【ジュネーブ自動車ショー:日本含む260社が参加し開幕】
ジュネーブ国際自動車ショーが6日、開幕した。日本など約30カ国から自動車メーカーなど
約260社が参加。世界ないし欧州で初公開される車種は約140に上る。欧州では地球温暖化
対策の一環として排ガス規制を強化、環境技術の競争が一層激しくなっている。欧州財政危機で
景気が低迷する中、低価格化も進む。
日本の各メーカーは東日本大震災で大きな痛手を受けたが、米国、中国と並ぶ巨大市場で
環境技術をアピールする。
自動車ショーは7日まで報道陣に公開された後、8〜18日まで一般に公開される。
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http://mainichi.jp/select/biz/news/20120307k0000m020011000c.html 【トヨタ、日産はHV ホンダはディーゼル車
ジュネーブ国際自動車ショーで日系各社、環境技術アピール】
ジュネーブ国際自動車ショーが6日、開幕した。日系自動車各社は新型のディーゼル
エンジン搭載車やハイブリッド車(HV)で、環境技術の高さをアピールし、昨年、
東日本大震災やタイの大洪水の影響で伸び悩んだ欧州販売の巻き返しを目指す考えだ。
トヨタ自動車は、スモールHVのコンセプトモデル「FT−Bh」を出展した。
高張力鋼板(ハイテン材)の使用を増やしたことなどで軽量化を進めたほか、
空気抵抗の低減に努めた。その結果、欧州の新燃費測定方法で100キロメートルの
走行に必要なガソリンが2・1リットルという燃費性能を達成した。
日産自動車は、HVのコンセプトSUV(スポーツ用多目的車)「ハイクロスコンセプト」
と小型車「インビテーション」を初公開した。
ハイクロスコンセプトは日産の世界販売の牽引役となっているクロスオーバーと呼ばれる
乗用車をベースにしたSUV。電気自動車(EV)「リーフ」のリチウムイオンバッテリー
の技術を用いたHVで、排気量2000ccのガソリンエンジンとモーターの組み合わせで
2500ccクラスの走行性能を実現している。
インビテーションは、小型車「マーチ」などと同じ車台で開発されており、クラストップ
レベルの燃費性能を達成。13年に欧州で発売予定となっている。
一方、ホンダは、欧州で環境車として最も人気の高いディーゼルエンジン車の新型「シビック」
の発売を発表した。ホンダの次世代環境技術「アース・ドリームス・テクノロジー」の欧州投入
第一弾で、新型の1600ディーゼルエンジンを搭載、クラストップレベルの燃費性能を誇る。
年内の発売を予定している。
ジュネーブショーは7日まで報道陣に公開されたあと、8〜18日まで一般に公開される予定。
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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120306/biz12030620110033-n1.htm ●参考/ベントレー EXP 9 F…SUVコンセプト
http://response.jp/imgs/zoom/416182.jpg ●参考/ランボルギーニ アヴェンタドールJ
http://response.jp/imgs/zoom/416173.jpg ◎ジュネーブ国際自動車ショー
http://www.salon-auto.ch/en/