「履いて鍛える」をコンセプトにしたシューズが、女性やビジネスパーソンの間で
注目されている。
この数年、ランニングやウォーキングがブームとなっている。そんななか、履くことで
インナーマッスルを鍛えるシューズの人気がきっかけとなり、その後も健康志向の
アイディアシューズに関心が高まっている。
2009年に発売されて以降、人気が続いているのが、リーボックの「Easy Tone」
シリーズ(9975円より)。履いて歩くことで体幹部のインナーマッスルが鍛えられ、
シェイプアップ効果が期待できるという。さらにデザイン性も高いことから、
健康志向の強い女性の間で話題を呼んだ。
その後も、数々のメーカーから、「履いて鍛える」という同様のコンセプトにした
アイディアシューズが発売された。たとえば、イタリアの老舗ソールメーカー、
ビムラムの「ファイブフィンガーズ(1万4990円)」は、5本の指が分離している
のが特徴。裸足感覚で5本の指を動かせることで、足腰の筋肉を刺激し、バランス、
敏捷性、足腰の強さを養うといった特徴も持っているという。
また、ミズノのウォーキングサンダル「WAVE REVIVE」は日本のわらじをヒントに
開発され、適度な負荷が足腰の鍛錬にもってこいと、これも昨年から好評を博している。
「WAVE REVIVE U・9343円」はこの2011年版。通気性も抜群なので、暑い季節
でも重宝しそうだ。
健康志向のシューズは、これからさらにどのように進化していくのか。動向が注目
される。
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http://moneyzine.jp/article/detail/195810