【防衛機器】防衛機器メーカー英BAE、対インド商談で戦闘機ユーロファイターの値下げを検討 英フィナンシャルタイムズ紙[12/02/07]

（2012年２月７日付　英フィナンシャル・タイムズ紙）

　欧州最大の防衛機器メーカー、英ＢＡＥシステムズは、200億ドルに上るインドへの戦闘機の売り込み交渉で、
欧州共同開発機ユーロファイター（輸出仕様の名称はタイフーン）の価格を引き下げる準備があることを示唆した。
仏ダッソーから契約を奪取するためだ。

■インドの決定も価格が決め手と判断
　ＢＡＥのイアン・キング最高経営責任者（ＣＥＯ）は、
決定を下す前にタイフーンを共同開発したドイツ、イタリア、スペインのパートナーと話し合う必要があるものの、
あらゆる選択肢があると指摘。「パートナーと今後の対応を協議する。
私が思うに、あらゆる選択肢が机上にある」とフィナンシャル・タイムズ紙に語った。

　選択肢には価格引き下げも含まれるかとの問いに、キング氏は価格も検討する選択肢の一部であると述べた。
インドがダッソーに優先交渉権を与えた決め手は価格だったとも指摘。
ＢＡＥ、欧州ＥＡＤＳ、伊フィンメカニカが共同開発したタイフーンは、
ダッソーのラファールよりも新しく、多用途の基本設計に基づいて開発されており、
今後数年間にわたって競争的なコストで仕様向上できる潜在性もあるとした。

■技術的優位は大きくないとの声も
　先週のインドの決定は、タイフーンがラファールよりも優位と見ていた業界幹部らを驚かした。
ラファールは一つの輸出契約も獲得しておらず、
国際市場での実績がないために生産中止に追い込まれる危険に直面していたからだ。

　しかしアナリストや業界幹部らは、タイフーンがラファールに対して持つ技術的優位は、
価格やそのほかの恩典に比べればそれほど大きくはないとも語る。
フランス側は気前の良い技術移転なども申し出ているのだ。

　英国際戦略研究所（ＩＩＳＳ）のダグラス・バリー氏は、戦闘機を購入する側にとって重要なのは、
30年という戦闘機の寿命の間、売却する側が技術的な性能向上支援と最新兵器の提供をしてくれること、
たとえ両者の間に政治・軍事目的に相違が生じても支援を継続してくれるという確信が持てることだと指摘する。

　アナリストはインドが戦闘機選定の初期段階で米国製戦闘機を外したのはこうした観点からだと語る。

http://www.nikkei.com/content/pic/20120207/96958A9C93819584E2E5E2E2E38DE2E5E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2-DSXBZO3862208007022012000001-PB1-5.jpg
ＢＡＥシステムズはインドへの戦闘機売り込み交渉で値下げを示唆した（ドイツ空軍の「ユーロファイター　タイフーン」）＝ロイター

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819584E2E5E2E2E38DE2E5E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

すでに核があるインドにとっちゃ性能が大してよくないものでも十分っていうことなんだろうな。

一方日本は値切る前にぼったくられたのでした。

この記事も故意に状況を削ってる。２０１２年にインドと中国の間に戦争の可能性が非常に高くなりインドは格安であり中国と開戦しても圧力に屈せず関係を続けられるミラージュ2000を配備した。ラファールはその延長で購入を決めた。

インドってSu-27とかも持ってるし、もうごちゃまぜだな

キャメロン首相が女々しいすぎる。

ラファールは既にAESAが完成してるし、
スネクマがインド国産ジェットエンジンの開発を手伝だってくれる事になっています。
インド ライセンス生産のラファールは カバリ エンジンを載せる可能性大。

日本は足元見られてるからぼったくられ放題だわな
交渉に当たる連中もキックバックや天下りで籠絡され放題だし

そもそも BBCニュースが
大袈裟すぎる報道してたからね。

英国製造業 壊滅とか
見出しが オーバーすぎる。

BAEシステムは戦闘機商戦はあきらめ、 インドにヴァンガード級原潜を売り込みセールスをしたら
インドは買うかも 知れない。

まあBAEに限らず、英国の兵器は総じて下品だけどな

>>1
タイフーンはAESAレーダーですら開発中だしな
ラファールに対しての優位性なんてほとんど無い

ラファールのほうが美しい
エンジン出力とその差によって
ユーロファイターのほうがちょっと大ききんだっけ

あの３人組にセールスさせればいいのに