【裁判】アクトス後発品の製造販売差し止め求め提訴--武田薬品工業［11/06/15］

武田薬品工業は6月15日、月内に予定されている後発品の薬価収載以降に
同社の2型糖尿病治療薬アクトスの後発品を販売することを表明している
製薬企業18社に対し、後発品製剤の製造・販売の差し止めなどを求める
訴訟と仮処分命令申立てを、東京地裁、大阪地裁に行った。

国内のアクトスの単剤での物質特許は2011年1月に切れているが、
焦点になっているのはアクトスと「α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、
ボグリボース、ミグリトール)」「ビグアナイド系(薬剤の限定はない)もしくは
スルホニルウレア系薬剤(グリメピリド)」の2件の組み合わせ特許が有効かどうかだ。

この問題をめぐっては、10年5月に沢井製薬が、組み合わせ特許は無効として
特許庁に無効審判を請求。
今年3月末の審決によると、「α-グルコシダーゼ阻害剤」との組み合わせ特許は
有効とされたが、「ビグアナイド系もしくはスルホニルウレア系薬剤」については、
スルホニルウレア系薬剤は有効としたものの、ビグアナイド系薬剤は無効と
判断された。
両社はそれぞれ、審決を不服として、知的財産高等裁判所に審決取り消しを求め
提訴している。

武田によると、それぞれの組み合わせ特許の有効期限は、
「α-グルコシダーゼ阻害剤」が17年11月、
「ビグアナイド系もしくはスルホニルウレア系薬剤」が17年12月。

厚生労働省は今年1月、これらの薬剤との併用を認めた上で、アクトス後発品を
承認している。後発品の薬価収載は6月中に行われる予定だ。

武田はいずれの組み合わせ特許も有効と主張しており、アクトス後発品の
製造販売はこれらを侵害するとして、アクトス後発品の製造承認を取得した
27社のうち、和解に応じなかった18社の提訴に踏み切った。

ソースは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110615-00000001-cbn-soci
■武田薬品工業　http://www.takeda.co.jp/
　6月14日更新　フランス及びドイツにおけるピオグリタゾン塩酸塩製剤に対する措置について(PDFファイル)
　http://www.takeda.co.jp/pdf/usr/default/press/actos01_44001_9.pdf
　http://www.takeda.co.jp/pdf/usr/default/press/actos02_44002_5.pdf
　株価　http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=4502
関連スレは
【医薬】武田薬品の糖尿病治療薬「アクトス」　ぼうこうがんのリスクをわずかに高めるためフランスで回収--認可当局［11/06/10］
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1307661737/l50

武田必死だなw

【解説】武田薬品の国際戦略　いま何が起こっているのか
●ナイコメッド買収　深刻さを克服し、前進するための一手
●フランス政府によるアクトスの新規処方差し止め　市場は不透明感
●計画の大幅見直しも
ttp://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/40925/Default.aspx

武田薬品がスイス大手を買収、業績ジリ貧に歯止め(1) - 11/06/10
ttp://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/af536cf47d37f6169924c95b63d74900/

いうてもタケダと言えば国産自動車製造業でいうトヨタや。ここすら
倒れれば他は外資に丸飲みされるで。

だから何？

日本の製薬会社がなくなるってことでしょ。
グラクソ子会社武田薬品、アベンティス子会社第一三共とか。