【防災】"4千円"で発売したらバカ売れ 被ばく量わかる『放射線測定カード』 [04/09]

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1ライトスタッフ◎φ ★
使い捨ての「放射線測定カード」が売れているという。ネットで検索すると、
ショップによっては売り切れていて入荷が4月中旬から下旬というものもある。
「お一人様10枚まで」と枚数制限しているところもある。

福島第一原発事故以降、ガイガーカウンター(放射線測定器)が売れていると話題に
なったが、このカードは4000円程と買いやすく、自分の被ばく度がわかることが
人気の秘密らしい。

■「だって放射能は怖いじゃないですか」

東京秋葉原にある電子関連の雑貨ショップをのぞいてみると、米国製の「RAD T
riage」と書かれたカードが冷蔵ボックスに入れられ販売されていた。価格は税込み
3980円。購入した都内在住の男性サラリーマンに話を聞くと「ガイガーカウンターは
大げさだが、これは手軽。だって放射能は怖いじゃないですか」と話した。

この「RAD Triage」というカードはどんなものか、説明書を読んでみると、ポケット
や財布に入れて持ち歩く放射線測定器で、自分が立っている場所の放射線濃度を測る、
というよりも、例えば3か月くらい持ち歩き、自分がどれくらい被ばくしたかを知る
という使い方が一般的。カードに付けられたセンサー部分の色が、ガンマ線、X線、
β放射線などに反応して変化し、その変色具合によって被ばく量が判断できる。
大きさはクレジットカードくらいで、約20mSvから反応し、計測積算線量は20
〜10,000mSvとなっている。

■ガイガーカウンターよりも実用的

「RAD Triage」の販売代理店ステラ・ホールディングスの嶋瀬宏社長に話を聞くと、
同社が販売を始めたのは1週間ほど前のことで、ほとんど宣伝しなかったにもかかわ
らず翌日に100枚売れ、これまでに数百枚売れているという。ガイガーカウンターが
安い物でも数万円することに対し、4000円程度で買えること、また、その場所が
どれくらい被ばくしているかを調べるガイガーカウンターに比べ、自分自身の被ばく
度を知ることができる「実用的」な製品であることが人気の要因ではないか、とし
「原発事故以降に放射能に関する様々な情報が飛び交っていますが、このカードを
使うことによって不安を取り除きたい、そんな方々が購入しているのだと思います」
そう嶋瀬社長は話している。

●放射線測定カード「RAD Triage」
http://www.j-cast.com/images/2011/news92637_pho01.jpg

http://www.j-cast.com/2011/04/09092637.html

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