「ひんやり商品」今年も続々=冷却シートや化粧品、下着
節電意識が高まる中、夏場に向け日用品や衣類で冷感を競う商戦が今年も本格化してきた。
体熱を冷ますシート、化粧品、下着など、肌に直接触れて「ひんやり」を実感できる新商品が続々登場。
原発停止で夏の電力不足への不安は強く、
電気を使わないで暑さをしのげる商品のニーズがこれから高まるとメーカー各社はみている。
小林製薬は暑さ対策商品を昨年に比べ3割増産する。
額に貼る「熱さまシート」シリーズから、清涼成分のメントールを3倍配合した新製品を4月から販売している。
頭皮を瞬時に冷やすスプレーも3月に発売した。担当者は「昨年から暑さ対策が定着し、
今年は購入時期が早まる」と分析する。
化粧品は工夫を凝らした商品が出ている。
花王は水の粒子を45%配合したフェースパウダー「ソフィーナプリマヴィスタひんやり実感おしろい」を6月発売。
粉を肌に付けた瞬間に冷感が広がるという。カネボウ化粧品はマイナス5度の泡がパチパチ音を立ててはじける制汗剤を3月に投入した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120503-00000091-jij-bus_all