>>103 そしてユーロ内でのドイツとフランスの覇権争いが熾烈となる。
ドイツ・フランスそれぞれ、植民地開拓に躍起となっていくものの、
ドイツが東欧を飲み込もうとすればするほど、やがてロシアに近づいて行き、
フランスが西欧を飲み込んでいけば、
ドーバー海峡の向こうのイギリスもスターリングブロック時代からの「英語文化経済圏」
の強化を図るだろう。
(アメリカがカネと時間と政治労力を費やすソフトパワー拡大戦略は、宗主国大英帝国にとっても利益)
朝鮮半島+中国+日本+アメリカで太平洋に火種が撒かれる間に、
ユーラシア東西戦線でもこのように火種が準備される・・・・
あとは・・・、今現在、資源高の追い風を受け、
工業生産の好調に支えられているロシアと中国が決裂すれば、
近代社会において3回目となる「世界規模での血と汗と涙の公共事業」が発注されるのだろうか?