に発見された
中東の大油田が、戦後稼動を始めたために
石油の値段は1バーレルあたり1960年代は2ドル 1980年代初頭は50ドル
1985-2004年は20-30ドルだったから 石炭液化は冷や飯くいだった
最近、1バーレル100ドル以上になったから、中国が石炭液化プラントを
ガンガン建てようとしている(新幹線に続く、中華式「儲かる公共事業」第2弾)
おまえらは、1985−2012年に育ったから
「石炭液化は技術的困難で実用化しなかった」とカンチガイしてる香具師が多いけどな
38 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/26(土) 00:52:30.35 ID:+V/pQUJa
>>30 液化石炭というのがあったなあ、と思ってたけど、さんきゅ。理解した。
39 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/26(土) 06:03:29.60 ID:nQ4cIEY6
北海道でとれるよ亜炭
さっそく原子力村から微々たる金をもらっている統一教会系のひきこもりが中傷しているな。
41 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/26(土) 13:22:33.62 ID:EbI3U8MI
バリバリ、名張
42 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/26(土) 13:33:41.95 ID:TmpY2ori
オオマサガスはどうなったの?
次はシェールオイルとオイルサンドの増産だな。
メタンハイドレートは国益上温存が正解。
但し、支那の植民地にならぬよう気をつけてね。
44 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/27(日) 04:26:52.97 ID:UPsFUoFd
社員の給料しっかり9割削減して安い燃料買って
自由化して料金半額以下にしていかないと駄目だろうな。
45 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/27(日) 05:42:41.98 ID:ZvRy1ztO
良さげだな、日揮を拾って見るか
46 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/27(日) 05:58:11.97 ID:6dnaPwgM
てか代替技術できまくってるんだから
石油のほうの価格も下がれよ
47 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/27(日) 12:09:52.37 ID:6jgqEDH3
オリマルジョン火力発電にも光を当ててやってください。三菱。
>>48 オーストラリアからの航路でマラッカ海峡を通るのか?
それとマラッカ海峡が封鎖されるような事態になれば、原発の電気云々では済まないよ。
日本の消費エネルギー自給率18%ぐらいで原発は5%程度、残りのエネルギー、資源、食料の
輸送のほとんどを海上輸送に頼ってる島国なのに、海上封鎖された時のために原発(5%)が必要て、
ほとんど意味がないよ。その時は原発すら動かせないから。
金子哲雄あたりならいいそうだな。実際ホルムズ海峡がとか言ってたから。
50 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/29(火) 13:02:08.94 ID:dJsxiKRs
【ピザでも食ってろデブ】
経産省が潰しにかかるな