【食料】記録的な干魃、欧州農業襲う　作物成長期、今後10週間が収穫左右［12/04/23］

ソースは
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120423/mcb1204230501013-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120423/mcb1204230501013-n2.htm

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小麦生産量欧州３位の英国で、農家が２０年ぶりの干魃（かんばつ）に直面している。
スペインでも、冬が終わって作物が成長する時期を、１９４７年以来の干魃が直撃している。
英国気象庁によると、同国の複数の地域で３月までの６カ月間の降水量が９２年以来最少だった。
スペイン農業・食料・環境省の推計によると、同国では昨年１２月〜今年２月の降水量が
過去６５年で最少だった。
欧州連合（ＥＵ）によると、小麦の主要産地であるフランス西部でも降水量が平年の４２％に
とどまっている。２月の急激な寒波で作物が被害を受けたドイツでも、降水量が平年を
下回っている。

◆ロンドン先物上昇
英穀物局（ＨＧＣＡ）のシニア・アナリスト、ジャック・ワッツ氏は
「今後１０週間が収穫を左右する重要な時期となる。まだ先は長い」と述べた。
欧州の農業を気象の脅威が襲っているが、これまでロンドンを拠点とする国際穀物理事会（ＩＧＣ）は、
今年の世界全体の穀物生産は過去最高に達すると予測してきた。
過去１年で小麦の価格は２４％、トウモロコシの価格は２１％下落し、供給不足は起こらない
という信頼感が高まっている。国連のデータによると、世界の食料価格は最高値を記録した
２０１１年２月を９．３％下回っている。

欧州での指標となるロンドン国際金融先物取引所（ＮＹＳＥ　Ｌｉｆｆｅ）の小麦価格は、
年初来で２．７％上昇。一方、シカゴ商品取引所（ＣＢＯＴ）の小麦先物は４．９％下落している。
８種のコモディティを対象とするスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）ＧＳＣＩ農業指数は
３．１％下落し、ＭＳＣＩオール・カントリー・ワールド・インデックスは８．８％上昇している。
米商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）のデータによると、昨年の９月半ば以降、資産運用担当者らは
小麦価格の下落を予測しており、今月１０日時点では過去６週間で最も弱気な見方をしている。

フランスの小麦輸出最大手ユニオン・インビーボ（パリ）によると、
今シーズンはＥＵ加盟２７カ国の農家で合計２２７０万ヘクタールの軟質小麦を植え付ける見込みだ。
軟質小麦はクッキーやケーキの材料に使われる。
仏銀ソシエテ・ジェネラルで農産物リサーチの責任者を務めるクリストファー・ナラヤナン氏
（ニューヨーク在勤）は「いくつかの地域で、作物が乾燥したコンディションで育てられている」
と述べた。

-続きます-

-続きです-
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◆スペイン２０％減も
世界の小麦価格は、ロシアとウクライナが干魃による収穫量の激減を理由に輸出制限したことを
受けて、１０年に４７％高騰した。１１年は両国の収穫量が回復するとともに、世界の収穫量が
過去最高を記録したことを受けて１８％下落した。ＩＧＣの推計によると、今年の小麦収穫量は
６億８１００万トンで、昨年を２．２％下回る見通し。一方１２〜１３年シーズンの穀物全体の
収穫量は、過去最高の１８億７６００万トンに達する可能性がある。

英国気象庁のサラ・ホランド報道官によると、同国の最大の小麦栽培地域であるイングランドの
南東部と中南部では、最近６カ月の平均月間降水量が約１０．９インチ（約２７６．９ミリメートル）
で、１９９２年以来で最も少なかった。また英国環境省の１６日の発表によると、乾燥した天候は
１２月末まで続く可能性がある。

スペインでは、１２月〜２月の平均降水量が２．４インチで、平年を３０％下回った。
ＥＵ統計局（ユーロスタット）によると、同国は大麦生産で欧州３位、トウモロコシと小麦の生産で
同６位である。農業・食料・環境省の１７日の発表によると、同国では今年、軟質小麦の収穫量が
２３％、パスタに使われるデュラム小麦の収穫量が２０％減少する可能性がある。
（ブルームバーグ　Ｗｈｉｔｎｅｙ　ＭｃＦｅｒｒｏｎ、Ｒｕｄｙ　Ｒｕｉｔｅｎｂｅｒｇ）

-以上です-
英ケンブリッジにある小麦農場での昨年８月の収穫風景
http://www.sankeibiz.jp/images/news/120423/mcb1204230501013-p1.jpg

弱り目に祟り目だな。　太陽の活動も影響しているのか？

電力創出の画期的新方法を考案して野菜工場を建てる必要が
出てきたな、日本。

奥州が飢饉になると、アメリカやオーストラリアなどの穀物が回されるので、
日本は飢える。

旱魃地方では、日本から農業用ビニールシートを輸入してマルチングすればよい。
また、十分な日よけ付のビニールハウスで栽培するのも良い。
一般的に土壌から蒸発するのと栽培植物に依る水分利用は8：2なので比率を逆転させればよいだけの話。
砂漠地帯なら帯状にアスファルト舗装するのも手だ。

>>5
そういう小手先の努力でどうにかなるものでもないだろ。

電力さえあれば、反エコと罵られても水だって潤沢に使える。　かと
いってフェイルセイフが利かない核分裂を利用した原子力はもう可及的
速やかに減らして欲しい。　ここでもう一か所事故が起これば日本は
完全に壊滅する。　ナトリウム冷却が必要な核物質再利用など全く狂気の
沙汰。

日本政府が１０億位の懸賞金で新エネルギー創出・プロジェクトを日本中
あるいは世界中の研究機関から応募して貰えないかな。　マジでそう思う

どんだけ値上がりしたって大体値上がり額はマークアップの額以下ぐらいだから
マークアップを弾力的に変更できるようにすれば良い。

メコン川に投資は正しいんだ、実がなったら中国にとられると思うが。

＞小麦生産量欧州３位の英国
ほぉー。そうだったのか。あなどりがたい農業国である英国。

スペインの農業が駄目ならおねーちゃんを輸出するしかねーな

＞おねーちゃんを輸出
その筆頭は韓国だろうな。経済発展とか鼻息荒いのに、
なぜか盛んにおねーちゃんを輸出している。
たぶん地域間格差が大きいのだろうな。

干し魁って何？

スペインの売春業界はすでに中韓に乗っ取られている
中国マフィアが現地の売春組織と結託、急増する中国人売春婦
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60280

てか、これ大西洋沿岸の問題だから、欧州だけじゃなくて、
アメリカなんかもやばいんじゃないの？たしか記録的な暑さとか言ってたろ

http://www.youtube.com/watch?v=N8fQpAhCUw0&feature=related　←ＴＶ東京のニュース映像。宮原ひろ子氏
http://www.yoho.jp/shibu/tokyo/41miyahara.pdf　←東京大学宇宙線研究所特任助教宮原ひろ子氏

宮原ひろ子 (@hirokomiyahara) on Twitter
http://favotter.net/user/hirokomiyahara

>>10
昔、ﾗﾝﾍﾟﾙｰﾙというｹﾞｰﾑにハマった俺は、実に感慨深いw

食料を期待できないと。

>>5
>旱魃地方では、日本から農業用ビニールシートを輸入してマルチングすればよい。

麦はそんな手間かけて作るもんじゃない。

素直に商社株を買いましょう。

日照に飢饉なしと言うけれど
古代からアホみたいに治水、利水工事やり続けた日本だけのことわざか

>>20
旱魃に飢饉なしと日照りに不作なしを混同してない？

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