【投資】円安反転の兆しで時代の転換点に 外貨投資に大きなチャンス[08/13]

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41名刺は切らしておりまして
2 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2011/08/08(月) 13:34:20.50
http://tacmasi.blogspot.com/2011/06/1979.html

円/ドルレート・実測値と白川[1979]の手法による推定値

白川方明日銀総裁のかつての論文に、白川[1979]があります。
この論文では、1973年から1978年までの為替レートについて、マネタリーアプローチで充分説明できる、としています。

さて、これは現在もその通りなのでしょうか?2003年4月から2011年3月までの月次データを用いて確かめてみましょう。
マネタリーアプローチとは、為替レートの動きについて、通貨量・実質所得・名目金利で説明しようという理論です。
今回はFRBおよび日本銀行の月次データを用います。
ただ、日米の実質所得は月次データが取れないので、白川[1979]にならって鉱工業生産指数(米:FRB、日:経済産業省)を
代用変数として用います。

推定
早速OLS推定してみます(理論は後述)。
(途中略)

上記表の各係数を見ると、

日本の通貨量がアメリカの通貨量と比べて少なくなる時、円高になる
日本の通貨量がアメリカの通貨量と比べて多くなる時、円安になる
日本の生産量がアメリカの生産量と比べて多くなるとき、円高になる
日本の金利が上昇するとき、円安になる(※)

ということがわかります。
これは白川[1979]の結果と同じであり、「日本の通貨量がアメリカの通貨量と比べて少なくなる時
(つまり日銀がFRBよりも金融政策を引き締めた場合)、円高になる」というのは現況を表していると言えるでしょう。
(※「日本の金利が上昇するとき、円安になる」というのは、"何らかの理由(たとえば予想インフレ率の上昇)により
名目金利が上昇したとすると、国内通貨への需要が減少し通貨の超過供給が発生して国内通貨は上昇するが、
フロート制下ではこれは対外的には自国通貨の為替レート下落という形をとってあらわれる"(白川[1979])ためです)