【畜産】食い荒らす鳥獣を食い尽くせ…名物料理化の新ビジネス「環境警備隊」、和歌山 [10/11/18]

　最近、野生動物が餌を求めて人里に下りてくるケースが目立つ。
中でも田畑の作物を食い荒らすイノシシやシカなどは農家にとって悩みのタネだ。
有害鳥獣対策として、和歌山県日高川町が発足させた「環境警備隊」の取り組みが注目されている。

猟銃免許を持つ町民が駆除を担当し仕留めた動物は町が整備した施設で食肉に加工。
今月から町内の宿泊施設で名物料理として提供を始めた。町ぐるみの新ビジネスに迫った。

　10月27日午後、環境警備隊の宮所信之さん（62）らのパトロールに同行した。
宮所さんは元会社員で猟銃歴35年のベテラン。軽トラックで移動しながら動物の被害に遭った所がないか確かめる。

　日高川町は紀伊山地のほぼ中央の人口1万1千人の町。
9割が森林で農業が主要産業だが、昨年の農作物被害は約3千万円に上る。

　この日午前中のパトロールで、宮所さんは稲が食い荒らされた田んぼを見つけた。
イノシシが被害防止用の柵を乗り越えて侵入したらしい。
同様の被害に遭ったという農家の鳥居美里さん（65）は「経費はかかる、収穫は減る。（農業を）いつやめようか」とあきらめ顔だ。

　普段は1日平均約100キロ走り、4頭の動物を捕獲したこともあるというが、この日は猟銃が火を噴くことはなかった。

　環境警備隊は、大手電機メーカーの営業マンだった玉置俊久町長が発案した。猟銃免許を持つ人12人を隊員に任命。
猟期以外の時期に2人1組でパトロールし動物の駆除や被害状況を調査する。
隊員には5500円の日当と捕獲1頭当たり1万5千〜5千円の報償費が支払われ、雇用対策の側面もある。
玉置町長は「被害という言葉が独り歩きしがちだが発想の転換で、駆除した動物を資源にできれば生産意欲につながる。
『天然物』の獣肉を特産にしたかった」と説明する。

　今年5月には、約4千万円をかけ町立の食肉処理施設「ジビエ工房紀州」を建設した。
ジビエは狩猟で捕獲した野生鳥獣を意味するフランス語。最近はジビエ料理が静かなブームだ。

　今月、町内の宿泊施設でジビエ料理の提供が始まった。
メニューづくりには地元の主婦グループも加わり、イノシシ肉のチャーシューやシカ肉のローストなど、肉のうま味が楽しめる料理ができた。
きのくに中津荘の中澤秀紀料理長（38）は「創作意欲をかき立てる食材」と話す。

　現在は中津荘など2施設が1泊2食1万2千円でジビエ料理を提供。
イノシシ肉は高い物ではキロあたり約9千円だが、中澤さんは「安定供給と需要掘り起こしが進めば値下げが見込める」と期待する。

▽ソース：SankeiBiz（サンケイビズ）　（2010/11/18）
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/101118/cpd1011181207008-n1.htm
▽画像
http://www.sankeibiz.jp/images/news/101118/cpd1011181207008-p1.jpg

問題は猿だな。普通は食わねえし。

サンケイ写真部は歪みねえなｗ

最近ではビジネスにならないと聞くが、とりあえず猟師の高齢化は防げるかな？

>>2
漫画「エコエコアザラク」では、猿の丸焼きを食べる女が登場しますｗ

そんなに美味くない動物肉のためにどんだけコスト
かけるんだ？って話ですよ。発砲事故の心配もあるし。
キロ９０００円？スーパーで上等なステーキ肉買えるぞｗ

イノシシは普通に旨いよ。
殺し方や後処理で味が変わってくるだろうから、ハンターの腕にかかってくると思うけど。
鹿は馬のような味。
甘いソースでステーキにして食うと旨かった。これもハンター腕以外にシェフの焼き加減が上手かったと思う。

うり坊「お母しゃん。おっぱいおいちいね」
母猪「さあ坊や。たくさん飲んで大きくなあれ」

http://www.360navi.com/photo/26hyogo/07rockg/04walk01/10photo16.jpg

アジやイワシを食い荒らすあの迷惑な哺乳類もね

>>9
その前に海犬を捕獲しなきゃなんね

>害に遭ったという農家の鳥居美幸さん（29）

そのうち伝説の「源蔵殺しの片角鹿」とか「弾避け三本牙の猪」とか…

熊は中華料理屋に高値で売れるんじゃん

この試みは後世に「四害追放運動」として広く知られることとなった

そういや司馬遼太郎の小説に、忍者が猿の干物を食う話が出てくるな。

講談社の日本動物図鑑にも、秋の猿は山の民に親しまれた味、
とか記載してある。

http://www.thewatch.com/news/5003.htm

猪や山鳥を食べ出したら、牛や豚なんか不味くて食ってられなくなる。

カラス食えよ

>>7
> イノシシは普通に旨いよ。 殺し方や後処理で味が変わってくるだろうから

野生獣類は普段何をエサにしてるかで味は全然変わってくる
農産物を食い荒らしてる猪や鹿なら旨いだろうね

>>19
逆
ドングリばっかり食っているイノシシほど激うま

豚でもどんぐりばかり喰わせて育ててるのがヨーロッパにいるな。

紀州には青獅子はおらんからのう、絶品なのに〜。

今まで獣肉とか山肉と呼ばれてた。誰も見向きもしなかった。
ジビエと言い換えたらとたんにオシャレでスイーツ（笑）だと大人気。

ホント日本人ってｗｗ

動物が悪いわけじゃない
山が竹藪ばかりになって食べ物がないから生きていく為に里に来てるだけなのに
政府は竹藪を雑木林に変えろ

雇用対策なら若者雇えよ。

新人入ると和を乱して困るだろうし、猟友会は今の自分勝手な若者には合わないと思うよ。

あ、そうそう

こないだ丹波に売ってた猪カレー食ったけど気持ち悪かったわ。
細切れの肉はまあ良いとして、やたらと甘いし無駄に香辛料使っててヒリヒリする。

普通にぼたん鍋の方が旨いな。

中国に売ったらいい

一寸前、いのしし使ったラーメンの話題あったよね

>>27
イノシシは味噌味のぼたん鍋以外でも、しゃぶしゃぶやら焼肉にしても旨いよ。
脂身が豚とは全然違う。羊とも違う。

カラスって食える？

食えるけど上等じゃない

フランスにおける「ジビエ」にあたると言えば名古屋と京阪神のスイーツが飛びつく

東京都では、カラス駆除のために、カラスピザを試作して食っていたな

>>33
関東ではジビエは人気ないの？
>>34
何故ピザなんだよw

その場で血抜きとかやったら違法なんだっけか?
時間が経つと、匂いがな・・

>>35
カラスは、ＭＸテレビだかの番組で実験してた
クソ不味かったらしい

>>37
せめて、生姜汁を混ぜたつみれとか試して欲しいよなw

>>2

酒場で会ったじじいが、「戦争でフィリピンに行ったが、猿の肉はうまいよ〜」
と言ってた。酔ってたからそれ以上相手にしなかったけど。

クマも美味しいよー
クマ汁最高だぜ

戦争中、兵士達は猿の肉と言って人間を食べてたとか。

欧州の方じゃクリスマスの前とかになると、鴨とか猪とか兎とか鹿の肉とか食うよな。

果物のソースかけてね。美味いよな。

>>24
地味に雑木林化もやってはいるんだよ。
ただ苗木を鹿が食べてしまうんでエリアをフェンスで囲ってとか超高コストになるみたい。

>>2
猿は中華料理屋に
　　　それとも、脳みそワイン蒸し、肉は香味焼…
　　　　　なんとでもなるさ。
　　　　
　　　　　　　　　

>>35
だって和歌山の話だろ？
ジビエって地産地消ほど付加価値があるんだぜ？

そして温暖な気候の和歌山はそれと一緒に果物やハーブやスパイスも栽培すればいいじゃない
それらで調味しながらジビエをグリルするんだよ
最高じゃないか、おい

>>12
リアルモンハンだな

農水省・林野庁の「杉だけ植林政策」の失敗のツケが花粉症。
ブナ、ニレ、カエデ、シイなどの落葉樹の植林をしてこなかったツケだ。

杉一辺倒の植林政策という間違った政策のツケは花粉症だけではなく、
山にドングリがならず、シカやイノシシが街や畑にまで降りてきて農業
被害が拡大しているのも、植林政策を杉一辺倒にした間違いのツケだ。
クマが民家の近辺に出没するのも、同じ構造からだ。

ジビエと言えば、バブル時代、北海道でエゾジカを密猟で取りまくってた
人は家を建て替えられるほど儲かったらしいね。

今では北海道に限らず各地でシカが増えすぎて山が荒れて大変なことに
なってるそうだけど。

>>2
脳みそが絶品らしいぜ
珍味の王様

>>47
杉の建材需要が予想外れた時点で方針転換しておくべきだったんだよな
役人にそんな臨機応変が望みようがないのは分かっちゃいるが腹が立つ

鹿肉もらったけど美味しかったよ

熊は食ったことないけど猪鹿は別にどうこう言うほどの癖は無いと思うな。馬羊と変わらない程度。
でも最近の子供はｵｰｼﾞｰﾋﾞｰﾌですら臭いと言うから無理カモね。一昔前の和牛はｵｰｼﾞｰよりも
臭かったし豚肉はもっとだった。でもそれが肉本来の風味なんだけどね。

>>52
熊汁食ったけど、肉はちょっとしか入ってなかった。
いっぱい入れたら癖が出てくるんだろうなと思いながら食べたよ。

ウミガメの煮込みはガチで臭いしキモイ。達人向け。
トドも臭いらしいな。

昔のようにシシ垣を作れば？
電柵と違ってランニングコスト不要だし

都会のカラスとかハトはダメだ、何食ってるかわからんからね
こないだ朝帰りのとき見たけど、道端のゲロを食ってやがった

それだと魚食えないだろ

食うか食われるかの戦いだな