【コラム】下り坂の日本経済(英エコノミスト誌・日本特集)[10/11/24]

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331名刺は切らしておりまして
つづく

予備的貯蓄とは、将来の不安(=老後の為の預貯金とか)があるので、
消費を先延ばしする(現在ではなく将来に使う)こと。
将来、給与が増えるのを前提でローンを組んでいた人たちは、
予備的貯蓄をしていなかったといえる。
ただ、非ケインズ効果が有効と見られているのがデンマークや
アイルランドという人口・GDPの少ないところが味噌かな。

アメリカはラッファーの屁理屈にしたがって、大失敗。
クリントンの時代には、金持ちの大増税をしたけど、地価・家価格の上昇
とそれに関する投資がうまくいって、異常消費になって景気回復。
地価・住宅価格上昇にともなって、将来の不安は消え消費に狂う。