【景況】計画停電が二次災害、首都圏などの経済に打撃[11/03/22]

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東京電力:1号機でも通常時の1万倍の放射能、2、4号機も測定へ 2011/03/26 04:27
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aCLMAw4FVSzM
  3月26日(ブルームバーグ):東京電力は25日、
福島第一原発1号機の水たまりで採取した水から通常運転中の原子炉水の1万倍の放射能が検出されたと発表した。
24日には作業員3人が被ばくした3号機の水たまりでも通常時の1万倍の放射能が検出されていた。
  東電によると、1号機に溜まった水を処理するために24日午前中に水を採取し、同日午後6時前後に検出結果が出たとしている。
3号機で作業員3人が被ばくした事実が判明する以前に、水の要素を調べるため1号機から測定したという。
1、3号機の水の要素はほぼ同じとの見方を示したが、放射能がどこから漏れたかは特定できないとしている。
  また、2、4号機でも水たまりが確認され、放射能濃度の測定を進めている。
水の深さは最大で1号機40センチ、2号機1メートル、3号機1.5メートル、4号機は80センチ。
福島第一原発では、原子力安全・保安院の西山英彦審議官が25日午前の記者会見で、
作業員3人が被ばくしたことについて「原子炉に一定の放射性物質閉じ込め機能があるが、
毀損(きそん)している可能性がある」との見方を示すなど、原子炉損傷への懸念が高まっている。


濃度限度1250倍のヨウ素検出=福島第1原発付近の海水から−保安院 (2011/03/26-12:06)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011032600149
 経済産業省原子力安全・保安院は26日、
東京電力が25日午前8時半に福島第1原発の南放水口付近で採取した海水から、
法律に基づく濃度限度の1250.8倍もの放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
記者会見した西山英彦審議官によると、この海水を500ミリリットル飲むと、
一般人の年間被ばく限度の1ミリシーベルトに達するレベルという。
500ミリリットルは中ぐらいのペットボトルの容量にほぼ相当する。
 西山審議官は一方で、半径20キロ以内の住民には避難指示が出されて漁業も行われていないほか、
潮流で拡散するとみられ、ヨウ素131の半減期も約8日と短いと指摘。
原子力安全委員会と協議中だが、人体に直ちに影響はないと述べた。
 海水の採取地点は、1〜4号機放水口の南約330メートル。ヨウ素131の出所は、
原子炉と使用済み核燃料プールの両方が考えられ、水に運ばれたり、
空中に放出されて海に落下したりしたとみられるが、具体的なルートはまだ分からないという。
 ヨウ素131のほか、セシウム134(半減期約2年)も濃度限度の117.3倍、
同137(同約30年)は79.6倍と上昇傾向を示した。
文部科学省が船で採取した約30キロ沖の海水に含まれる放射性物質の濃度はまだ大きな変化はないという。
 東京電力は1、3号機のタービン建屋の地下で確認された
高濃度放射能の水たまりとの関連について「この水が外に出た可能性は否定はできない」としている。