【オピニオン】心配は無用、食糧危機はやって来ない--川島博之(東大大学院准教授) [10/27]

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1ライトスタッフ◎φ ★
農林水産省が「食料自給率を向上させるべき」とする根拠は、21世紀に世界が
食糧危機に見舞われることを前提としている。海外に食料を依存していると、
いざという時に輸入ができなくなるということだ。

世界が21世紀に食糧危機に陥るとする説は、「世界人口の急増」「農地の拡大の限界」
「水資源の制約」「化学肥料を用いた農業の持続可能性への疑問」「緑の革命の終焉」
「開発途上国における飼料需要の急増」などを理由に、識者により繰り返し説かれている。

マスコミが危機説を好むためか、この種の話は新聞や雑誌に掲載されることが多い。
食料価格が高騰した折などは、テレビの報道番組でも取り上げられている。そのために、
多くの国民は食糧危機が本当に起こると信じるようになってしまった。

だが、世界食糧危機説は、本当に信じるに足る説なのであろうか。

■飛躍的に増えた収穫量、立役者は化学肥料

紙面が限られていることから、原因とされる個々の事象について直接反論することは
しないが、食糧危機が来ない理由をあえて簡潔に述べれば、それは科学技術が急速に
発達したことにある。

食糧生産は自然条件に大きく左右されるが、現在、その制約を人類は克服しつつある。
識者と呼ばれる人々をも含めて、日本人はこの事実をよく認識していない。

わが国では終戦以来食糧難が続いていたが、1955(昭和30)年に好天候に恵まれた
ことから大豊作になり、この年に食糧難を脱した。食糧問題を語る時、多くの人々は
その頃の農業技術を想定しているようだ。

55年と言えば、携帯電話はもとより固定電話のある家も少なかった。電気冷蔵庫や
テレビも普及していなかった。そんな時代の農業技術を思い浮かべながら、世界の
食糧問題を論じているのである。

それから50年余りの年月が経過したが、この間の科学技術の進歩には目を見張る
ものがある。50年前に夢とされたことの多くが実現している。

実は食糧生産技術も、その目を見張るような進歩を遂げたものの1つである。最も
大きな進歩と言えるのは、単位面積当たりの収穫量(単収)が増加したことであろう。

人類が農耕を始めた頃から長い期間にわたって、穀物の収穫量は1ヘクタール当たり
1トン程度であった。より多くの農作物を生産するためには、農地を拡張する必要が
あった。その状況が1950年頃から大きく変わり始めた。単収が増加し始めたのである。

その最大の立役者は化学肥料と言ってよい。化学肥料とは、空気に含まれる窒素から
工業的に作った肥料を言う。

穀物の単収が上がらなかった最大の理由は、窒素肥料が足りなかったためである。
緑肥や厩肥では農地に十分な窒素を補給することができなかった。日本では人糞までも
利用したが、それでも足りなかった。人類は長い期間にわたり窒素肥料の不足に悩ま
されてきた。

それを解消したのが1910年代にドイツで開発された空中窒素の固定法だった。
この技術は第2次世界大戦後に世界に広く普及し、農作物の生産量を飛躍的に増大させた。

例えばフランスの小麦の単収は、45年頃は1ヘクタール当たり1トン程度であったが、
現在は8トン程度になっている。同じ面積で8倍の小麦を収穫できるようになったので
ある。フランスは戦前に小麦を輸出していなかったが、現在は米国に次いで世界第2位
の輸出国になっている。(※続く)

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4694
2ライトスタッフ◎φ ★:2010/10/27(水) 20:40:32 ID:???
>>1の続き

■南米で大豆生産量が大幅に増えた理由

農業技術の進歩は化学肥料だけではない。性能の良い殺虫剤も開発された。

空を真っ暗にして飛び回るバッタの大群が農作物を食い尽くす光景は、パールバックの
小説『大地』にも取り上げられているが、そのような光景は21世紀になった現在、
アフリカで時たま見られる程度になってしまった。それも、早晩なくなるだろう。
これも科学技術の成果である。

日本では議論のあるところだが、遺伝子改変技術が食糧生産に大きく貢献している
ことは間違いない。それは、大豆において特に著しい。遺伝子改変大豆と除草剤の
組み合わせは画期的な技術と言ってよい。これにより雑草を取り除く労働が著しく
軽減された。

それは南米における大豆生産量の大幅な増加につながった。大豆は油を搾り取るために
栽培されているが、搾りかすは多くのタンパク質を含むことからよい飼料になる。
それによって食肉の量産が容易になった。

現在の世界人口は60年の約2倍になったが、その間に食肉生産量は約4倍に増えた。
つまり、50年前にくらべて、世界の人々は平均で約2倍の肉を食べていることになる。

このように食糧生産技術は急速に進歩している。このことが、世界が食糧危機に陥ら
ない最大の要因になっている。

■21世紀に人口は「爆発」しない

もう1つ、世界の食糧問題を考える上で重要な事実がある。それは世界の人口増加率が
急速に低下していることである。

世界人口は現在約70億人であるが、国連によれば2050年頃に92億人になり、
それ以降はあまり増加しないと考えられている。

現在、人口が大きく増えている地域はアフリカだけと言ってよい。その他の地域は、
これまで人口の急増が喧伝されてきた南米においてさえも、増加率は急速に低下して
いる。例えばブラジルであるが、現在、約2億人の人口は2040年頃に2億2000万人に
なり、その後は減少するとされる。

増加率の減少はアジアで特に著しい。これは、アジアの経済が順調に発展している
ことの結果でもある。

発展途上国にとって、経済発展とは農業国から工業国になることである。その過程で、
農村に生まれた若者が都市に出て働くようになるが、それが始まると人口増加率が
急速に減少し始める。これには、女性の高学歴化や晩婚化が関係していると言われる。
このことはわが国が体験したことでもあり、容易に理解することができよう。(※続く)
3ライトスタッフ◎φ ★:2010/10/27(水) 20:40:43 ID:???
>>2の続き

その過程を、アジア諸国は時間を短縮しながら駆け抜けている。韓国の合計特殊出生率
が日本より低くなったことはよく知られているが、インドの出生率でさえ急速に低下
し始めている。もはや、人口が急増しているのは西アジアとアフリカだけと言って
よいが、その西アジアでも増加率は低下し始めた。

今後、世界はわが国と同様に少子化高齢化に悩む時代に突入する。この先、世界人口が
92億人程度でピークを迎えるなら、現在よりも22億人が増えるだけである。

よって、21世紀を人口爆発の時代と見ることはできない。21世紀を人口爆発の時代と
捉えることは、現在、わが国における各種の予測をミスリードしている。

人口が爆発したのは20世紀であった。その20世紀においても、世界食糧危機が発生する
ことはなかった。そう考えれば、科学技術が発達し、かつ人口増加が止まりつつある
21世紀に食糧危機が発生しないことは自明であろう。

◎執筆者/川島 博之(東京大学大学院農学生命科学研究科准教授)
77年東京水産大学卒業、83年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得のうえ
退学(工学博士)。東京大学生産技術研究所助手、農林水産省農業環境技術研究所
主任研究官、ロンドン大学客員研究員などを経て、現職。主な著書に『農民国家 
中国の限界』『「食糧危機」をあおってはいけない』『「食糧自給率」の罠』など


4名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:45:29 ID:k0w8+46/
脳トレの人か
5名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:46:00 ID:f6ZkAUX/
クジラを食べれば解決
6名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:47:09 ID:0ZoF5Vgk
遺伝子組み換え大豆なんて危険極まりないものを食べなきゃいけないのに、
食糧危機は起きないなんてバカも休み休み言えよ。
遺伝子組み換え作物食って早死にするからいいてことか!
7名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:47:43 ID:I62qZwbQ
説得力あるね。
8名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:49:32 ID:K6QceteQ
気候の変調なんかあって
レアアースみたくならね?
9名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:50:28 ID:rWk/Fj3t
遺伝子組み換えは毒性の検査さえクリアーすれば安全だから増えるだろうな
10名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:50:30 ID:Ld+T6T4+
穀物メジャーの回し者か?
11名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:51:50 ID:Ld+T6T4+
遺伝子組み換え農産物が危険と煽っている人は、原発嫌いに多そうだね
12名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:52:38 ID:8ou92ICf
食糧危機は起きるよ
核戦争によって
13名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:52:57 ID:iu7LezzX
北朝鮮はどうだ。
日本限定だと、金で買えるのか、売ってくれるのか、その国は。
14名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:53:25 ID:cKp45047
日本中芋畑にすれば1億人くらい生きていけるwww
日本には500万ヘクタールの耕地があり、300万ヘクタ芋を植えればw
1億人が一人年間500kgの芋が食える!
トラクターを動かす燃料と肥料があれば、飢え死にすることはないよ(^o^)
15名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:54:44 ID:4dOjcpSC
この豊かな国土も30年後は海の底かもな
16名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:55:54 ID:ozVm7kfJ
これって、輸出入が滞りなく行われたらっていう前提がつくよね?
17名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:57:32 ID:zVXV1rI2
>>16
話の内容が世界食糧危機は起こらないだからな 戦争とか経済制裁とかの安全保障の話とは別だろう
18名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:58:46 ID:ozVm7kfJ
>>17
要するに、脳内妄想ってヤツだよね。
19名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 20:59:22 ID:hoKhCMsc
すげえ楽観的だな。
信じられん
20名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:01:01 ID:T81FaJo9
化学肥料があれば食料を作れると思ってるバカが教授になれるんだな

食料は増産ペースだがそのお陰で世界各地で地下水が減少してる
今後は水戦争だよ
21名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:02:23 ID:r9HWS1YG
世界全体は食糧危機にならないかもしれんが、
いろいろな理由で食糧危機になる国は存在する
たとえば、北朝鮮だが、
仮にその国が日本だとしたら、まったく安心出来ない
22名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:04:05 ID:2RsLalEP
ただし多国籍な穀物企業の種子が問題。
これ無しでは農業ができない状況に世界が追い込まれつつある。
味よりも毎年繰り返し使える自前の種をしっかり確保しておくべき。
それだけで(味はともかくとして)後はどうにでもなるし
健康にも問題はない。
23名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:04:52 ID:4dNzQ/hL
モノはあるけど輸送ができない自体とか考えて無い?
24名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:13:54 ID:1/QS8fGD
>>21>>23
そんな状況になったら燃料もこないだろ。
25名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:18:07 ID:b3kGmyeX
>>20
地下水汲み上げて農業するなんて少数派だよ。

日本みたいな手間暇掛けて農業する方も少数派なのだし。
まあ、米は麦に比べて水の所要量が多いのだけど。

小麦を大量に輸出してる国など灌漑設備なんて無いんだぜ?
26名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:18:10 ID:FDFMYNh+
米国・ブラジル・カナダ・豪州等の食料輸出国は慈善活動で世界のために食料を
作っているのではない。金を払えないところには売らない。だから金のない所では
食糧危機委は昔からあるし今でもある。日本は食料を買う銭は充分あるし輸出国は信用のある国が
買ってくれないと商売にならない。金がある限り食糧危機はない。金を払ってくれる輸入国が
有る限り奴らは必ず作る。アメリカ・ブラジル・カナダ・豪州は日本とは当分戦争はやらないし農業をやめることもない。
シナは主要穀物では輸入国に転落した。食糧輸出は商売、残念ながら人道問題ではない。
世界人口が増えても、日本に金のある限りこの国にとって食糧危機はない。
27名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:23:05 ID:RIlpqxvn
でも熱量計算で将来的に計算すると破綻するのは明らかなんだよな。
28名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:40:55 ID:bHrpgbjy
>>22
味は昔の品種のほうがかえってよかったりするけどね。
エアルームっていって、スイーツとかと同様、ちょっと流行語になりそう。
29名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:43:56 ID:CooBY+HN
日本でも収穫効率は 6 倍になってるから今ではほとんどの小規模農家が不要に
なっている。
30名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:44:06 ID:EdyWh83I
元ピンク・レディーのミーは
食事をサプリで済ますらしい(うろ覚え)
31名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:46:39 ID:fIkRw3tb
>>8
なる。
ちょっと前になりかかった。
32名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:49:31 ID:swcTA6EI
>>1

いやいや‥問題なのは人間が直接食べる物じゃ無くて‥

人間以外の動植物が使ったり食べたるするエネルギーと食料を人間が横取りしてるのが食物連鎖に影響しそうだって予測だろ?


そりゃ短期間なら人間の食料は確保出来るが‥食物連鎖その物が破壊されたら‥‥。
33名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:52:24 ID:a5CU0Yi/
食料そのものの不足より化学肥料の原料めぐる戦いのほうがよっぽど不安材料だな。
リン鉱石はアメリカがすでに輸出禁止措置とってて日本はほとんど全量を
中国からの輸入に頼ってる。

このあたりの足元の危うさを無視して食料自給率だけを論じる奴は
たしかにバカと断定してさしつかえない。
34名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:52:47 ID:wqDkY8DQ
炭酸ガスが増えると、植物の同化作用は効率的になる。

稲など穀物の高温障害は、作付け品種を帰ることで容易に避けられる。

COP3前後に農水省から出された予想データーは出鱈目。

しかし、この川島も適当な前提で話しているだろ。2012に地球滅亡説の裏表くらい
いい加減な説だと見た。
35名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:53:23 ID:aZlPRgAO
>>29
改良品種の種子と対応農薬と、肥料と燃料が調達
36名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:56:11 ID:wqDkY8DQ
>>33
前の戦争のときも、米は肥料でも日本を封鎖した。
しかし、実効のあったのはカリ肥料だけだったよ。当時は燐は占領地域から確保できた。
現在の技術なら汚泥処理及び人間を含む動植物遺骸精製で得られる。
37名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 21:59:10 ID:wqDkY8DQ
窒素は大気循環するが、カリは確実に灰に残り、燐は水に流さなければ再循環可能だ。
38名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:02:10 ID:HeUzrlbH
温暖化はウソで実は氷河期。特亜と陸続きになる・・・
39名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:06:20 ID:wqDkY8DQ
>特亜と陸続きになる・・・

食糧危機がやってくるジャマイカ、どうスンジャヤワルダナプラコッテ・・・
40名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:10:05 ID:eEzRP352
穀物価格の上昇が止まらない訳だが?
コスト的な意味で
食糧危機まであと2年
食品会社が販売価格を上げない場合に利益が出なくなるまで
あと2年
41名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:11:16 ID:Txk0KitW
>>1
なんか、話が古い。
最近の新興国の食料消費拡大による価格高騰に対して慰めになってない。

日本に限らず、民主主義国家群は、原則、地産地消がいいよ。
プラスより豊かさを求めて一部輸入するというくらいのスタイルが
主権国家としてはちょうどいい。他国の食料生産体制を崩壊させか
ねんような政策を強要するのは「帝国主義」としかいいようがない。

それと国民の健康面でも、その土地で生育したものを食すのが
基本的には安全。その食物体系に適するように何千年も自然淘汰
されてきたんだから。特に日本の子どものアトピーなんて病気は米を
主に食ってた時代には無かった。
42名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:13:49 ID:8CfU2+i7
1>化学肥料とは、空気に含まれる窒素から工業的に作った肥料を言う。

嘘言うのも大概にしろ。その加工をするのに石油や天然ガス使うだろうが。
化石燃料がピークアウトしたら食料生産もままならなくなるのに。
こういって平気で嘘いう、ちょっと調べれば間違ってるとわかることを
平気でいう奴ってどういう神経なの?自由貿易協定推進派かどっかから金もらってるの?
43m9('v`)ノ ◆6AkAkDHteU :2010/10/27(水) 22:16:05 ID:d1rg2jBV
>>42
化石燃料がいつピークアウトするんだ?
今でも毎年毎年、世界中で大規模油田が発見されているけど?

化石燃料の枯渇こそデマもいいところじゃん。
44名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:16:54 ID:ozVm7kfJ
>>41
俺も騙されたけれど、これは「食料の数はある。だから危機は無い。ただし流通するかまでは考慮しない。」っていう意見。
45名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:18:51 ID:uEWdZz+1
ロシア1国こけただけで小麦が高騰するのに
食糧危機はありえないとか(  ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ
46名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:23:15 ID:a5CU0Yi/
化石燃料のピークアウトも食糧危機も同じ種類の人間が煽ってんだからなw
47名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:30:41 ID:nI2g0vCK
なぜ食料危機がやってこないのか…
それは唯一つの真実に基づいている
オレサマオマエマルカジリ
48名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:48:24 ID:uEWdZz+1
数年前あれだけの騒ぎが起こったのにもう忘れたのか鶏頭だなこいつ
49名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 22:49:28 ID:bgafvNgh
数年前の価格高騰はただの金余り
50名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 23:05:03 ID:uEWdZz+1
ただの金余りであれだけの騒ぎになること自体大問題なんだが
51名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 23:08:42 ID:RZNPMK3B
今も金余りなんですけどね
どんどん穀物に流れているんですけどね
52名刺は切らしておりまして:2010/10/27(水) 23:24:53 ID:EU+iiawE
安全保障という意味では、食料の輸入がストップしたときに、備蓄を切らす前に
あたらな収穫を得られるシステムの構築ではないのか。
植物工場をあらかじめ建設しておいて、非常時になったら稼動させるとか。

平時から自給する意味はないでしょ。
53名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 00:21:00 ID:8qzbbynN
いや、こういう提起はありがたいね
「食糧危機」の内容をひろくとらえれば起こりうると
いうのは当然(地域・国家間の物流のとどこおりや
ギャンブル好きな国際資本がなだれこみ価格騰貴)、
でも主体を世界全体ととらえればカロリーベース上
では問題ないというのもいい指摘だよ
54名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 00:28:47 ID:JNguPPps
自由化するには

1.食料輸出を外交カードに決して使わない(この国気に入らないから輸出しない、なんてことは厳禁)
2.持続可能性をコストに反映させる(持続可能性の低い農法による作物の輸出にはプレミアをつける)
3.投機による価格吊り上げ対策(数年前みたいな高すぎて途上国には手にはいらないという状況が起きないよう)

この3つは最低限
あと、農薬(ポストハーベスト掛けまくり勘弁)や飼料(ニクコプーンや鶏糞蜜は×)、
GM(絶対悪ではないが、中には本当にあれなのもあるし)などで
輸入国が嫌がるものを無理やり押し付けないことの約束も
お願いしたいところ。
55名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 01:24:09 ID:463hYs7y
たしかさあ、遺伝子組み換えで毎年種買うから農家は種貧乏、しかも化学肥料で土地の栄養が歪み、
むりやり耕作する為に地下水を汲み上げすぎて地面が塩ふいてる豪州とかアメリカ穀倉地帯ってのが
現状だったはず。

しかも遺伝子組み換えで花の蜜吸ってバタバタとミツバチが死んでると言われてるのに......

しかも人口爆発しないって、どこをどうやってデータとってんの?

どうせ家庭菜園もしかことないおっさんだろ。
56名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 01:38:06 ID:9epbspIO
楽観的な論だと思うけど農水省が自省と国内の農家の権益しか考えてない現状ではカウンターとして説得力がある
兼業農家なんて楽してるもんな
補助金の額を聞いてびっくりしたよ
57名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 02:11:42 ID:kDdhLvtt

▼まめの知識

「大豆」をアメリカに伝えたのは日本。

ペリーに土産であげたら、向こうで大人気になった。
以後はアホみたいにアメリカが作り出した。

しかしこの時、「食べ方」を伝えなかった為に納豆はアメリカに伝わらなかった。

アメリカ人をねばり漬けにするチャンスを失った納豆は、
珍味として世界に認識されてしまったのである―
58名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 08:32:08 ID:JNguPPps
ミツバチの死ぬ原因ってウイルスか何かじゃなかったっけ?
59名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 19:40:57 ID:BNVVY+Wd
食料危機は大丈夫だが、エネルギー危機は確実にやってくるぞ。
60名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 19:56:27 ID:VWtWAFE8
まぁ、この人の言い分は変なところがあるけれど、お題目はあっているよ。

そもそも、食料危機ってのは今も発生しているし、同時に日本のような国では
起きていない。つまり、格差があるのであって、これが人が増えたからといって
逆転したり、解決したりするわけじゃない。

爆発といっても、増えているのは、先進国以外だからね。
先進国はこれまで通りがつづくし、だからといって人口爆発したりしていないし、
日本はむしろ減っている。

で、日本に食料を輸出している発展途上国等は、それで外貨を稼いでいるわけ
で、止めれば外貨が入ってこなくなり、自国で増えた人間に食料といっても、お
いそれと出来るわけじゃない。代わりに石油買えなくなったりだとか、様々な弊害
がバーターで訪れることになるから。

この食料危機ってのは、こういった経済的な縛りを考慮していない机上の論理だ
から、意味がないよ。日本で余った食料を再輸出なんてできるわけでもないしね。
かといって、全世界で作られている穀物で何人分なんて意味がない。その穀物が
人口爆発で飢餓になっている国に行くことはない。
61名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 19:57:42 ID:VWtWAFE8
>>25
米国のセンターピボットって、地下水くみ上げだったはずでは?

あんな場所まで水道管来ているわけじゃないでしょ?
62名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 20:00:16 ID:VWtWAFE8
>>43
デマじゃないよ。

君の言う、その発見がない前提で今ある石油でどれだけもつかがその計算基礎
だから。

つまり、次々に大規模油田が見つかり、また、採掘技術の向上で延長延長してい
るだけで、デマじゃない。見つけるとい言ったって、簡単な話じゃないし、昔はもう
ここまでしか掘れなかったところが、新しい技術で再度採掘ができるようになるって
努力があるからだ。

後ろ足で砂ぶっかけるような、デマ論議はやめたまえ
63名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 20:23:43 ID:IFMSFx1a
カロリーベースの食料自給率は、計算式の分母に、物凄く捨てられている
農作物の過剰生産分と、外食産業などの残飯まで加えられていることと、
分子に、人間がギリギリ生存できるだけの数値しか乗せられていないことが、
大きな間違い。
現実に即してないんだな、そもそもの数値がさ。
64名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 20:39:46 ID:glWIRJfI
経団連の御用学者か
65名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 20:53:23 ID:UjRCCWEx
>>43
化石燃料ってのがそもそも間違ってるって話だな。


66名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 20:59:04 ID:VWtWAFE8
>>65
やたら深い深海の底に油田が発見された ってのがあるが、

あれは、海洋プランクトンの死骸が堆積して、圧力で石油になった・・・
とでもいうのかねぇ。地表ならともかく、深海のソレはなんだか理屈にあ
っていないというのは感じる。

実は地球から染み出ている汁 それが石油ならば理解できるが。

しかしまぁ、いずれにせよ、発展途上国も石油を得るために食料を輸出
しなければならない。たとえ、自国で飢餓が出ても。
67名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 22:48:23 ID:PTLtpupB
これはとてもうまくある物事についての記述を避けてるね
地球規模では問題ないが、日本での農業はできないという意味になる

例題に挙げている肥料自体が厳しい輸出制限が課されるようになったからだ。
68名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 22:56:31 ID:Mhu1anuF
ロシア(北半球)オーストラリア(南半球)
で同年に不作になったら
少なくとも小麦粉は不足するんじゃない?
69名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 23:01:36 ID:d6AkXjtj
極端な想定を挙げて、それを否定してみたところで
それは気分の問題であって
懸念されている問題が現実に緩和されるわけではない
70名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 23:03:51 ID:Mhu1anuF
極端かな?
毎年のようにロシアかオーストラリアのどっちかは不作なんだけど?
71名刺は切らしておりまして:2010/10/28(木) 23:10:05 ID:d6AkXjtj
>>70
いや、>>1に対するつぶやきね。すまんすまん。
人口爆発とか、"かつての"収量の革命的な増加とかは現在は想定されていない極端な事例かと。
だが地味にしかし確実に食料が足りなくなるだろうというのが現実かと。
だっていまより20億も増えるんじゃ・・・
72名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 00:08:56 ID:DHRreugy
そもそもこれから砂漠化していくとこから小麦採れるんかいな
73名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 00:12:21 ID:PxHKVnO4
虫食える奴が勝ち組。
74名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 00:19:33 ID:YLBKyYYN
73 虫なんかじゃ腹は満たされない
75名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 00:20:59 ID:Q6KN00ea
ほぼ全面的に正しい主張だと思うよ。

人口が爆発しないなんていうのは常識だと思っていたけど、知らない人もいるのね。
UNがだしてる予測の中位推計で2050年に91億人だけど、この前提となる出生率ってかなり高めなんだよね。
日本はこれからすぐ出生率が回復し始めるって予測だし、
一貫して下がってきた中国の出生率も2010年以降上げに転じるとしているし、
現在急速に出生率を下げてる新興国も1.85で下げ止めるとしている。
俺は90億いくかどうかすら怪しいと思っているよ。

なんにせよ、このコラムは今連載中で、続きがあるらしいから説明不足の部分もこれから説明があるんじゃないかな。
76名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 00:26:38 ID:f1NSBCIm
いまだに遺伝子組換食品は危ないなんて都市伝説を信じてる奴がいたとはwwww

「DNAの時代 期待と不安」(文春新書)あたりを読むんだな。
文系でもわかるようにやさーしく書かれてるから。
77名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 00:34:42 ID:DHRreugy
日本の出生率が回復しなくたって今から3000万人しか減らんわ
78名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 00:48:26 ID:Q6KN00ea
>>77
そうそう、日本は既に子供産める人たちの数が少ないからね。出生率は総人口に大きな影響を与えない。
UNでは回復しないで3500万人減、回復すれば2500万人減。差は1000万。
でも、中国とかインドとか、出産適齢期の人口が多い国はこれからの出生率が総人口に大きく影響を与える。
中国は出生率が下がり続けて1.35になる場合と、1.85に回復していく場合で2050年の人口が2億違う。
他の国も中国と同様。
79名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 14:16:38 ID:DHRreugy
中国が一人っ子政策続けると思ってるの?
インドなんか実質やってねえみたいなもんだし
80名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 20:12:20 ID:C8aU8X82
>>1は食糧危機の本質を見誤ってるな。
食糧危機というのは食糧の総量が不足するのではなく
別の所に食糧があっても手に入れられなくなるということだ。

大豊作でも兵糧攻めはできる。
81名刺は切らしておりまして:2010/10/29(金) 21:10:42 ID:M+SLAu7e
世界同時凶作はありえなそうだし、別にあらゆる品目が一時的に危機に
なるとかはナンセンスだし。
経済制裁みたいなもの国際政治の対立はありえるだろうが、
ナチスみたいな事やらん限りは世界中が敵に回るのもないし非現実だ。
82名刺は切らしておりまして:2010/10/30(土) 01:42:08 ID:S/xM+Re5
>>80
できるかもしれないが売れば儲かる物をわざわざ止めるメリットなんかないだろ
83名刺は切らしておりまして
もっと儲かるとこに売ればいいだけ