【モバイル】”イー・モバの二番煎じ”の「モバイルWi−Fiルーター」も投入…NTTドコモの二正面作戦 [11/15]

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11名刺は切らしておりまして
日本の携帯メーカーに勤めてる者です。先日、退職した元同僚に
会って飲む機会がありました。

その同僚の新しい勤め先は、韓国の某巨大家電メーカーです。
その韓国メーカーは今年から世界展開のスマートフォンで日本に
本格参入をしているメーカーなので、名前を出せば皆知っている
ところだと思います。

驚いたのは、日本市場に投入されて好調に売れ行きを伸ばしている
そのスマートフォンを作っていたのは、元同僚や、元同僚とおなじく
日本の各携帯メーカーから引き抜かれた技術者たちだったということ
でした。それも1社や2社どころではなく、ドコモやauやソフトバンクの
カタログに載っている日本の携帯メーカーから横断的に大規模な引き
抜きをしたとのことです。

さらに驚いたのは、引き抜きの条件です。

家電メーカーから引き抜かれた元同僚は、引き抜きに合意した時点で
新築の3LDKのマンションを臨時ボーナスとして与えられたそうです。
その新築のマンションは、引き抜いた韓国メーカーとつながりのある
韓国系ディベロッパーが、日本の携帯技術者引き抜き時のボーナスと
して当初から計画して建てたものだったというのです。つまり、その韓国
メーカーは、2010年にスマートフォンがブレイクすることを予測し、その
開発人員として小型軽量薄型設計のノウハウを持つ日本メーカーの
技術者の引き抜きを計画し、日本人にとって「家を持つ」ことが非常に
負担になっていることを調べ上げ、そのためのマンションを系列の力を
使って三年前から建てていたのです。

こういう恐ろしいことが起きていたのですが、日本メーカーの幹部でこの
事実を知っている人はあまりいないようです。