【金融】欧州銀行、資産投げ売りの恐れ 債務危機で買い手は二の足、損失覚悟[11/12/09]
1 :
やるっきゃ騎士φ ★ :
2011/12/09(金) 08:54:36.46 ID:??? 欧州の銀行は資産の投げ売りを余儀なくされる恐れが強まっている。
資本増強のため、少なくとも320億ドル(約2兆5000億円)相当の資産売却の必要に
迫られているが、債務危機が長期化する中で買い手を見つけることは難しいためだ。
ドイツ銀行やソシエテ・ジェネラルなど欧州連合(EU)加盟国の銀行は、
今後2年間で1兆ドルを上回る規模の資産を削減する計画を発表した。
売却しようとしているのはローン債権にとどまらない。ブルームバーグがまとめたデータによれば、
世界全体で銀行が売りに出している事業部門の数は50以上に上る。
クレディ・スイス・グループの欧州・中東・アフリカ金融機関グループの共同責任者、
エリック・リチャード氏は
「売却しようとしている多くの資産の期待評価額を引き下げる必要が出てくるだろう。
多くの在庫がある」と指摘する。
中国や東欧の新興諸国にとって得難い資産も中にはあるが、資金面の制約に加えて、
ユーロ圏の将来やソブリン債の価値をめぐる不安が買い手に二の足を踏ませており、
バリュエーション(株価評価)が既に過去最低水準にある欧州の銀行は、
損失覚悟の売却を受け入れざるを得ないとみられる。
複数の関係者によれば、
魅力的な新興市場の優良事業でありながら買い手がいなくなった例としては、
仏・ベルギー系デクシア傘下のトルコの銀行、デニズバンクや
コメルシアル・ポルトゲース銀行(BCP)傘下のミレニアム銀行(本店ワルシャワ)が
挙げられる。
デクシアの広報担当ブノア・ゴスロン氏は「複数の買い手候補が存在する」と述べたが、
詳細には言及しなかった。BCPの広報担当者はコメントを控えている。
金融サービス分野の企業の合併・買収(M&A)を専門に手掛けるリンクレイターズのパートナー、
アラン・ガルニエ氏は、資本を消費する資産をバランスシートから外す利益は、
低いバリュエーションで投げ売りする不利益を補って余りあるのではないかとの見方を示す。
同氏は
「これらの事業の一部は損失を出していないとしても、多くの資本を消費する。
資産を保有し続けることで負担を強いられる場合もある」と話している。
(ブルームバーグ Chris V. Nicholson、Jacqueline Simmons)
ソースは
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111209/bse1112090752002-n1.htm http://www.sankeibiz.jp/business/news/111209/bse1112090752002-n2.htm
2 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 08:56:22.33 ID:J1hUh1B/
これを中印が買うんでしょ。世界のパワーバランスに変化が起こってるな。
アングロサクソンの資本植民地主義が崩壊してるんだよ
4 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 09:17:53.55 ID:PMHLI2b4
5 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 09:20:55.09 ID:p9qO5vLc
日本もバブル崩壊の時とその後の失われた10年の不況で 資産のたたき売り、欧州もこれからだぞ。
6 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 09:29:28.01 ID:wP2xTfFo
日経企業も余力のあるところは買ってくれ
7 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 09:32:50.90 ID:Ski1u4Kf
>>今後2年間で1兆ドルを上回る規模の資産を削減する計画 かなりやばくね?
9 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 09:37:12.92 ID:0yBjxVvU
さらに鬼の貸しはがしで倒産連鎖か 胸圧だな
日本で言うとBIS規制をはめられて銀行が貸し渋りを始めたころにあたるな。 これから毎年、毎年、税収が落ちて、国債を発行するというソフトランディングをしないといけなくなる。 ハードランディングするとどうなるか試してくれてもいいよ。 たぶん、何百人か何千人かが死ぬんだろう。 日本はそれが怖くてできなかった。
11 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 09:44:37.51 ID:aXqCt3JQ
12 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 09:47:00.00 ID:AQaVypFK
>魅力的な新興市場の優良事業でありながら買い手がいなくなった例としては、 >仏・ベルギー系デクシア傘下のトルコの銀行、デニズバンクや >コメルシアル・ポルトゲース銀行(BCP)傘下のミレニアム銀行(本店ワルシャワ)が >挙げられる。 優良事業なら日本の生保や銀行が出資すればいい この2つの銀行は経営は地元のトルコやポーランドの人たちがずっとやってるらしいし、それかんがえると楽な投資だ
13 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 09:48:41.76 ID:AQaVypFK
まあ、あんまり安く売りに出れば日本が出てくる前に地場資本が買い取るだろうな トルコは知らんが、ポーランドにはPZUという大手生保があるのでPZUがミレニアムを買えばいいだけのこと
14 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 10:06:06.30 ID:Cf71Hfu4
>今後2年間で1兆ドルを上回る規模の資産を削減する計画 これ「最低でも」が抜けてるな。 1兆ドルで済めばいいけどね〜 って話しだから。
15 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 10:14:10.77 ID:bH+ZXJWL
もう少しまて… 、欧州も中国に売るぐらいなら日本に売るから有利だぜ…
16 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 10:14:23.46 ID:nfaIIU+S
円高だから買い捲れ
>>12 この状況で、EUの銀行買う馬鹿は居ない。
現時点での含み損すら分からない会計報告に、何の意味があるんだ?
時価会計に直して、正味の価値を出せよ。
と、日本も言われてたなw
18 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 10:28:27.10 ID:AQaVypFK
>>17 この2行は国内事業のみだから対ユーロ圏債権(ユーロ圏の国債とか)はもってないしー
19 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 10:43:35.40 ID:5OCNU5en
白人の時代は、ここ数百年と2千年前前後だけ こいつら血の気が多いから、戦争とか魔女狩り拷問とかそんな流れ 日本も、欧米とは国交断絶したほうがいい
20 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 10:58:46.33 ID:OEJYVI0w
為替介入のために外国債権なんか買うぐらいなら 実物資産買ったほうが、まだまし。
21 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:01:49.26 ID:hX9ZK62D
まだ買うのは早いよ 投げ売りされてから買え
外資が買ったら税金上げられるとかありそう
23 :
:2011/12/09(金) 11:06:34.14 ID:rxAYVCBx
中国が支援の態度を豹変させたのも、 この事態が来る事に気づいたからだと言ってたな。 投売りを始めるのを待って、買い叩くつもりだと。
24 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:11:44.94 ID:fTJje7Zh
円高をプラスにするには海外資源を買いまくるしかない
25 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:13:22.34 ID:dr4W6DY5
日本が買えばいい 買い叩け
26 :
:2011/12/09(金) 11:15:35.07 ID:rxAYVCBx
史上最大規模の大震災を受けても、日本の収支は15兆円の黒字。 ドイツと変わらん。 企業は逃げていくだろうが、溜め込んだ金で海外の企業を買って 所得収入を上げていけばいい。
>>25 マトモな資産が残って居ればな・・・
欧州は、身の丈をこえた福祉や、それに伴うサービスを文字通り借金でエンジョイしてきた
中身は、虫食いだらけの腐ったみかん状態なモンしか
残ってない可能性大
ユーロ終了で 各国通貨に戻る話が現実味を帯びてきたぞ。 今日の会合が破綻すればそうなる。
29 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:17:44.48 ID:yv4pkoHB
解決方法を考えようぜ。 ECBによる無制限資金供給 (担保がw) ドイツによる無制限資金供給 (ハイパーインフレで懲りてるドイツ国民がw) ふぅ、処置なしか・・・・
30 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:25:05.62 ID:3wwGcm6l
いよいよ鎖国して戦争かな 人類口べらし本能始動 まったくもってエージェントスミスの言う通り ウィルス化が進む前に
31 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:36:17.04 ID:Cf71Hfu4
何でこうくり返すかね。 わかっていただろうに。
倒産する会社は大丈夫と言い続けて突然倒産します。
33 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:38:52.53 ID:LNNmBQFF
>>11 ルール変えようとしたら、日本は抗議するべきだな
かつての日本を救わなかったように欧州も救うべきではない、と
34 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:38:56.59 ID:tDzsEhFm
日本が相当数買いそうな気配がするな ってかそこくらいしか買えるところがない
35 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:40:54.78 ID:LNNmBQFF
>>26 そうなると、日本人が1億2千万人も存在する意味があるのか?
36 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:42:16.51 ID:ChhQV8JS
日本病(笑) ゾンビ経済(笑) いやー賢い賢い欧州さんは時代遅れの日本()と違ってあっという間に立ち直られるんでしょうなぁwww
37 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:44:08.85 ID:LNNmBQFF
日本が欧米に言いたいことは、 「吐いたツバ飲まんとけよ!」 だなw もう飲んでるかw
38 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:47:05.44 ID:qscZ/G9Z
欧米はそんなに甘くないだろ 優良と見せかけて裏に何仕込んでるかわかったもんじゃない
>>33 今、それを意固地になって言い続けてるのがメルケルおばさんなんだが・・・
正論だよ。
でも、そもそもEUの財政規律を最初に破ったのはドイツ(とフランス)なんだがね・・・
あれが切欠で、各国タガがはずれ追い討ちで為替安誘導に眼がくらんだのかは解らんが
明らかに粉飾丸わかりなギリシャのようなキリギリスをユーロ圏にいれちまうし・・・
40 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:50:06.06 ID:+2SzZJA2
>>19 中国の清王朝が滅亡して植民地化されたのも、金融が欧米に支配されたからだもんな・・
新大陸の銀産出で、銀本位の中国では圧倒的な影響力を持てた。
やっぱり金融は、国の生命線だよ。
これがダメになると、国が衰退する。
欧米ゾンビ企業は市場から退場してくださいね。 日本と中国の資本が世界を支配するのか。
42 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 11:55:03.96 ID:LluvkR9l
キチガイ中央銀行とバカ政治家を持つと苦労する いちはやく金融緩和したFRBはさすが
東欧系の銀行はちょっとどうかと思うけど トルコの銀行は手を出す価値があるんじゃないかな これが中東まで行ったら例えばエジプトでも別の意味で怖いけど
44 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 13:14:53.38 ID:Ze3JhyuJ
欧州は底なしデフレで日本の仲間入り。
45 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 13:25:22.86 ID:Hr31LzPu
今の世界の経済の動きを最も正確に説明できてるのは三橋貴明だと思うけど・・・ 2chから出てきた優秀な人だと思う。複雑なはなしをきちんとだれにでも わかるように説明できるのはたいした才能
46 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 13:35:15.24 ID:5jAZZH9m
ユーロ見てると不況の意義ってものが良くわかる この不況がユーロの構造的矛盾を浮き彫りにした 不況は様々な歪みを修正する 人民元を人為的に操作し続けている中国も今に痛い目を見るのでは
どうせ買うなら白人美少女にしようぜ
48 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 13:59:41.57 ID:NIn8uA8D
白人企業を買うのはリスキーだな。 裏づけのある資源会社はいいかな?
資源系買いたたけ
バルクセールとかもそのうちやるんだろうな。 ドラマ「ハゲタカ」の世界がヨーロッパ全土で見れるわけか。下手こいたらアメリカもだが……
>>44 日本はデフレを財政出動で支え、1000兆の借金を作った。
EUは借金生活からスタートするから、財政出動が使えない。
急激な不況→需要の喪失→生産設備の廃棄→供給力低下→インフレ→国債調達不安→雇用不況の継続
と言う、スタグフレーションになる。
崩壊したら移民異教徒だらけの欧州はリアル北斗の拳になるかもな 奇麗事こいてるリベラルどもは年貢の納め時
>>52 俺は本気でヨーロッパはいまの東南アジア並みの貧困国になると思っている。
スペインなんて若者の半分が失業者だ。
>>52 世紀末覇者、メルケルとかかw
やだなあ・・・w
55 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 14:39:19.05 ID:hAbnRXKS
日中も買わないと思うけどな
すねに7つの傷を持つ女
仮に今日、EU条約の前向きな改正が成立したとしても、 それでユーロゾーンの問題は全部解決ってわけじゃない。 大国が小国を支配し不況とインフレが何年も続く。
ギリシャ、イタリアはモヒカン雑魚か。 『ヒャッハー!明日より今日だ!』 『おい見ろよ、こいつユーロなんかもってやがる。今じゃケツを拭く紙にもなりゃしねぇってのによ!』 みたいなw
59 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 14:57:00.38 ID:grrlYpZx
■中野剛志『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』 「ナショナルアイデンティティに支えられた政府の権威がなければ通貨システムは維持され得ない」 by 中野剛志 「経済危機に陥った際に発動される財政金融政策は、ナショナリズムに支えられて初めて機能するものである」 by 中野剛志 ■ユーロナショナリズムは存在しない|三橋貴明オフィシャルブログ 「現実の人間は、ナショナリズムに基づく国家の国民としてしか健全な生活を送ることができないという現実が、今後の数年間で世界で共有されていくと確信しています」 by 三橋貴明 ■「資本主義の神様」に背を向けた社会実験|三橋貴明オフィシャルブログ 「ユーロというのは資本主義の神様に背を向けた社会実験だったのだ。共産主義がそうだったように」 by 三橋貴明
>>57 その小国側に、演説の名手が現れ国民を煽りまくったりしてな・・・
欧州各国は今後大不況でどんどん右傾化して 今以上に移民との摩擦が激しくなるだろう、さてどうなることやら…
63 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 15:04:40.50 ID:sdLSx8QK
>>56 額に7つの線の文字をもつ男
(横線1、縦線2、斜め線4)
64 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 15:05:11.07 ID:hAbnRXKS
>>61 ユダヤの思惑通り軍靴の用意を始めるでしょう
いつだって始めるのは白人馬鹿
ユダヤだって計算済みですよ
プーチンも選挙操作してまで戦争の用意始めたね
65 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 15:08:13.80 ID:grrlYpZx
★経産省のTPP推進官僚、宗像直子 学歴 1990年 ハーバード・ビジネス・スクール MBA取得 出版物 『日本の東アジア構想』 『日中関係の転機』 論文・寄稿等 「東アジア経済統合へ日本は覚悟を固めよ」『論座』 「通向経済一体化:日本政策的演化」(中国語雑誌) "U.S. Should Bless the Japan-ROK Free Trade Pact," CSIS "Seize the Moment for East Asian Economic Integration," CSIS www.rieti.go.jp/users/munakata-naoko 東アジア経済統合の歴史と展望 「東アジア共同体を理想としてきちんと定義し、着実に東アジア共同体を作っていくために」 www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/06121201_flash.html
66 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 15:08:48.48 ID:4kr+1vZp
欧州なんかもともと作物も取れない不毛の地 東南アジアは世界有数の肥沃な地帯でそこを占領して利益あげてただけで元に戻ると地獄の欧州になる
>>59 「ナショナリズム」なんて空疎な政治的スローガンを
純粋な経済現象と関連づけて語るのはアホ経済学者。
ユーロゾーンの失敗は金融が共通なのに財政が別だから
各国が単独に国の実力にあわせた金融政策を取れないこと、これに尽きる。
68 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 15:13:51.44 ID:grrlYpZx
>>62 ★経産省のTPP推進官僚、宗像直子
学歴
1990年 ハーバード・ビジネス・スクール MBA取得
出版物
『日本の東アジア構想』
『日中関係の転機』
論文・寄稿等
「東アジア経済統合へ日本は覚悟を固めよ」『論座』
「通向経済一体化:日本政策的演化」(中国語雑誌)
"U.S. Should Bless the Japan-ROK Free Trade Pact," CSIS
"Seize the Moment for East Asian Economic Integration," CSIS
www.rieti.go.jp/users/munakata-naoko
東アジア経済統合の歴史と展望
「東アジア共同体を理想としてきちんと定義し、着実に東アジア共同体を作っていくために」
www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/06121201_flash.html
新自由主義(笑)
グローバリズム(笑)
ユーロ(笑)
東アジア共同体(笑)
TPP(笑)
ハーバード・ビジネス・スクール(笑)
MBA(笑)
69 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 15:14:05.16 ID:4kr+1vZp
経済が崩壊して不毛な地帯のもの買うバカは野村くらいしかいない 日本はいつだって南進が正解
>>59 通貨の価値を保証するのは政府。
だから政府に信用がないジンバブエのような国はインフレになってしまう。
ユーロの場合はEUが通貨価値の保証をしていて
それはナショナリズムとは何の関係もない金勘定の話だ。
まぁな、葡萄しか育たないからワインが名産になったわけで。 あと、羊を放し飼いにしすぎて木が無くなったり。 基本的に痩せた土地なんだろうね。 日本とかほっとくと草だらけになるからなwwwwww
72 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 15:33:51.20 ID:IBd1RfOM
>>70 EUが保障なんてしてないだろ。
基本的に、ユーロはどこの政府も保障してない通貨じゃない?
だから今の政治的混乱がユーロの弱さの原因となっている。
いうなれば、オリンパスの株価と同じだよ。
優良企業や資源を買い叩け
あの時あの値段だったからまた戻るだろ買っとけってのは根拠になりませぬ
76 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 15:42:16.57 ID:OQhozksM
一気に世界恐慌だな クリスマスは野宿
不良債権と何が違うのん?
>70 政府を成立させるのがナショナリズムってことだろ EUの財政を統合できないのは、 ナショナリズムがばらばらに存在するから
>>78 ナショナリズムがない国、
例えば旧植民地なんかでも政府は作れる。
ナショナリズムがあっても政府が市場から信頼されてなければ
その通貨は破綻する。
>79 それは政府が成立できてないってことじゃん で、形だけの政府すらないEUだから ユーロは破綻するってことね
>>77 ヨーロッパは時価評価止めたから、売るまでは不良債権じゃないよw
てか、ユーロの裏づけって何にもないだろ。 独自の軍事力も無ければ、国民すら居ないしましてや徴税権もない。 構成国が支えていく通貨なのに、共通の言語思想宗教も無く、構成国同士も仲が悪い。 今から考えると、こんな通貨が存在できたことがバブルなんだよな。
>>83 ドイツとフランスのような
ユーロゾーンの中でも優良国に対する信頼があったからだよ。
仲がいいとか悪いとか言語だ思想だ宗教だなんて
通貨の信頼性には何も関係がない。
85 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 17:53:54.19 ID:grrlYpZx
>>67 >>70 >>79 >>81 >>84 ■中野剛志 『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』
内容紹介
豊かな経済社会を取り戻すために
我が国の支配的イデオロギーは「グローバル化による国家の退場」だった。しかし東日本大震災のような危機には国家が強いリーダーシップを発揮することが求められている。異端の思想にこそ真実がある。
デフレと大震災で政治、経済、社会のみならず根幹思想も揺らぐ現在の日本。しかし国難を乗り越え復興する能力が我が国には潜在する。それを生かす政策理念とは――
大震災、大事故、経済危機を克服するために「国力」が求められている!
目次
序 大震災という危機
第一章 危機に直面する世界
第二章 経済ナショナリズムとは何か
第三章 はじめに国家ありき
第四章 国力の理論
第五章 国力の政策
第六章 経済ナショナリズムとしてのケインズ主義
第七章 国民国家を超えて?
第八章 経済ナショナリズムと日本の行方
86 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 17:54:21.06 ID:grrlYpZx
>>67 >>70 >>79 >>81 >>84 ■【書評】 中野剛志(著)『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』
d.hatena.ne.jp/midnightseminar/20110820/1313775926
中野氏はこれまでの著作を通じて、「国力」を理解するための「経済ナショナリズム」という理論の系譜を紹介してきた。
本書を読んだ印象は、これまでの議論をよりコンパクトに、かつ「リーマンショック」「東日本大震災」「TPP」といった時事に則して、分かりやすく解説したという感じだ。各章で論じられている内容はだいたい以下のようなものである。
第1章は、日本経済・世界経済が現在直面している危機の現状分析である。
アメリカの過剰消費に世界経済が依存する「グローバルインバランス」(経常収支の不均衡)、大量の資本が世界を飛び回る「グローバル金融資本主義」はついに破綻した。
日本においても、経済自由主義に基づく「グローバリズム」「構造改革」はデフレを招いて行き詰っている。
今必要なのは、国民国家を単位とした国際収支のバランスや内需拡大策であり、その理論的背景となるのが著者のいう「経済ナショナリズム」そして「国力論」なのである。
第2章は、「経済ナショナリズム」に関するよくある誤解を正すための概念整理である。
経済ナショナリズムは多くの場合「産業政策」や「保護貿易」を志向することから、統治機構としての「国家」の権力を重視し、他国を犠牲にして自国の利益を追求するイデオロギーだと考えられてきた。
しかし著者のいう「経済ナショナリズム」はそういうものではない。
一般に国家の経済政策を論じる場面で、
●「ステイト(統治機構としての国家)」と「ネイション(共同体としての国民)」の区別、
そして
●「支配力(他者を屈服させる外面的な力)」と「能力(何かを成し遂げる内面的な力)」の区別
が行なわれていない場合が多く、概念の混同が生じている。
著者のいう「国力」は、「ネイション」の「能力」のことであって「ステイト」の「支配力」ではないのである。
第3章では、「近代国家(国民国家)」と「近代経済(市場経済)」と「近代社会(市民社会)」の三位一体の相互依存関係を、歴史的な成り立ちから解説している。
社会契約論が言うように、自由で自立した近代的個人がはじめから存在し、彼らが集まって国家を形成したのではない。
逆に強大な国家権力こそが、伝統的な共同体の因習を取り除き、法制度により権利や義務を定めて個人を解放したのである。
そして国家は統一的な通貨を普及させ、インフラを敷設して、自由で活発な市場経済を生み出した。
近代的な個人が属する市民社会は様々な「中間組織」を形成しているが、この中間組織は人々の活動の動機付けシステムとなり、また社会秩序の基盤ともなって経済活動を支えている。
このように、国家と市場と市民社会が依存し合いながら発展してきたのが近代の歴史であった。
87 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 17:54:44.46 ID:grrlYpZx
>>67 >>70 >>79 >>81 >>84 ■【書評】 中野剛志(著)『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』
第4章では、経済力や政治力というものが、「ネイション(国民社会、民族共同体)」を束ね、その動員力を引き出すことによって発展するのであり、市場も法制度も「ネイション」の中に埋め込まれなければうまく機能しないというメカニズムが分析される。
経済活動のために人々を大規模に動員するには、多かれ少なかれナショナルアイデンティティに訴えることがどうしても必要である。
とくに弱者のため、子孫のために負担を強いるような政策は、人々が「ネイションの全体的・長期的利益」を配慮しているのでないかぎり、なかなか支持され得ないだろう。
また国際経済においても、たとえば戦前に比べて戦後の貿易システムは、自由な市場というよりは「国家間の妥協」によって運営され、発展してきたのである。
第5章では経済ナショナリストの経済政策が論じられる。
自由主義は「資本家」の利益増進、社会主義は「労働者」の利益増進を志向することが多いが、経済ナショナリズムは資本家と労働者の対立を招くような政策を好まない。
むしろ両者が力を合わせてネイションを発展させることを目指すのである。
こうした観点から、財政金融政策、産業政策、技術政策、国土政策、エネルギー政策、環境政策、農業政策、保護(貿易)政策、社会(福祉)政策、企業防衛(外資規制)、自由化政策といった一連の政策が
「国力」を増進するメカニズムが、具体的に各国が採ってきた事例をまじえて説明されている。
第6章では、経済危機に陥った際に発動される財政金融政策が、ナショナリズムに支えられて初めて機能するものであることが解説される。
この章で面白いのは、国際通貨制度がいかに「国民国家」の仕組みによって支えられているかが明らかにされているところだ。
とくに金本位制の兌換紙幣から政府が管理する不換紙幣へと移行すると、ナショナルアイデンティティに支えられた政府の権威がなければ通貨システムは維持され得ない。
また、かつての金本位制にしても、イギリスの覇権、アメリカの覇権によって支えられていたのである。
そして現在では、各国間の協調により通貨システムが管理されているわけだ。
いずれにしても、通貨は国民国家が主体となって発行・管理するほかないし*1、国際経済のルールをみても、著者の整理によれば、国民国家による制約が強まる一方だったというのが戦後経済の歴史であった。
*1:著者はEUについては、国民国家を超越するものというよりは新しく大規模な国民国家を形成する試みであるとみなしている。また、ギリシャ問題などを受けて、ユーロという試みの失敗が明らかになりつつあるとみている。
88 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 17:55:07.44 ID:grrlYpZx
>>67 >>70 >>79 >>81 >>84 ■【書評】 中野剛志(著)『国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策』
第7章では国際組織と国民国家の関係が論じられる。
戦後様々な国際機関が発達してきたが、たとえば国連は「民族自決」の原則を謳うことによって成り立っているのであり、国民国家を不要にするような世界機構ではない。
それはあくまで、国民国家間の利害調整の場である。
「普遍的人権」の理念とともに、「ナショナリズム(民族自決)」の理念こそが、戦後の国際秩序を支えてきたのだ。
また、国民国家が成立する歴史を振り返ると、それは文化的な多様性を持った伝統的共同体を画一化してゆく過程であった。
だからもし国民国家を解消するような国際統治機構が誕生することがあるとすれば、一層の文化的画一化が不可避であり、それはおぞましい規模のものとなるであろう。
我々はむしろこれからも、国民国家がもつ政治的・経済的な動員力を活用することでこそ、グローバルな課題を解決していくべきなのである。
第8章は今後の世界経済・日本経済がもつべきビジョンである。
各国の協調によりグローバルインバランスを解消し、経常収支を均衡に近づけること。
国際資本移動を制御してバブルを防ぐこと。各国国民の生活様式を守ること。
そして各国の「ネイションの力」を引き出して、国内外の課題を解決していくこと。
グローバル化した市場経済は、各国民国家の社会の中に再び埋め込まれることで安定を取り戻すべきなのであり、その過程を通じて資本主義は多様化していくであろう。
ところが近年、世界各国ともグローバル化と構造改革によって「ネイションの能力」を低下させてきた。
危険なのは、各国が「ステイトの支配力」の強化、つまりナショナリズムならぬ「ステイティズム」に走る恐れがあるということだ。
実際、通貨の切り下げ競争や資源の囲い込みなど、国家主導で自国の利益を追求する「国家資本主義(ステイトキャピタリズム)」化の兆候はすでに指摘されている。
日本は、国家資本主義の熾烈な争いが現に始まろうとしている現実をまず直視して防衛策を講じるとともに、歴史的に高い国民統合を実現してきた優位性を生かして「ネイションの能力」を引き出して、次世代の資本主義を形作っていかなくてはならないのである。
本書で強調されているのは、2008年以降の世界経済危機は「経済自由主義」に基づく「グローバル金融資本主義」や「構造改革路線」がいよいよ破綻したことを示しているということ、
そして日本は東日本大震災という国難にも見舞われており、今こそ「経済ナショナリズム」に基づく「国力」の増進が必要だということである。
しかしそうしたパラダイム移行が今のところ上手く行ってはいない。技術的な政策論の前に、まずは「グローバリズム」というパラダイムが破綻し、「ナショナリズム」こそが今後の経済秩序の中心になるのだと理解することが必要なのだろう。
89 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 18:23:42.39 ID:grrlYpZx
>>67 >>70 >>79 >>81 >>84 ■三橋貴明 『経済と国家がわかる 国民の教養』
内容紹介
◆常識を疑わないバカが日本を壊す。
◆今こそ“新しい教養”が必要だ。
現代の固定観念 →しかし、実際は…
●「日本は財政破綻する」→しない
●「日本の公務員は多すぎる」→少ない
●「少子化でデフレが止まらない」→逆
●「年金制度は崩壊する」→しない
●「グローバリズムは正しい」→終焉
●「欧州の多文化主義を見習え」→崩壊
●「ナショナリズムは害悪だ」→健全
目次
第1章 マネーの常識を疑え(“日本は財政破綻する!”;“少子高齢化でデフレになる” ほか)
第2章 システムの常識を覆す(“日本の治安は悪化している”;“日本の公務員は多すぎる” ほか)
第3章 グローバルの常識を正す(“日本の国際競争力は凋落の一途だ”;“グローバリゼーションは正しい!” ほか)
第4章 忘れられた教養(「民主主義とは何か?」;「ナショナリズムとは何か?」 ほか)
第5章 これからの教養(「福祉の源泉とは何か?」;「なぜ経済成長が必要なのか?」 ほか)
90 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 18:24:10.87 ID:grrlYpZx
>>67 >>70 >>79 >>81 >>84 ■ユーロナショナリズムは存在しない|三橋貴明オフィシャルブログ
わたくしは現在のユーロの仕組みについて、
「ユーロ圏で為替レートが変動しないため、『ユーロ・インバランス』の拡大を是正することができない」
「ユーロ・ナショナリズムは存在しない」
という二つの点から、ユーロはこのままでは継続できないと考えています。
ユーロ・インバランスとは、経常収支の黒字国(=対外純資産が増える国)はひたすら黒字を積み上げ、赤字国(=対外純負債が増える国)は、これまたひたすら赤字を積み上げざるを得ないというインバランス(バランスしていないの意味)です。(中略)
また、ユーロ・ナショナリズムの不在とは、ドイツ国民はあくまで「ドイツ国民」であり、ギリシャ国民は「ギリシャ国民」。「ユーロ国民」というのは存在しないという問題です。
特に、南欧諸国にカネを貸し付けている側の国、例えばドイツの場合、国民は「外国人」であるギリシャ国民のために自国の金が使われるのを我慢しなければならないわけです(ユーロがギリシャを救済する場合)。
政府が「他国民」のために金をひたすら使い続けざるを得ないのでは、その国の政治家が選挙で勝てなくなってしまいます。
『英独仏の国民、ユーロ圏諸国への一段の救済措置に反対−世論調査
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aaeDnmYxtz8k ドイツとフランス、英国の国民は、財政赤字拡大に対処できないユーロ圏諸国に対する一段の救済措置に反対している。
ドイツ人の59%は、「ユーロ圏を損なわないために必要であっても」再び救済措置を講じることに反対だと回答。』
そりゃあ、そうですよ。という感じです。
(しつこいですが)ドイツ国民はドイツ国民で、フランス国民はフランス国民。イギリス国民はイギリス国民なのです。他国民を救済するために自分たちのお金を使われることに、諸手を挙げて賛成する人は少数派でしょう。
わたくしたち日本国民が東日本大震災の負担をすることを素直に受け止めているのは、救済される方々がナショナリズムを共有する「日本国民」だからです。(とはいえ、復興増税などについてまで素直に賛成してしまうのは、困りものですが)
91 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 18:25:03.27 ID:grrlYpZx
>>67 >>70 >>79 >>81 >>84 ■ユーロナショナリズムは存在しない|三橋貴明オフィシャルブログ
先の経済討論において、上念さんがユーロについて、
「ギリシャなどを離脱させ、最適通貨圏(独仏及びベネルクス三国)に収縮するか、ユーロ合衆国を創設し、財政出動も統合するしかない」
と仰いましたが、まさしくその通りです。ユーロを継続するためには、最適通貨圏にまで加盟国を減らすか、あるいは金融のみならず財政政策も統合し、「ユーロ合衆国」を造り上げるしかありません。
一応、「ユーロ合衆国」を目指すような動きも出てきております。
『独仏首脳が債務危機対策で16日に会談−市場の期待はユーロ共同債
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aCxeSJR.Y2D8 投資家の間ではユーロ圏の債務危機収拾に向け追加策を打ち出すよう求める声が強まっている。』
ユーロ17圏の共同債・・・・。共同債を発行する以上、それで調達した資金の使い道を「ユーロ」で決めなければならないわけで、事実上の「ユーロ合衆国」への第一歩(と言うか、金融統合が第一歩なので、第二歩?)というわけです。
とはいえ、ユーロとして債券を発行し、財政支出を行うとなると、それこそユーロナショナリズムが不可欠です。
何というか、ギリシャなどの危機に対応するために「ユーロ共同債」などと言い出したわけだと思いますが、結局は「はかなき夢だった」で終わる派目になると思います。
結局のところ、人類は複数の国による「共同体」の構成員やら、あるいは「地球市民」やらとしては生きられないのです。お花畑左翼の皆様には大変気の毒ですが、人類はローマ帝国の時代から、それほど進歩しているわけではありません。
現実の人間は、ナショナリズムに基づく国家の国民としてしか健全な生活を送ることができないという現実が、今後の数年間で世界で共有されていくと確信しています。
そういう意味で、「東アジア共同体:」などというお花畑妄想を信じてやまない人には、さっさと第一線を退いて欲しいと思うわけです。
ユーロナショナリズムが醸成されるまで、100年以上は軽く必要でしょう。これが「東アジアナショナリズム」の確立となると、軽く1000年以上は必要になると確信しているわけです。
92 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 18:26:35.27 ID:grrlYpZx
93 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 18:26:56.92 ID:grrlYpZx
>>67 >>70 >>79 >>81 >>84 ■「国民の教養」と混乱の欧州|三橋貴明オフィシャルブログ
先に緊縮財政を実施していたギリシャの方は、以下の状況になっています。
『ギリシャ経済、今年は最大5.3%のマイナス成長も−ベニゼロス財務相
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aXrREHUnH25I 同国経済が今年4.5−5.3%のマイナス成長となる可能性があるとの見解を示した。』
グローバル化された世界において、輸出競争力を「簡単に」高める方法が二つあります。一つ目は、言うまでもなく通貨安です。しかし、ギリシャの場合はユーロ加盟国であるため、為替レートは(少なくとも対ユーロでは)変動しません。
二つ目は、国民経済を縮小し、国民の所得水準を下げることです。国民の人件費が「充分に下がれば」、外国から資本が移動し、輸出競争力も高まります。
ギリシャがこのままユーロに加盟し続けると、
「競争力が出るまで、国民所得が減り続ける」
ことになり、かつ政府の負債対GDP比率は悪化を続け、日本を上回ることになるでしょう(別に言うまでもないですが、日本政府の負債は日本円建て、ギリシャ政府の負債は共通通貨建てで、絶対額をGDPと比較してもあまり意味が無いのですが)。
要するに、国民に「貧乏になれ」といっているわけで、これは実は大恐慌期にアメリカのメロン氏がフーバー大統領に繰り返した言説と酷似しています。
「労働を清算しよう。株式を清算しよう。農民を清算しよう。不動産を清算しよう。そうすれば、システムから不健全なものが一掃され、人々が勤勉に働き、道徳的な生活を送るようになるだろう(アンドリュー・メロン)」
この辺のお話も、前述の「経済と国家がわかる 国民の教養」で詳しく解説しております。
いずれにしても、メロン氏の言説を読むと、
「経済って、そういうものかよ・・・・」
と思ってしまわれないでしょうか。わたくしはもちろん、「そういうもの」だとは思っていないわけです。
94 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 18:27:37.64 ID:grrlYpZx
>>67 >>70 >>79 >>81 >>84 ■「資本主義の神様」に背を向けた社会実験|三橋貴明オフィシャルブログ
『スペインとイタリア格下げ、ユーロ圏危機の深刻化で−フィッチ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=atM772naDcTQ 格付け会社フィッチ・レーティングスは、スペインとイタリアの信用格付けを引き下げた。
スペインの「財政再建」への取り組みに対するリスクを挙げ、この危機深刻化は「財政・経済面で重大なショック」をもたらすと解説』
フィッチがスペインとイタリアのソブリン債を格下げしました。フィッチのコメントが振るっていますね。
「スペインの「財政再建」への取り組みに対するリスクを挙げ、この危機深刻化は「財政・経済面で重大なショック」をもたらすと解説した」
って、おおいっ!
スペインが財政再建に走ると、財政・経済面で重大なショックをもたらす、と。具体的には、名目GDPの激減による税収減、更なる財政悪化というわけでございます。
とはいえ、そもそもPIGS諸国が緊縮財政政策を採っているのは、お前ら格付け機関が「緊縮財政しろ!」などといって格下げをしたからだろうがっ! と、スペイン政府も思っていることでしょう。
というわけで、スペインの投資、GDPのデータを見てみましょう。
【図 スペインの投資、投資以外のGDP(左軸、単位:十億ドル)、投資対GDP比率(右軸、単位:%)】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/20111010-1.jpg スペインの名目GDPも、現在は投資急減に引きずられ、名目GDPが急収縮を始めています。ギリシャやアイルランドと全く同様というわけです。
名目GDPの減少は政府に税収減をもたらしますので、スペインの財政は結局のところ悪化を続けることになるでしょう。
しかも、スペインの不動産バブルは共通通貨建てでしたので、バブル崩壊後に日米両国のように「長期金利超低迷」というボーナスは発生しません。
スペインの長期金利は現在5%ですが、これでもピークよりは2%ほど落ちたのです。もちろん、ECBの国債買取のおかげですが。
日米両国のように長期金利が超低迷した場合、資本主義の神様が、
「これだけ金利が安い(=民間の資金需要がない)のですから、政府は国債を発行して次なる成長のための社会基盤整備をしなさい」
とメッセージを送ってくれていることになりますが、これがPIGS諸国には起き得ないのです。
ある意味で、ユーロというのは「資本主義の神様」に背を向けた社会実験だったのだと思います。共産主義がそうだったように。
95 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 18:42:17.26 ID:ChhQV8JS
>>84 国や人間というのを数式どおりに動くプログラムか何かと勘違いしてやせんかね?
すべての人間が生産性向上だけを気にして今日を生きているとでも言うのかw
ナチズムはドイツ人なりの合理的な選択の結果か?
96 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 18:44:31.00 ID:4nDJOCbI
欧州各国に租借地をつくればいい、中国人街ができるで。
97 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/09(金) 23:01:01.98 ID:BThMbLKW
うぉーーー
B I S ! U S A ! U F O ! A H O !
なんだこのコピペスレは・・・
>>84 有るからこんな事になってるんだろ。
ドイツが面倒見てくれないから、イタリアが暴落してるんだよ。
101 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/10(土) 11:25:50.79 ID:SdGzn1Eg
>>35 近年街中を歩いてる逃げ切り世代なんてゴミみたいなのばっかだな
おまえら買ってやれよ
ええいっ、三橋はもうよいっ!三橋は!
じぶんがもってる債券が半値とかマジ笑えんわー。 しかも景気悪化で本業にも影響とか勘弁してー。 円だけにするわー。
中野さんも三橋さんも結局税金で食べていきたいんだよね
106 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/13(火) 23:37:12.91 ID:Tyyn3b0h
リーマンで不況になって 銀行がダメージ受けて 欧州諸国の財政詰んで 欧州って社会保障が半端ないんだろ これからどんどん国の支出増えんじゃん 社会保障があるから 市民は安心生活 そして国が破綻かよ もう欧州ダメだろ
108 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/16(金) 19:55:55.24 ID:IKg6jSmD
民主党が大好きな子ども手当とか高校授業料無料化とかその正当性にヨーロッパの 高福祉政策を使ってきたがそういうバラマキをしてきたヨーロッパが破綻した。 どうするんだろう?
109 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/16(金) 20:43:03.41 ID:EDRgCu+Y
110 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/16(金) 20:51:02.76 ID:VCUdsFkq
子供は国の宝だから、金に汚い老人を支えるよりいいだろ。
111 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/16(金) 21:03:12.02 ID:pPW0u6ea
>>10 たかが何千人が死ぬだけなの?
ソフトランディングした日本の自殺者数の増加をみたら、ハードランディングしてもいいんじゃないかな
112 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/16(金) 21:57:18.68 ID:SKDpLVKY
日本に要求したようにおまえらもちゃんと時価会計をやれよ、ヨーロッパ。(w 損失隠しやってんじゃねーぞ、ゴラッ! 飛ばしを国家レベルでやってんじゃねーぞ、ゴラッ! 時価会計をまじめにやったら、負債が天文学的な数字になり、ヨーロッパは今後50年は立ち上がれない。(w
113 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/16(金) 22:00:42.57 ID:Bib7fq7c
一方、ダメリカ、ウォール街は 各国が税金で穴埋めしたおかげで かなり景気がいい
>>2 もっと値が下がるので世界中が見守っています。
今買うと次の日から損失になるので
115 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/16(金) 22:21:35.64 ID:SKDpLVKY
アイルランドはリーマンショック前の絶頂時に何とGDPの10倍に上る資金を海外から借り、そのほとんどを国外の不動産や金融資産に 投資していた。日本で言えば5000兆円だよ。(w 一方政府債務はGDPの30%程度で財政もプライマリーバランスが黒字でユーロ圏の優等生だった。(w しかし、リーマンショックを期に資産は不良債権となり、民間の対外純債務は一気に対GDP比90%に跳ね上がった。一方、政府は金融機関の救済等で民間の 債務を肩代わりした結果、政府の債務は対GDP比で100%になってしまった。しかもその全てがユーロやドルという外貨建てでかつ対外債務という悪夢。 このアイルランド国債の格付けは2009年春までAAAだったんだぜ。(w GDPの10倍の資金でバクチをやっていた国の国債がS & PによればAAA。(w S & Pなんて皆殺しにしていいレベル。
日本の金融機関は、時価会計&瑕疵担保つけられても手を出すなよ
117 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/16(金) 22:36:55.05 ID:Ony3vbtI
>GDPの10倍の資金でバクチをやっていた国の国債がS & PによればAAA。(w S & Pなんて皆殺しにしていいレベル。 JGBを米国債より下に格をつけた時点で格付け会社なんて死んでたが? あんなバカなランクで投資する間抜けがいたのかね?
118 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/16(金) 22:40:05.30 ID:SKDpLVKY
ちなみにS & Pの日本支店は丸の内オアゾにあるらしいが、どんなバカがいるのか見てみたい。
>>115 >投資していた。日本で言えば5000兆円だよ。(w 一方政府債務はGDPの30%程度で財政もプライマリーバランスが黒字でユーロ圏の優等生だった。(w
>しかし、リーマンショックを期に資産は不良債権となり、民間の対外純債務は一気に対GDP比90%に跳ね上がった。一方、政府は金融機関の救済等で民間の
>債務を肩代わりした結果、政府の債務は対GDP比で100%になってしまった。しかもその全てがユーロやドルという外貨建てでかつ対外債務という悪夢。
>このアイルランド国債の格付けは2009年春までAAAだったんだぜ。(w
民間債務を肩代わりしなければよかっただけだから、AAAは妥当じゃね?
ギリシャといいイタリアといい、ユーロ破綻を防ぐために国益に反する行動とる政府ばかりだな
120 :
名刺は切らしておりまして :2011/12/23(金) 00:54:57.75 ID:CyoZb4vG
>>119 >民間債務を肩代わりしなければよかっただけだから、
それだと自国の金融システムが破綻する。
有り得ない選択肢だよ。
結局のところ、どの国においても民間企業の尻拭いは政府がしてる。
東電もそうだしな。
世界経済衰退の諸悪の根源はバーゼルV いいかげんにしろよもう