米Googleは24日、米公正取引委員会(FTC)が、Googleに対する調査を正式に開始
したことを明らかにした。
Googleが公式ブログに発表した記事によると、23日に連邦取引委員会から「Google
のビジネス」に関する調査を開始する旨の正式な通知を受け取ったとしている。
Googleの発表では、「連邦取引委員会の具体的な懸念内容に関しては依然として不
明だが、我々の立場は明確だ」とし、Google設立当初からユーザーに焦点を合わせ
続けてきたとしている。
Googleの発表内容をみると、調査がGoogleの検索ビジネスに迫っている可能性が透
けて見える。
例えば検索結果の中身について、「時に最良の検索結果は別のウェブサイトへのリン
クだが、それ以外の時にはニュース記事、スポーツ結果、株価、動画、地図であったり
するだろう」とあり、Googleの検索結果上位に表示されにくいレビューサイトや動画サイ
ト等の懸念が表れているようにも見える。
また、自社のウェブサイト表示順位が突如として下落する問題についての苦情がしば
しば聞かれる。これについてGoogleは「我々は毎年、何百もの変更をアルゴリズムに
加え、検索体験を改善しようとしている。
全てのウェブサイトがページトップに表示されることはなく、検索結果ページの最初の
ページに現れることすらないかもしれない」と指摘している。
また、検索結果を決定するランキングの仕組みについても、他のどんなサーチエンジン
よりも情報を公開しているとし、ウェブマスターセントラルサイト、公式ブログ、診断ツール、
サポートフォーラム、YouTube等で情報公開をしてきたと説明する。
それだけでなく、他のサービスに容易に移行できるようにするため、Googleに保存されて
いるユーザーデータを他社サービスに移行するために専属のエンジニアチーム(Data
Liberation Frontのことだと思われる)を設けていることについても説明を行った。
※以下を省略します。続きはソースを御覧くださいませ。
■ソース
INTERNET Watch(
http://internet.watch.impress.co.jp/ )[2011/6/27 06:00]
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110627_456387.html ■関連情報
米Google公式ブログの該当記事(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2011/06/supporting-choice-ensuring-economic.html ■関連スレッド
【ネット】米当局、独禁法違反でグーグル(Google)調査か 米紙報道[11/06/24]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1308878044/