台湾で放送中の本県舞台のドラマ「どんど晴れ」(台湾番組名「旅館之嫁」)が
好調で、放送する現地テレビ局「緯來日本台」の番組視聴率ベスト5をほぼ独占
している。同局が放送したドラマがきっかけで日本への観光客が増えたケースもあり、
関係者は大きな期待を寄せる。
同番組は9月から現地のケーブルテレビ局の日本番組専門チャンネルで放送開始。
当初、4位が最高だった視聴率が徐々に上昇し、今月11日からの1週間で、
第29〜32話がベスト5のうち4位以外を独占した。現在、ホームページ内での
アクセスランキングでも2位に着けている。
同局によると、都市部で視聴率が高く、高収入層、OL層などに人気。番組は11月で
完結するが、今後3年間に最高6回繰り返し放送される予定という。
同局が昨年放送したNHK大河ドラマ「篤姫」がきっかけで、鹿児島県への台湾人
旅行者が増加した例もある。今月18日からは県や盛岡市、民間の観光関係者ら
12人が4日間の日程で現地を訪問、現地の旅行会社などに盛岡観光をPRした。
訪問団長を務めた谷藤裕明市長は「現地のどんど晴れ人気には驚いた。関係機関が
連携していろいろな仕掛けを考えており、どんどん観光客を呼び込みたい」と期待する。
●参考画像/
http://www.nhk.or.jp/drama/dondo/img_parts/topimage_r1_c1.jpg ◎
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101026_10