ユニデンは、Bluetooth対応の携帯電話の子機としても利用できる、
固定回線向けのデジタルコードレス電話機「DECT3280」シリーズを9月下旬より発売する。
コードレス子機が1台付属するモデルや、2台付属するモデルのほか、増設用子機も用意される。
「DECT3280」は、家庭での利用が想定されたコードレス電話機。
親機と子機の間は、DECT方式(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)という規格が採用され、
1.9GHz帯を利用する。国内の多くのコードレス電話機は、これまで2.4GHz帯を利用しているが、
その帯域は無線LANやBluetoothなど、多くの機器が使用している。
ユニデンでは、1.9GHz帯を用いることで他の機器と干渉せずに利用できると説明。
また、DECT方式は、コードレス電話機向けの規格で、他の無線機器と共有し、
同じ1.9GHz帯を利用するPHSとも干渉しないとしている。
1.9GHz帯を通話用に用いることから、
ユニークな機能として、2.4GHz帯を用いるBluetooth機能の活用が可能になったとのことで、
Bluetooth対応のスマートフォンや携帯電話とペアリングして、
「DECT3280」でスマートフォンや携帯電話宛の電話を受けられる。
同時に4台まで待受ができ、携帯電話は充電しながら、
その携帯電話宛にかかってきた電話を「DECT3280」の子機で応対する、といった使い方ができる。
また「DECT3280」の子機が複数あれば、子機ごとに着信する携帯電話を設定できるほか、
登録した携帯電話が複数あれば、その携帯電話ごとに子機側で着信音を設定できる。
子知恵電話としては、ハンズフリー通話、最大12台までの子機登録、
迷惑電話着信拒否機能(要ナンバーディスプレイ)、サイレント機能などが用意されている。
大きさは、親機が約184×53×94mm、子機が47×166×24mm、充電器が約71×45×78mm。
ユニデンの直販サイトでの価格は子機1台タイプが1万2980円、
10月上旬発売予定の子機2台タイプが1万8980円、増設用の子機が1台6980円。
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