【国家/広報】「要人のプレゼン力向上は待ったなし」--日本政府主催レセプション上映動画制作の放送作家・小山薫堂氏 [02/17]

1月下旬にスイスのダボスで開催された「世界経済フォーラム年次総会」（ダボス会議）の
会期中、日本政府が主催したレセプション「JAPAN NIGHT 2012」で“Lights of Japan”と
題した5分間の映像が上映された（日本政府の英語版動画サイト）。今回の映像には、
3.11（東日本大震災）から復活したピアノのほか、「小惑星探査機“はやぶさ”」「スーパー
コンピュータ“京”」など日本が誇る数々の製品や技術が登場した。この映像などの演出に
よって、「今回のレセプションは、過去最高」との声が上がったという。その映像を制作
したのは、放送作家の小山薫堂氏が代表を務めるオレンジ・アンド・パートナーズ。
映像制作の背景やゲストの反応などを、小山氏に聞いた。

――　今回の映像にはどのような想いを込められたのでしょうか？

小山薫堂（＝小山）：日本を表現するのだけれど、同情を買うものではなく、世界の人たちの
ヒントになり、ポジティブで、勇気を与えられるものにしたいと考えました。欧州の経済危機
やタイの洪水をはじめ、世界的に負の方向に向かっているように感じたからです。

日本を考えたとき、国土は小さくて、資源もなく、それでも人々が集まったときのパワーで
多くの困難を乗り越えてきました。そこで、当初は“困難を乗り越える日本”を伝えられたら
いいなと考えました。

ただ、ダボス会議を良く知る人に「世界は今、日本をどう思っているのでしょう？」と聞いた
ところ、災害よりも米中との関係性など今後の外交について興味があるという反応でした。
そんな話を聞いたので、自分たちが作った映像によって「日本はまだ災害時点にとどまって
いるの？」という、経済発展的にネガティブな印象を持たれてしまうことを懸念しました。
そこで映像では、震災とそこからの復興活動をきっかけにしつつも、全編それでいくのは
やめようと考えました。

――　映像を見たゲストの反応などレセプションの様子を教えていただけますか？

小山：結局、パーティでは4回上映しました。多くの方が「すごく良い」と言ってくれました。
最終上映が始まるときには、首相官邸の担当の方が「どうしても来客に見てもらいたい」という
ことで、コップにフォークを打ち鳴らし、会話を中断させてまで来場者の視線をスクリーンに
釘付けにしてくれました。上映が終わると、どこからともなく拍手が巻き起こりました。(※続く)

●小山薫堂氏
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120215/227225/ph001.jpg

◎http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120215/227225/?top_updt

>>1の続き

上映のタイミングにも工夫しました。「映像を流したから見てもらえた」という自己満足のよう
なものではなく、「絶対に見て帰ってもらう」くらいの強引さが必要です。パーティには多くの
ゲストがいらっしゃって途中入場と途中退出が当たり前。タイミングがずれると映像を見ずに
帰ってしまうことも考えられます。そこで、世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長や
国際政治学者の緒方貞子氏ら、「この人には見てもらいたい」という方が滞在したタイミングに
あわせて上映することにしたのです。

――　今回企画されたレセプションを通じて、海外へのアピールで重要なことは
　　　何だと感じられたでしょうか？

小山：日本の顔になる人が必要ではないかと思いました。政権交代もありましたが、ダボス会議
のたびに首相が変わります。首相や政治家、企業の社長、俳優、だれがいいか分かりませんが、
日本を発信する存在が早急に必要だと思いました。

今回のダボス会議では、渡辺謙さんのスピーチを聞いて、泣いている人がいました。一方で、
「自分が広報担当者だったら、こんなスピーチにはさせないのに…」と思う場面もありました。
全体として、スピーチ力、プレゼンテーション力を鍛えないといけないと感じました。

◎日本政府が主催したレセプション「JAPAN NIGHT 2012」で
　“Lights of Japan”と題した5分間の映像
http://nettv.gov-online.go.jp/eng/prg/prg2578.html?t=05

◎関連過去スレ
【自治体/催事】東京五輪招致のプレゼン映像(10分間)は製作費5億円 [12/09]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1260362157/

実行する気も無いのにプレゼン能力だけ上げたって・・・

日本の国土は大きくはないが小さくもない。

モンモンモン♪　ク〜マモン♪

ＴＯＥＩＣとかいう英語検定を流行らせて、
ひと市場作ろうというこざかしい流れがあるみたいだ。
漢字検定みたいな詐欺利権に堕ちるだろうからやめりゃいいのに。

嘘吐きのマスコミと現政権が自分の立ち位置すら見えないくらいレベルが低いだけで
他の業界は実務として普通にこなしてますが。

>>7
到底そうは思えないな　

そうか

なぎら健壱と小山薫堂は似てる

>>1
へー、こういうのもやってんだな。
http://nettv.gov-online.go.jp/eng/index.html