【経営戦略】2011年度は成長戦略への投資を実施、CMOSやネットワーク分野へ=ソニーCFO[11/02/08]

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1やるっきゃ騎士φ ★
ソースは
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK052579620110207

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[東京 7日 ロイター] ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)の加藤優・最高財務責任者(CFO)は
7日、ロイターのインタビューで、2011年度の事業計画について「構造改革でコスト削減ばかりを
続けるわけにはいかない」と述べて、将来の売上拡大につながる成長投資を実施していく方針を示した。
すでに発表しているCMOSイメージセンサーの設備投資だけでなく、携帯端末やサービスなど
ネットワーク事業の拡大に資金を投じていくことを検討しているという。

液晶テレビ事業は10年度も赤字の見通しだが、黒字化に向けては製造原価の6―7割を占めるとされる
液晶パネルの調達コストの改善が課題。
現在、
1)サムスン電子との合弁会社、
2)シャープとの合弁会社、
3)台湾メーカーなどのオープン市場
――の3つの調達ルートがあるが、加藤CFOは「その配分は柔軟にやりたい」と述べた。
今年4月末を期限とするシャープとの合弁会社への追加出資の有無については
「継続的に話し合っているが守秘義務があるので具体的に話せない」とするにとどめた。

10年度の液晶テレビの販売台数は2300万台の計画。来期の販売計画については
「市場の伸びにはついていくべきだ」と述べて、新興国を中心に販売増加をねらう姿勢を示した。
ただ「収益性を考えて市場の伸びをみながら台数を詰めている」とも指摘した。

インタビューの詳細は以下のとおり。

――2011年度の事業計画の検討状況はどうか。

「来期も構造改革は続けるが、構造改革費用は今期(700億円)より少なくなると思う。
構造改革でコスト削減ばかりをいつまでも続けるわけにはいかないので、次の取り組みは成長戦略だ。
事業を入れ替えて売り上げを伸ばしていくための投資をする。投資資金が必要になるが、
12月末のバランスシートでは金融事業を除いて7738億円の現預金がある。こうしたものを原資に
投資をしてさらに成長につなげるサイクルに持っていく」

――投資分野はどのあたりになるか。

「投資先としては、すでに公表しているCMOSイメージセンサーが端的な例。デジカメやカムコーダーの
差異化につながるし、部品として外販しても収益性が高い。こうした領域に投資する。
また(モバイル機器やサービスなど)ネットワーク事業を充実させることも必要だ。技術取得や
コンテンツにもお金を使う。工場への設備投資だけではなく、ネットワーク事業への投資で、お金の使い方は
多様化していくだろう」

――液晶テレビ事業は今期も赤字の見通しだが、どう分析しているか。

「製品価格の下落は想定していたし、固定費削減も予定通りに進めた。しかし、為替変動は読めないし、
通期の販売台数が期初計画の2500万台から2300万台に減ることも響いた。
さらに、液晶パネルコストが当初の想定よりも高くなった」

-続きます-
2やるっきゃ騎士φ ★:2011/02/08(火) 08:31:26 ID:???
-続きです-
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――液晶パネル調達でオープン市場の比率は増えているのか。

「サムスン、シャープ、残りをオープン市場で調達する構えは変わらないが、その中の配分は柔軟にやりたい。
液晶テレビが新興国で成長するなら大型テレビより中小型が伸びる。そうなるとパネル調達はどこがよいのか。
反対に先進国でテレビを売るなら付加価値の高い大型製品になるが、このパネルはどこで買えばよいのか
ということになる。3つの調達先のうち、どれをどう増やすかは柔軟にする」

――4月末を期限とするシャープ合弁への追加出資はどうするか。追加出資は調達柔軟化の妨げにならないか。

「今も互いにとってどういう方法がよいかは継続的に話し合いをしている。
それ以上の具体的な中身は守秘義務があるので今の段階で話す内容はない」

――来期の液晶テレビの販売台数は今期の2300万台よりも増やすか。

「(2012年度の台数シェア)20%の志はあるが、よく収益性を考えて市場の伸びをみながら
台数を詰めているところ。何台にするとは言えないが、市場の成長についていくことは
やっていかなければならない」

――据置型ゲーム機「プレステ3」は、製造原価が販売価格を上回る「逆ざや」が解消してゲーム事業が好調だ。

「ハードの収益性は常に考えている。よくゲーム事業はハードは赤字でソフトで稼ぐなどと言われているが、
そんなことは全然思っていない。初代プレステ、プレステ2、PSPとも、製品ライフで儲かっている。
時にハードは逆ざやの時もあるが、われわれはハードでもソフトでも儲けるつもりでいる。
プレステ3も儲かるサイクルに入ってきたので、来年度もそれなりに収益に貢献する」

――携帯型ゲーム機「PSP」の後継機の「NGP」でも収益性にこだわるか。 

「NGPについてはまだ値段の議論もしてないので、このハードが儲かるか儲からないかは差し控える。
ビジネスモデルによって違ってくるだろう」

――有機ELパネルは放送や医療など業務用製品への応用を予定しているが、
コンシューマ向けの製品展開をどうするか。

「業務用の市場投入は予定しているが、コンシューマ面でもいろいろな可能性を考えている。
他社との協業も含めて選択肢は検討している。スマートフォンやタブレット端末が伸びて需要が
増えてくるので中小型パネルの技術は大事。そこで技術開発を続けて特徴あるパネルを市場に問うことは
続けていく。個別具体的に何を出すかとは言えないが、いろいろな選択肢を探っている」

-以上です-
ソニー http://www.sony.co.jp/
株価 http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?nik_code=00001213
3名刺は切らしておりまして:2011/02/08(火) 08:33:00 ID:8VJF6aU4
ゴキ
4名刺は切らしておりまして:2011/02/08(火) 11:31:41 ID:eyrGxxn/
早期にシャープとパイオニアと合併。
5名刺は切らしておりまして
>>4
すぐに社名を考えるんだ!