【刃物】切っても切っても刃が自己再生…IHIが研ぐ手間いらずのハイテク包丁を開発 [06/25]

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1きのこ記者φ ★
IHIは航空エンジンのタービン翼に使われている放電皮膜技術を採用した新型包丁
「サコンプラス=写真」を開発した。ステンレス製やセラミックス製以上の切れ味と耐久性を実現した。
価格は刃渡り180ミリメートルの三徳が2万4990円。7月に穂岐山刃物(高知県香美市)を通じて販売する。

同技術は超硬質粒子を金属組織に融合させる。新型はステンレス製の刃先を処理した。
使用すると粒子が刃先にあらわれてマイクロ(100万分の1)メートル単位の極微細な
ノコギリ状の刃が自己再生するため、切れ味が持続する。

同じ紙を同じ力で切った場合、ステンレス製は30枚、セラミックス製は40枚、新型は50枚。
研ぐ頻度は「家庭での使用であれば1年から1年半は必要ない」(落合宏行IHI航空宇宙事業本部技監)としている。
ダイヤモンド砥石で1―2回こするだけでよみがえる。三徳のほか、刃渡り135ミリメートルのペティ、
同240ミリメートルの柳刃も用意した。

http://www.nikkan.co.jp/saisai/110624.html
http://www.nikkan.co.jp/saisai/img/saisai110624.jpg