【経済連携】TPPで国家資本主義の拡大に歯止めを 日本経済新聞社説[12/04/09]
自民党の「TPPについての考え方」
(1)政府が「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り交渉参加に反対する。
(2)自由貿易の理念に反する自動車などの工業製品の数値目標は受け入れない。
(3)国民皆保険制度を守る。
(4)食の安全安心の基準を守る。
(5)国の主権を損なうような投資家・国家訴訟(ISD)条項は合意しない。
(6)政府調達・金融サービスなどは、わが国の特性を踏まえる。
聖域なき関税撤廃」を前提とするTPP交渉参加に反対。数値目標等は拒否。国民皆保険を守る。
SPSやTBTで、妙な妥協をしない(BSE問題や、遺伝子組み換え作物の問題)。
ISDはNO! 政府調達(公共事業)や金融サービス(簡保、共済)は、日本の特性を踏まえて交渉。
数量目標はともかく、残りは全てTPPのP9諸国側(特に、アメリカ)が受け入れられない条件になっています。