【金属】古河電工、はんだ付けできるアルミ電線--銅より4割軽く価格は同等以下 [11/02]

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1ライトスタッフ◎φ ★
古河電気工業グループの協和電線(大阪市)は2日、はんだ付けができる
アルミニウム電線を開発したと発表した。これまで一般的だった銅製の
電線に比べ約4割軽量化しつつ、アルミ線の課題だった耐食性を向上させた。
携帯用の電子機器や自動車部品向けなどとして用途開発を進め、年内の発売を
目指す。

開発したのは、すず系の合金でめっきしたアルミ電線。アルミの表面に特殊な
処理を施すことで腐食を抑えた。どこで切断しても簡単にはんだ付けができる。
これまでアルミ線は断面に酸化被膜ができるためにはんだ付けはできなかった
という。

アルミの比重は銅の約3分の1。アルミ線を複数より合わせてビニールなどで
被覆した製品の状態でも、銅線に比べ約4割軽量化できるという。価格は銅線と
同等以下の見通し。

◎古河電気工業(5801)の発表資料
http://www.furukawa.co.jp/what/2010/mate_101102.htm

http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819696E2E0E2EA988DE2E0E3E3E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2