【投資】ギリシャ・アイルランド・ポルトガルのデフォルト容認を--PIMCO[11/08/18]

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1やるっきゃ騎士φ ★
8月17日(ブルームバーグ):債券ファンド最大手、米パシフィック・インベストメント・
マネジメント(PIMCO)の新投資イニシアチブ責任者ニール・カシュカリ氏は、
欧州の政治家はイタリアとスペインがデフォルト(債務不履行)に陥らないよう行動を起こす一方で、
ギリシャとアイルランド、ポルトガルについてはデフォルトを容認すべきだと指摘した。

カシュカリ氏はブルームバーグテレビジョンの番組「イン・ビジネス・ウィズ・マーガレット・
ブレナン」でのインタビューで、
「今回の危機で現実的に対処するための薬はひどく苦いため、欧州政治家はそれをできるだけ
先送りし、否定しようとしている」とした上で、「当局は常に出遅れ、遅れを取り戻そうともがき、
危機は常に悪化している」と語った。

同氏は、ドイツとフランス、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)が
「大規模な」救済策を公表し、ギリシャとアイルランド、ポルトガルを除くすべてのユーロ参加国が
利用できると発表し、事実上、この3カ国にデフォルトを容認すべきだと主張。
それがイタリアとスペインを守るファイアウオールになるとしている。

また、PIMCOのモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンの
別の番組でトム・キーン司会者とのインタビューに応じ、
「1、2あるいは3カ国には休んでもらう必要があるかもしれない。それが今後の方向性だ」とし、
最も重要な妥協は中核となるものを安定させることだと強調した。

ソースは
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aSrVl1fG3ghw