【ものづくり】「ヤモリの足」から生まれた最先端のテープ 日経ものづくり編集委員[12/05/01]
1 :
のーみそとろとろφ ★:
>>1より
壁や天井などを自由に歩き回るヤモリの足は、世界の接着関係の技術者が競って研究開発を進めてきた対象だ。
物質・材料研究機構(NIMS)環境・エネルギー材料部門ハイブリッド材料ユニットインターコネクト・デザイングループリーダーの細田奈麻絵氏が
調べたところでは、ヤモリの接着メカニズムの関連論文は05年から07年にかけて急増した。
基本原理が発見・解明されてから5〜7年すると、それを工学的に応用する研究が大きく進む。
これはヤモリに限らず、「ハスの葉の撥水(はっすい)効果」「モルフォ蝶の構造発色」といったテーマでも同様であるという。
しかも、生物の微細構造を応用する材料系の論文が多かった。
材料は、液晶用光学フィルムで日東電工が世界1位のシェアを持つなど、日本企業が強い分野。
さらに東北大学大学院環境科学研究科教授の石田秀輝氏らは、日本は生物模倣の研究では有利であると見ている。
自然は人間がコントロールすべきという西洋的な発想よりも、
人間は自然の一部であるとする東洋的な自然観の方が、生物模倣技術との親和性が高いと考えているからだ。
日本企業ではシャープが、08年から生物の形状を部分的にまねて効率や性能を高めた製品、
例えば「猫の舌にヒントを得たサイクロン掃除機」「海を渡る蝶にヒントを得た扇風機」などで生物模倣技術の活用を加速させている。
積水化学工業も木陰を模した屋外施設用日よけ材「エアリーシェード」を発売している。
海外でも、生物模倣技術への関心は高まりつつある。中でもドイツは研究者も多く、
11年にはドイツ政府の後押しで生物模倣技術の国際見本市が開かれたほどだ。
生物模倣技術の概念や定義を明確化しようと、国際標準化に向けた活動を主導している。
米国でも10年にサンディエゴ動物園からの委託で生物模倣技術の将来の経済効果についてレポートが報告され、
25年に年間3000億米ドルの国内総生産、160万人の雇用創出があると予測されている。
20世紀中に物理や化学の基礎研究において大きな発見が一段落し、
現在は基礎理論による大きなブレークスルーは得られにくくなっているといわれる。
その状況の中で、生物模倣は原理面で製品のイノベーションを推進する有力な手段になっている。
http://www.nikkei.com/content/pic/20120501/96958A9C93819696E0E5E2E79D8DE0E5E2E6E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2-DSXBZO4086744027042012000001-PB1-18.jpg ヤモリの接着メカニズムに関する発表論文数(NIMSの細田氏の資料を基に「日経ものづくり」が作成)
以上です。
ふしぎテープ
4 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 18:11:59.47 ID:ymFmGHJQ
これそこそこの重さでもくっついて、軽くきれいにはがれるらしいから、
安くできればかなり使い道がありそうだ
ヤモリくんの足をちょん切って作ってるのかと思ってちょっと焦った
6 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 18:14:10.94 ID:b69+sAr7
後のスパイダーマンである‥
7 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 18:21:41.94 ID:1hrQ+UgZ
面白いね
>>5>ヤモリくんの足をちょん切って作ってるのかと思ってちょっと焦った
中国人や南朝鮮人が、やりそうな予感
10センチ四方で50キロか
忍者も夢じゃないな
ヤモリがファンデルワールス力による足先の毛の凝集を防ぐために先端部だけを細かく分けたのは画期的だな
11 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 18:44:27.16 ID:Vi9xnC/F
ナノテクって癌の元凶なんだろ?
ファンデルワールスの器具や道具で出てくるとは思ったが、テープとかでよくできたなあと思う
13 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 18:56:32.28 ID:9QBSKO3j
あとは蜘蛛の糸だけだな
14 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 19:05:38.33 ID:bcQO2qt2
15 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 19:22:27.91 ID:S5Q3xJf8
これで壁昇りロボットが簡単にできそうだ。
今のは空気の吸引力で壁を登っていくから完璧ではない。
ヤモリの尻尾から生まれた最先端のシャープ芯を作れ
>160万人の雇用創出
なんか少なくね
19 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 19:38:43.82 ID:XeMaIj73
ま、ともあれヤモリの義足を作ることは出来るようになったわけだな。
>18
>10センチ四方
10x10=100 → 0.5X100=50[Kg]でいいのでは?
22 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 19:48:19.98 ID:XCOG5HQi
スパイダーマンも夢じゃないね
23 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 19:53:32.83 ID:SRz/wm5c
夢のゴキブリロボットが実現できるな
24 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 19:53:50.35 ID:Nnr814Eq
オレの足の裏もコンビニ袋が吸い付いて離れないんだが
何かに応用できんか?
25 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 19:54:20.77 ID:2Lvpru1W
量産化できても滅茶苦茶高そう
26 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 20:38:07.64 ID:sCMeDgln
こういう物の開発って凄いと思う。
27 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 20:51:50.50 ID:ad4Il96t
模倣技術で中国韓国の右に出るものはいないわ
AA略
健康面が心配だわ
ナノチューブが雰囲気に舞うことはないんだろうな?
29 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/03(木) 21:51:15.95 ID:3iLmY45Y
ものすごい複雑な仕組みがサラッと出来る。
自然ってすごい。
サラっと出来たわけじゃなくて気の遠くなるような時間をかけて試行錯誤してるからな
1平方センチで500gなら
100平方センチ=10センチ四方で100×500=50000g=50kgで正解じゃね?
ヤモリを参考にしないかぎり人間だけでいくら試行錯誤してもたどりつけないだろうな
33 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/04(金) 09:38:05.54 ID:STmi1d+y
年取るとカサカサになるからお札数えたり、コンビに袋広げるとき指をなめたり
しないといけないくらいなのに、なぜスマホはベタベタになるか解明してほしい。
>>29 さらっと出来てねーよw
生存競争に生き残るために必死で対応してきたんだよ
素材だけは日本はまだまだ強い
36 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/04(金) 09:52:48.77 ID:/qy6V73Y
重箱の角を突く発明だな!
37 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/04(金) 10:15:54.41 ID:JnFyh1El
ヤモリって驚くと吸着力が無くなって壁から落下するよな。
(´-`).。oO(ここって四半世紀前の何研なんだろう…)
39 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/04(金) 10:34:49.39 ID:1IecPKod
今調べたら、ファンデルワールス力は距離の6乗に反比例するそうだから、はがすときはピッと
気持ちよくはがれそうだな。
40 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/04(金) 10:38:54.48 ID:rX6uYrQ1
接着力はどうなんだろう??
例えば、イチゴを一瞬密着させて、急に引きはがしたら、
プギャーー!!
ってなるのかなあ??
うまくやれば天井歩けるな。
もともと、ヤモリが壁とかにひっつくのを
別の分野に使えないかって話は昔からあったが
ついに実用化されるのか、技術の進歩ってのはすげーな。
>>31 靴底にこのテープを仕込んだら天井に逆さにぶら下がれるな。
靴脱げて落っこちそうだが。
マンション2階以上の窓も戸締り必須になるな
>>28 ベリベリするたびに舞い上がるに決まってるジャン
47 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/05(土) 02:45:39.17 ID:mBoUwr/6
動物や微生物の細胞膜は分子の小さいイオンや水などを通すが分子の大きい糖質などはブロックしてしまう
そんな性質に着目した道路作り「細胞膜道路」を提案したい
たとえば歩道と車道の段差と縁石を全廃し
縁石の部分に70cm間隔で棒杭をたてる(車いすの幅は65cmなのでそれにあわせて)
こうすればガードレールよりも道路のスペースを広く使えるし
歩行者、自転車、車いすは歩道と車道をうまく使い分けられるが
デカイ車は入れないようになり安全な歩行環境を実現しやすくなると考えられる
問題はバイクがすり抜けられてしまうこと...
49 :
名刺は切らしておりまして:2012/05/05(土) 19:38:19.69 ID:Frcs8g1e
>>32 うん。
変わった特徴を持つ生物をいろいろ細かく調べて
その真似をしようってのは最高に面白い研究だな。
茶で溶けるん?
お茶でも飲もうかなと、きゅうすのフタ開けようとしたら注ぎ口からヒョコっと出てきたときは笑った