【調査】無収入妻は44.0% 「専業主婦は贅沢なライフスタイル」の声 [11/06/09]

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「貯金が増えない」「手取りが減ってやりくりが大変」と悩みや不満はあれど、いくら親し
くたっておとなりさんと“金”の話は…。そこで、全国の40〜50代の家庭にインターネット
でホンネを緊急調査。ファイナンシャルプランナーの和泉昭子さんと畠中雅子さんにR40家
庭のマネー事情を分析してもらった。

まず、月々の夫の給与だが、「10万円未満」は4.4%で「11万〜20万円」が8.4%、「21万〜30
万円」が25.4%、「31万〜40万円」が28.0%、「41万〜50万円」が16.4%、「51万円以上」が
17.4%となった。

21万〜40万円の割合が半数超。「いまの若い人が40代以上になるときのことを考えると、
この世代の収入面はまだ恵まれています」と畠中さんは語る。

また、妻に「月々のあなたの収入はいくら?」と聞いたところ、「0円(働いていない)」
人が44.4%、「3万円未満」が6.6%、「3万〜5万円」が9.2%、「5万〜7万円未満」が9.4%、
「7万〜10万円未満」が12.4%、「10万円以上」が18.0%となった。

働いていない妻がほぼ半数で、働いている人の半分ほどは、扶養の範囲内で働いているよ
う。「自分で税金を払っている人が5人にひとりもいないのは、夫の高い収入に支えられて
いるということです」(畠中さん)

そして、働いていない理由について自由回答で聞いたところ、多く挙がったのは「育児と
家事で忙しい」(44才、専業主婦)「介護をしている」(56才、専業主婦)などの家庭の事情。

「妻が家にいることが美徳だといわれた世代だからでしょう」と畠中さんは語る。

「希望条件の仕事がない」(45才、専業主婦)や「夫の給料だけで生活できる」(43才、
専業主婦)という、恵まれている回答も多い。

「いまや専業主婦は贅沢なライフスタイル。中高年は、仕事をしたくても見つからないと
いう時世にあって、仕事を選べる環境にあるのは、まだ家計に余裕がある証拠でしょう」
(和泉さん)

※女性セブン2011年6月23日号

ソース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110517-00000019-pseven-soci