【コラム】スティーブ・ジョブズが3度目の病気療養へ…独学の「天才経営者」以降のアップルは長寿企業に生まれ変われるか[11/01/26]
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やるっきゃ騎士φ ★:
ソースはDIAMONDonline
http://diamond.jp/articles/-/10888 http://diamond.jp/articles/-/10888?page=2 http://diamond.jp/articles/-/10888?page=3 [1/2]
スティーブ・ジョブズが再びの療養休暇に入ったことが明らかになり、ちまたでは果たしてアップルが、
これまでのようなクリエイティブな企業であり続けられるのかという疑問が噴出している。
■ジョブズの完全復帰には悲観的な見方が広がる
ジョブズの療養は、2004年から数えて3度目。最初は膵臓ガンの手術で、2度目の2009年の療養は
後になって肝臓移植を受けたためとわかった。今回の休暇を知らせる社員へのメールには復帰時期が
記載されていないこともあり、関係者の間では、ジョブズがアップルに戻ってくるかどうかについては
やや悲観的な見方が広まりつつある。
ジョブズの存在は、アップルとあまりに一体化していた。パーソナル・コンピュータという、
当時は不可能にも見えたビジョンを持って創業したのが35年前のこと。
その頃から、荒削りながらも画期的なインターフェイスを盛り込み、楽しく使いやすいコンピュータを
探求してきた。
誰も考えつかないようなアイデア、それを製品にする執拗さ、奇抜な行動習性など、ジョブズには
いつも物語がついて回る。それに加えて、自分が創設した会社から追い出されたうえ、またそこに
舞い戻ったという経緯。
そして、その後たった十数年の間にiMac、iPod、iPhone、iPadと立て続けに画期的な新製品をヒットさせ、
製品とインターネットとコンテンツを結びつけて産業構造自体を揺り動かした。
今やアップルの企業価値は、あのマイクロソフトをも追い抜いくほどに拡大した。このすべてが
ストーリーだ。
こんなことを成し遂げた経営者は、周りを見回してもあまりいないだろう。
もちろん、ジョブズが闘病中であることも、これにドラマティックな要素を付け加えてきた。
新製品の発表会では、数時間にも及ぶ細かなプレゼンテーションを自らこなしてきたが、
これだけ大きな企業になってもCEO自身がそんなことをやるとは、起業文化盛んなシリコンバレーでも、
他に似た例がない。ジョブズの情熱と存在感は、否応もなく人々の心に刻印されてきたのである。
さて、そのジョブズがいなくなった空洞は、埋めることが可能なのか。
ジョブズの執拗さは何も外向きのことだけではなく、社内でも恐怖政治にも似たような緊張感を
かもし出していたという。製品開発段階では、仕様、使い勝手、デザインなどさまざまな点で
無数のダメ出しをして、何度もやり直しをさせ、真に納得がいくまで理想の製品を追い求めた。
何よりも、技術主導ではなく、「こんなことができるようになるはずだ」というビジョンによって
製品やサービスを作ってきた。
突飛にも見えるアイデアを現実のものにするジョブズの「マジック」のような力は、誰にも真似できないだろう。
-続きます-
-続きです-
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■ディズニーやHPのような長寿企業に生まれ変われるか
そこで、今取り沙汰されているのは、ビジョナリー的創業者によって創設された会社が、
大企業として生きながらえている他の実例である。
たとえばディズニーがある。ディズニーは、
類まれな才能を持つ創業者ウォルト・ディズニーによって築かれた、クリエイティブな企業だが、
彼が去った後には、さすがその魔法の力を失った。しかし、その後再び盛り返し、今やディズニーという大
ブランドとして映画だけでなく、テーマパークなどにも広く拡張している。
シリコンバレーでは、ヒューレット・パッカードの例も有名だ。
アップルに比べて地味だが、画期的な発明をした2人の創業エンジニアがいなくなっても、
その精神は受け継がれ、それは「HPウエイ」として広く知られている。
現在でも安定した大企業として存続している。
そういう意味で言えば、IBMもマイクロソフトも同様だ。創業時のとんがり方は丸くなってはいるが、
企業生命と企業文化の点では創業者が開拓した道を継続中だ。
アップルについては、確かにジョブズが中心ではあったが、
彼のアイデアを支える重役層はかなり分厚いものだとされている。
ジョブズの不在中にアップルの経営を担うCOOのティム・クックは、IBMやコンパックで
長年働いた経歴を持ち、製造、ロジスティックス、販売、顧客サポートに関するすべてを管理する、
真にジョブズの右腕だ。ジョブズのような派手さはないものの、アップルの製品ラインを整え、
随所で細かなコストカットを実行して、大きな黒字に導いたという点では、アップルを長寿企業として
存続させていく手腕の持ち主だろう。
マーケティング担当のフィリップ・シラーは、ジョブズに代わってダイナミックなプレゼンテーションを
やってのけたことがある。社内でも尊敬を集める人物だ。
他にも、iPhoneのソフトウェアを開発したスコット・フォアストール、デザイン担当のジョナサン・アイブ、
小売展開担当のロン・ジョンソンなど、ジョブズを支えてきた人材はそれぞれが超一流だ。
ただ、誰をとってもジョブズのような「多才」さはない。
ソフトウェア、ハードウェア、デザイン、製造、経営、そしてビジョンを兼ね備えてはいないのだ。
ジョブズは大学も卒業せず、ビジネス・スクールにも行かずして、独学であれだけの製品発案力と
経営手腕を発揮した。だが、それを求め続けるのは所詮無理というものかもしれない。
これまでのジョブズ不在のアップルでは、「確かに緊張感がなくなって、事なかれ主義が広まった」
という関係者の証言もある。だが、企業に変化はつきものだ。
そう考えると、アップルは今ようやくその変化の第一歩を踏み出そうとしているところだろう。
そして、これからのアップルは、単独のビジョナリーが導く会社ではなく、複数の経営陣が率いていく
企業になる。ジョブズ以降のアップルを、われわれは間近に観察することになるのだ。
-以上です-
4 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/26(水) 10:53:11 ID:8AWXeCLw
東原 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
5 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/26(水) 10:55:38 ID:aIQWsrGI
第一歩じゃなくて三歩か四歩目だろw
iJobsまだかよ
ハンドジョブズ
マウスジョブズ
ジョブズから手裏剣を没収した関空の保安係が↓
ジョブスがいなくてもだいじょうぶっす
既にIT関係では最古参の部類に入ると思うが…実際はどうなの?
初めてコンピュータに触れた時、すでにジョブズはアップルから追い出されていたが
当時でも伝説的存在だったよ
11 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/26(水) 21:34:52 ID:LgXozEBP
どうせならウォズさんを社長にしてみたら。
遊び心のないつまらない企業になりやしないか、経営は堅実になりそうだが。
まあ最大の問題はビジネス分野にはそれほど食い込んでないので
一般ユーザに飽きられたら一巻の終わりということだな
まあジョブズのようなハチャメチャなCEOは過去にも例がないし、
これから先も永久に現れないだろう。
>>13 ビジネス分野に思いっきり食い込んでいたDEC、Compaq、Sunはその後どうなった?
潰れるときはどんな企業も一緒だよ。
CommodoreやAtariやSGIがどうなったって?
17 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/27(木) 01:47:07 ID:gO5k0dgO
東無阿弥陀仏
完全に進行ガンだよな。仮にまた移植手術しても、さらにまた転移するだろう。もうどう頑張っても数年だろうな。
>>18 ジョブスほどの金があれば移植をはじめとして
高額医療の大盤振る舞いができるからもっといけるかと。
経営復帰はしない方が身のためだとは思うけれど。
20 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/27(木) 02:45:38 ID:WeS0Sa2b
Facebookを映画化する前に、アップルとジョブズを映画化しろよ
22 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/27(木) 06:25:19 ID:Fe+qEYIN
ソニーも盛田・井深の後は低迷してる
23 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/27(木) 07:07:17 ID:Ep4BbgD2
クック「副将」がどうでるかですな
24 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/27(木) 07:20:04 ID:1D7Dsdy4
天才経営者というより稀代のペテン師のほうがしっくりくる。
相変わらずジョブズに対して僻んでる奴が多いな。
成功している人間を貶したって自分の惨めな境遇が変わるわけではないのに。
26 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/27(木) 07:45:06 ID:Ep4BbgD2
hpは、ファンをつくるために血のにじむ努力をしてますよ、アップルのなんて子供だましでしか無い
映画化決定!
29 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/27(木) 08:59:05 ID:oOKuCqDi
30 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/27(木) 09:09:33 ID:hDwFLPO0
今後は期待できないけど会社に現金がしこたまあるから、これだけでもしばらく優位でしょう。
20年前の日本みたいなもんだ。
失敗作こと現行iPod nanoの操作にあくせくしている姿が印象的でした。
>>31 アップルは失敗作も多いからな、貝殻型のノートとか。
創業者がいなくなると会社は迷走するのが常
>>32 当たるとものすごく大きい。
この差が他の企業との差になったな。
35 :
名刺は切らしておりまして:2011/01/30(日) 22:28:09 ID:pFw2cuO1
そのジョブズがかつて憧れたほどのソニーですら創業60年たってこのざまだ
創業者がビジョナリーで偉大であるほど、退場した後の時間が輝きを確実に奪い去る、これは避けられない
東原何某がブログに「もうマッキントッシュのパソコンなんて使わないし
ipadもiphoneも使わないんだから!」と書き込めば、
ジョブスさんは速攻で快癒する筈。
アップル株全力空売り
ジョブズはもうAppleの30年ロードマップを書きあげてるから無問題。
40 :
名刺は切らしておりまして:2011/02/12(土) 11:17:31 ID:vQ1vfkBh
脳さえ無事ならなんとかなる