【地域経済】橋下知事「15%節電協力しない」「関電発表は根拠ない」[11/06/10]

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642名刺は切らしておりまして
【内部事情に詳しい者からの情報】

橋下:「節電するから資料出せ!」

関電:「当社は福井の原発を再稼動すべく関係各位に鋭意お願いしているところであり、
    再稼動のお許しを頂けるものと確信しております。
   従いまして、現在のところ節電は不要と考えております。
万一再稼動に御同意頂けない場合、改めまして節電のお願いが必要になろうかと考えております」

橋下:「出さないんだな。俺は原発再稼動反対。勝手に10%の節電計画作るぞ」

関電:「それにつきましては、私共は何ともコメント致しかねます」

関電:「政府と共に地元自治体に対しお願いを続けて参りましたが、
遺憾ながら御同意を頂戴出来ません。
既にタイムリミットも近く、やむを得ず再稼動不能との前提で供給力を算定致しましたところ、
  御覧の通りの需給バランスとなり、概ね15%の節電をお願いせざるを得ない結果に至りました。
何卒、御協力頂きたくお願い申し上げます」

橋下:「お前ら、最初は資料提出拒否したのに、今頃なんだ!
   データ出せ、データを!(注:関電は需給バランス提示済み)
    公開討論会も断りやがって、大阪府は絶対協力しないからな」

関電:「事情御賢察の上、何卒御協力賜りたく存じます。
なお、需給バランスは物理的な積み上げの結果であり、
議論すべき性質の物ではないと考えております」

【私感】
関電の対応も官僚的なところはあるけれど、橋下は表現が極端で無用の喧嘩腰。
会話のそれぞれの部分は嘘ではないが、己に都合の良い部分だけを抽出し、
全体としては嘘も同然の話を構築している(今回の場合で言えば、関電が一方的に拒否と印象付け)。
その場その場で叩き易い「敵」をでっちあげ、それを思い切り叩く事により、
生活に不満を持つ素朴で感情的な庶民感情に巧みに火を付け自己を正当化。
ヒトラーの手口とそっくりだと思う。