【鉄道】リニアと新幹線のホーム移動、最短3分に [10/11/12]  

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JR東海は12日、東京―名古屋間で2027年の開業を目指すリニア建設計画に関し、
名古屋駅におけるリニアと東海道新幹線のホーム間の移動時間が、
最短3分で済むようにする方針を明らかにした。

リニアと新幹線の接続が良ければ、
車両の待ち時間も含めて計10分以内の乗り継ぎも可能な計算になる。

同日開催の国土交通省交通政策審議会の中央新幹線小委員会で、
JR東海幹部が答えた。同社によると、リニアの名古屋駅ホームは
地下30メートルの位置で、既存の新幹線ホームの直下付近に建設。
乗客がエスカレーターを使うほか、徒歩の速度は毎秒1メートルで算出した。
車両最後尾に乗った場合など、ホームの端から端を歩く最長の移動は9分かかる見通し。

同小委の家田仁委員長(東大大学院教授)は同日、
JR東海が45年を計画する大阪までの延伸開業時期について
「より早く実現できる方法がないか(同小委で)議論を深めたい」と記者団に話した。
来年中と予想される最終答申の作成まで、開業前倒しを可能にする資金調達方法がないかを検討する。


http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3E0E2E1E18DE3E0E3E3E0E2E3E29180EAE2E2E2?n_cid=DSGGL001