米シカゴのナショナル・ルイス大が先月、一風変わった学生募集を行った。
同大は、インターネットのクーポン購入サイトを運営する米グルーポンを通じ、
教職修士課程の入門コースの授業料を6割近く割り引くと発表した。このコースの
正規の授業料は2232ドル(約17万1千円)だが、大学側はグルーポンを
通じて950ドル(約7万3千円)の授業料を学生に提案。最低15人の購入で
取引が成立する条件に対し、18人の応募があった。
高等教育機関とグルーポンが提携して単位を取得できる学科の学生募集を行ったのは
初めてという。大学側の狙いは一定数の学生を確保することはもちろん、知名度の
向上だった。実際、「大学のホームページの閲覧者が増えた」とほくほく顔だという。
2008年にシカゴで創業したグルーポンは、飲食店や小売店などの値引きクーポンを
地域ごとに発行するサイトを運営している。冒頭で紹介した例のように、購入が契約の
規定数に達すればクーポンを発行する。日本を含む世界40カ国以上で事業を展開し、
会員数は今年3月末時点で約8300万人に達している。
グルーポンの勢いは、09年の売り上げが約3千万ドルだったのが、翌10年には
7億ドル超と爆発的な伸びを示していることからもうかがえる。今年6月には、
最大7億5千万ドルを調達しての上場計画も発表した。
グルーポンが人気を集める背景には、米国で金融危機以降、遅々として回復しない
景気事情がある。少しでも安い料金で身の回りのサービスを利用したい消費者と、
薄利多売で店の知名度も上げたい業者の思惑が重なり合った格好だ。
しかし、急成長の代償ともいえる“負の側面”も目立ち始めた。あまりにクーポンが
売れ過ぎ、客をさばききれない店が続出。35%引でマニキュアセットを販売した
シカゴのネイルサロンには5千を超す注文が殺到した。日本でも正月向けのおせち
クーポンで配送の遅延や説明と異なる商品が送られて問題になった。
さらに、グルーポンと店側や利用者の間で契約をめぐるトラブルも広がっており、
米国では訴訟に至るケースも起きている。営業経費もかさんでおり、昨年は赤字
決算だった。世の不況をよそに快走してきたグルーポンの格安クーポンビジネスだが、
早くも曲がり角との見方もある。
◎
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111016/amr11101612010000-n1.htm ◎最近の関連スレ
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http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1315365754/ National?Louis University (NLU) is a private non-profit
American university.[3] NLU has campuses in and near Chicago,
Illinois, as well as in Wisconsin, Florida, and Nowy S?cz, Poland.
Many NLU courses and programs are also offered at-a-distance. The
university practices multi-campus, at-a-distance, and cohort
educational models for traditional and non-traditional students.
http://en.wikipedia.org/wiki/National%E2%80%93Louis_University