<前略>
■育休を安易に取得する若手たちに切れた49歳のベテラン
ところが、その一方で、育休を取得した人の仕事は、周りの人が肩代わりすることになる。
「やっぱり〜、子供って3歳までにどれだけお母さんと一緒に過ごしたか、ってことが
将来にものすごい影響を与えるじゃないですか〜。仕事の代わりはいても、母親の代わり
はいないですから〜〜」
これは夫が休める、休めないに関係なく、女性たちに育児に集中する権利が与えられて
いる大手保険会社で、ある若い女性社員がつぶやいた一言だ。これを聞いた職場の先輩の
女性は次のようにブチ切れた。
「育休だの、時短だの、ワークライフバランスだの、あれやこれや制度ができるのは
悪いことだとは思いません。でも、会社員なんですから与えられている仕事の責任を全う
して、初めて権利を主張すべきだと思うんです。なのに、最近の若い世代は、明らかに
仕事よりも家庭の優先順位が高い。仕事から逃げてる。私にはそういうふうにしか思え
ないんです」
こう怒りをにじませて語った49歳の女性は、小学生の子供を持つ「母親」でもある。
制度が悪いわけでもなければ、「取りたい」と思うことが悪いわけでもない。「でも、
その制度を使うにしても、“使い方”がある」と彼女は言う。
確かに数年前から、「子育て」をまるで特権のように振りかざす人たちにへきえきして
いる人たちの声を耳にすることも増えてきた。
<以下略。省略部分はソース参照>
ソース:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120229/229264/?rt=nocnt 記者注:ソース先の記事全文は会員限定ですので、一般閲覧可能部分だけをソースといたしました。