【銀行/地域経済】金融庁、宮城県地銀七十七銀に公的資金200億円　年度内に「第2陣」も [11/12/08]

　金融庁は８日、
宮城県の大手地方銀行、七十七銀行に改正金融機能強化法に基づき200億円の公的資金を資本注入すると
発表した。
福島県の相双信用組合といわき信用組合も同日、公的資金の申請検討を表明した。
同庁は2011年度中に被災地の他の金融機関にも公的資金を注入するため、具体的な協議を進める。

　７月に施行された改正強化法は大震災で被害を受けた金融機関を対象に、
通常よりも低いコストで公的資金を注入する特例措置を盛った。
９月の筑波銀行（茨城県）、仙台銀行（宮城県）に続き、
七十七銀が今月末に返済期間10年の劣後ローンの形で公的資金を受ける。
被災地の金融安定化に大きな役割を果たす地銀を対象にした「第１陣」は年内に終了する。

　七十七銀の氏家照彦頭取は８日の記者会見で「宮城県内で10年間に13兆円の復興事業があり、
設備投資も出てくる。こうした復興の資金需要に対応したい」と語った。

　金融庁は11年度中に３地銀に続く第２陣に公的資金を資本注入をする方針。
すでに被害の多かった宮古（岩手）、石巻（宮城）、気仙沼（宮城）、
あぶくま（福島）の４信用金庫が合計で400億〜500億円程度の公的資金の活用を表明。
これに続き、福島県の相双といわきの２信組が８日、受け入れを表明した。

　信金や信組の中間決算は仮決算と呼ばれる簡易版。
「（被害状況が）はっきりしない取引先への融資は引き当てていない」（いわき信組）といい、
融資先の経営状態の査定などを通じて不良債権の詳細が判明するのは11年度末になる。
いわき信組は震災で被災した企業や個人への貸出残高が約25％、
相双信組も約30％に上るため、両信組と金融庁は必要な公的資金を慎重に詰める。

　このほかに、金融庁は震災の影響は公的資金を受け入れた３行ほどではないものの、
復興に向けた資金需要に積極的に対応する地銀を中心に年度内に公的資金の受け入れを促す方針だ。
「十分な自己資本があっても、復興需要に積極的に応えていく観点から強化法は活用できる」と説明する。

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819591E2EAE2E3E58DE2EAE3E0E0E2E3E39797E3E2E2E2

貸し渋りすんなよ！

東北宮城福島の復活はいつなんだろう

えっ　仙台はバブルじゃないのか？

一方東電にはﾎﾟﾝと１兆円

>>4
バブルって言っても飲食店や宿泊施設、パチンコぐらいが儲けてるだけでしょ

これは仕方ない。確か信用組合２つも申請してたと記憶

>>4
担保となるべきストックが丸ごと壊滅したから、金融機関は無条件でオワタ。復興特需は関係無い。
これは関東大震災でも阪神大震災でも、大災害ごとに繰り返されたこと。

同じ災害にあっても金融機関は守られ派遣は切り捨てられるのか。
これ何て資本主義？

政府主導型資本主義って呼んでる
欠点はイオン、東電等議員がいたり献金してたりJALや空港等天下りの受け入れをしてたり票田になった公務員が安泰で経済が硬直化し不平等な社会になること

第一地銀ありゃ信金･信組は入らんだろ

ななじゅうなな銀行?

どんだけ銀行あるんだ

>>12
新崎社長乙
しちじゅうしち銀行っす。

>>13
政府もそう感じてるから規制を設けてる(自己資本比率4%以上)。
しかし震災で取引企業が被災して貸倒引当金が増えて赤字。
その規制が悪さして貸し渋りが起きて市場にカネが回らなくなったら経済が停滞する。
だから政府が支援する。

信用組合は各県一つに統合すべき

少なくとも中間期の決算報告を見る限りは
七十七ってそんなに傷んでいなかったはずだが
預金集中で運用先を探している状況ってのはよくわかるが
この中で、公的資金の導入が本当に必要だったのかなぁ？

本当はもっとヤバイ金融機関があって
それを隠すために横並びなのかなと思わざるを得ないんだが