[ムンバイ 6日 ロイター] オバマ米大統領は6日、アジア歴訪の最初の訪問国インドで、
米国の輸出や雇用拡大につながる100億ドル規模のインドとの商談成立を発表した。
オバマ大統領はまた、金融中心地ムンバイで、戦略的な技術について今後輸出規制を緩和すると
発表した。
米国が景気回復や中国の為替問題についての支持獲得に取り組むなか、今回の大統領の訪印により
両国の関係が強化されると期待されている。
大統領は米国およびインドの企業経営者との会合で「米国はアジア、とりわけインドを将来の市場
として注目している」と述べ「インドを米雇用を奪うコールセンターやバックオフィスの場所
とみる風刺が依然あるが、これらは古いステレオタイプや懸念で現在の現実を無視している」と
指摘した。
ホワイトハウスのフロマン大統領次席補佐官は、100億ドル規模の商談は5万4000の
米雇用を支援すると述べた。
ホワイトハウスはまた、核拡散防止の国際機関に加わっていないインドの加盟を大統領が
支持することを発表した。
大統領は今回のアジア歴訪で、インドネシア、韓国、および日本を訪れる。
ソースは
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-18045320101108