【統計】8月の機械受注は前月比+11.0%:識者はこうみる[11/10/12]

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1やるっきゃ騎士φ ★
ソースは
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23580320111012
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23580320111012?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0

[東京 12日 ロイター] 内閣府が12日に発表した8月機械受注統計によると、
設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、
前月比11.0%増の8049億円となった。
2カ月ぶりの増加。
ロイターの事前予測調査では4.9%増と予想されていたが、これを上回った。
前年比では2.1%増だった。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●外需改善を背景とする上振れはポジティブ
<大和証券 投資情報部 次長 西村由美氏>
8月の機械受注は市場予想を大幅に上回った。減速が懸念されていた外需が持ち直し、
改善傾向を示したことはポジティブだ。
業種では情報通信や精密機械などがけん引している。
同指標は振れが大きいため、実際の数値ほど回復しているかどうかはやや疑問だが、
底堅さは維持している。

株式市場にとって機械受注の上振れはプラス要因だが、外部環境の不透明感が強く、
きょうはさえない展開になりそうだ。
米アルミ大手アルコアの決算を受けてGLOBEX(シカゴの24時間金融先物取引
システム)で米株価指数先物が下落しているほか、米雇用対策法案に関し上院で
否決されるなど難航が見込まれることも重しだろう。

●設備投資から国内景気が腰折れする懸念は遠のいた
<みずほ証券 マーケットエコノミスト 河上淳氏>
比較的強めの数字が出た。振れが大きい指標なので、3カ月移動平均を見た方がいいが、
これを見ても引き続き緩やかな回復基調が確認されている。
よって、設備投資の動向から国内景気が腰折れする懸念はやや遠のいたとみていい。
外需が前月比32.3%増と信じられない数字になっている。
これも単月の数字なので何とも言えないが、
いずれにしても今月の結果は日本経済にとって心強いものになった。

●外需の伸びは中国の金融引き締め中断の効果か
<マネックス証券 チーフ・エコノミスト 村上尚己氏 >
市場予想を上回ったが、振れの大きい統計なので、これで設備投資が大きく伸びるとは
まだ言えないだろう。
ただ製造業からの受注が増加しているのをみると、更新需要や電力不足への対応需要が
増加の要因になっているのかもしれない。
外需も伸びているのもやや意外だ。
機械受注の外需の中心は中国のインフラ需要だ。中国経済が加速しているとは
いろいろなマクロ指標から考えにくいが、金融引き締めを中断していることが堅調な
需要につながっているのかもしれない。

-以上です-
内閣府のサイトhttp://www.cao.go.jp/から、機械受注統計調査報告(平成23年8月実績)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/1108juchu.html
2名刺は切らしておりまして:2011/10/12(水) 10:50:40.02 ID:ekuYWSwJ
ふ〜ん
3名刺は切らしておりまして

でもプレス・精密板金機械は売れない……