半導体レーザー製造のソニー白石セミコンダクタ(宮城県白石市)は22日、同じソニーの完全子会社で、
半導体の開発設計や生産を担うソニーセミコンダクタ九州(福岡市)と11月1日付で合併すると発表した。
ソニー九州が存続会社となり、白石を吸収する。グループの半導体事業の基盤強化が狙い。
白石市での生産は継続し、約670人の雇用も維持する。
新社名はソニーセミコンダクタで、ソニー白石は新会社の白石蔵王テクノロジーセンターとなる。
新会社社長にはソニー九州の岡山政紀社長が就任。ソニー白石の伊藤弘悦社長は執行役員に就く。
両社は以前から、生産管理システムの共通化や人材交流を進めていた。ソニー白石の広報担当者は
「九州が得意な微細技術と白石のレーザーの強みを合わせ、相乗効果を出したい」としている。
ソニー白石は1969年設立で、事業所は1カ所。ソニー九州は2001年設立、鹿児島、大分、長崎、
熊本の各県に計4カ所の生産拠点があり、従業員は約6300人。
ソース:河北新報社
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110923t12011.htm ソニーセミコンダクタ九州 ニュースリリース:
http://www.sony-sckyushu.co.jp/news/archives/19