【投資】なぜ人気? 中国人、日本の森林を相次いで買収 [10/12/12]

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1本多工務店φ ★
中国人が日本の水源地である森林の取得に積極的だ。
その背景には、2025年には世界で55億人の人間が水不足に陥るとの予測があるからだ。

外国人が日本の森林の買収を進めている。
この数年、日本の森林の価格は下落を続けており、今が底値と判断した海外投資家が購入するケースが多い。
また、水源として利用しようと考える海外企業もあるようだ。

世界の水の需要状況では、先進国では健康や美容などへの関心の高まりから、良質な水へのニーズが旺盛になりつつある。
一方で、発展途上国では人口増加や経済発展によって、生活用水が不足する事態が起きている。

経済産業省が発表した2008年度の通商白書によると、安全な水の供給を欠いている人口は、世界で11億人とされ、
安全な水が無いために、毎日4500人以上の児童が亡くなっているという。
水不足は今後更に深刻化するとみられており、2025年には世界で55億人の人間が水不足に陥ると予想されている。

日本の森林を買収する外国人の中でも、特に中国人の動きが目立っている。
中国には長江や黄河などの大河があり、豊富な水を有する国のイメージがある。
しかし、中国の年間平均降水量はおよそ660ミリで、1700ミリ近い日本の半分にも満たない。
さらに、長江や黄河にはそれにつながる支流が少ないため、大地に水が行き渡りにくいといった欠点もある。
そのため、慢性的に水不足の問題を抱えている。
また、中国の国土は平地が多いため、河川の水の流れが遅く、汚れた水が滞留しやすい。
河川の汚染が進む中国では、汚染が水不足に拍車をかけているといっていい。
中国人が日本の森林の買収に動く背景には、こうした事情がある。

日本は資源のない国だといわれているが、実は森林と水に恵まれた有数の資源国である。
そのことに気付いた外国人は、今後も日本の森林の買収を続けるとみられている。

これに対し林野庁は都道府県にヒアリングを開始し、情報収集に努めているという。
しかし、それだけでは買収を止めることはできない。
諸外国のように、外国人や外国法人の土地所有について地域を限定したり、事前許可制をとるなどの制限を設ける必要性がありそうだ。

ソース:MONEYZine
http://moneyzine.jp/article/detail/190245