【コラム】電子書籍ビジネスをめぐる企業闘争 ITmedia eBook USER[12/05/10]
1 :
Biz+依頼スレ172@のーみそとろとろφ ★:
世界的に見ると、現在の電子書籍市場の状況は、巨大企業が電子コンテンツをめぐって闘争を繰り広げており不確実性に包まれている。
本稿ではそうした状況を俯瞰してみよう。
現在の電子書籍市場の状況は、巨大企業が電子コンテンツをめぐって闘争を繰り広げており不確実性に包まれている。
Amazon、Appple、Barnes & Nobleなど大手出版社はビジネスを賭けてWeb上でも法廷でも戦っている。
Amazonは電子書籍リーダーを2007年に、ソニーは2006年にローンチした。
当初、両デバイスは少数派のアーリーアダプターに依存していた。
そのころから、新規参入者が両社の電子書籍リーダーとコンテンツ流通システムとの戦いに加わった。
電子書籍リーダー自体はここ数年でより洗練され、
多くのデバイスは電子書籍リーダー上で直接書籍を購入するための無線LAN環境を提供している。
デバイスの処理は高速化され、ページ送りも安定化する一方、価格は100ドルを切っている。
そもそも、人が電子書籍リーダー購入を決める理由は多く存在する。お金を節約するための人もいれば、
本棚のスペースを節約するための人もおり、あるいは、旅の荷物を軽くしたいという人もいる。
ユーザーの金をめぐる戦いは最盛期にあり、米国司法省と大手出版社との継続中の法的闘争にまで発展した。
これはAmazonによる紛れもない市場独占、卸値でのコンテンツ購買力、ライバルを駆逐する能力により生じている。
Apple、Penguin、Macmillanは優位性のある展望を推進するための電子書籍価格カルテルを維持するのに現在も継続中の法廷闘争に従事している。
出版社が電子書籍価格の公平性をめぐって法廷闘争を繰り広げるだけでなく、小売領域でも戦いが巻き起こっている。
最近、TargetはAmazonの電子書籍リーダーとタブレットを自社のストアで在庫しないことにした。
これは主にAppleがTargetとさらに排他的な関係構築を望んでおり、直接的な競争を脱しようと試みているためだ。
AppleとAmazonはここ数年に渡って戦いを繰り広げてきた。
継続している争いの主な原因の1つはiOSのエコシステム上ですべてのアプリ内購買をコントロールするためのAppleの規約だ。
Amazonは公式アプリ内でAppleに売り上げの3割を支払うことに反対し、
現在アプリ内で直接書籍販売することができない苦境に陥っている。
AppleはAmazonを苦境に立たせるためにその施策を行なっているようで、
それにより出版社と小売業者の関係を制限するべく影響を強めている。
これは疑いようもなく世界第2位のタブレットメーカーたるAmazonの野望に影響している。
昨年、Amazonは480万台のKindle Fireを出荷し、ホリデーシーズンの需要を取り込むことでクリティカルマスに達した。
同社は基本的にタブレットメーカーで自社のシェアを広げているが、2012年第1四半期の売り上げはは72万8千台に落ち込んだ。
Kindle Fireはクリティカルマスに達し、デバイスを欲していた誰もがすでに所有しているようだ。
続きます
>>2-4 http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1205/10/news041.html
2 :
のーみそとろとろφ ★:2012/05/11(金) 17:06:07.85 ID:???
>>1より
Barnes & Nobleは最近、Microsoftから3億ドルの投資を受け、自社のブックストアをWindows 8に統合する予定だ。
これにより世界中のユーザーが教科書と電子書籍を購入することができる。
これはBarnes & Nobleが海外への事業拡大を果たすために必要な動きで、過去には成功していない。
Microsoftも電子書籍市場でほとんど成功しておらず、この提携により利益を享受する。
電子書籍市場全体は過去数年で大きな成功を収めてきた。
英国市場は2011年に366%成長し、電子書籍は出版業界全体売り上げの7%を占めている。
一方、米国では米国出版社協会(AAP)が電子書籍が2月の成年向け市場の31%を占め、
1年前同期の27%からシェアを伸ばし、
さらに児童およびヤングアダルト向け市場では1年でシェアを10%から16%に伸ばしたと公表した。
活況を呈する米国市場全体の2012年の売り上げは25億ドルと予測されている。
電子書籍リーダーは現在、電子コンテンツを読むのに最良のデバイスで、
Yankee Groupは関連企業が2014年までに82億ドル以上に相当するデバイスを売り上げると予測している。
Amazon、Kobo、Barnes & Nobleといったほとんどの企業はもっぱら米国市場に集中していたが、
昨年来、海外へ拡大する姿勢を見せている。
KoboとAmazonは英国、スペイン、ドイツ、フランス、デンマークで電子書籍リーダーのマーケティングを開始し、
今年中に南アフリカへ打って出ようとしている。Barnes & Nobleは市場拡大に積極的ではないが、
英国市場に進出しており、今年中に新規電子書籍リーダーとストアをリリースするはずだ。
電子書籍リーダー、タブレット、電子書籍はここ数年、前代未聞の成功を収めている。
過去にないほどの売り上げが懸かっており、企業は業界全体の礎を築こうとしている。
Google、Kobo、Apple、Barnes & Noble、Amazonはユーザーの金をめぐって激しい戦いを繰り広げている。
デバイスを値引き販売する企業もあれば、何百万台という無料書籍を提供する企業もある。
大手出版社とデバイスメーカーの裏取引に米国司法省が介入したことで事態が複雑になりつつあると思うなら、
何も見えていないということだ。
追記:筆者は最近、まさにこのテーマでFinancial Timesのバーニー・ジョプソン氏にインタビューを受けた。
ジョプソン氏の素晴らしい記事をチェックするようお勧めする。こちらで記事を読むことができる。
以上です。
3 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/11(金) 17:10:21.42 ID:KY4njaFo
規格が統一されるか互換性が半永久的に確保されるまで1円も払わない。
jpegかhtmlで統一すればいいじゃない
一部作家が電子書籍にNOって
有料のものが不購買でコピーされまくることを避けられないからな〜
何とかしようとすると利便性がほぼなくなるし・・・
jpegと埋め込みテキストでいい。
どんどん記録容量は大きくなっているからデータ量は気にしなくても大丈夫。
通信速度も上がったら、全部クラウドでいいやってことにもなるだろうな。
8 :
これでええやん:2012/05/11(金) 18:45:03.51 ID:iyf6r/cS
規格も互換性も一般ユーザーの意見なんかガン無視だよ。
競争の勝者が全てを決める。
胡散臭い記事乗せてビジ板とは思えん幼稚さだな
電子書籍はこけて終わり
規格が統一されない限り
自分で買って自炊するのが一番だわ