愛知製鋼、10年9月中間業績予想を上方修正=繰り延べ税金資産計上
愛知製鋼=2010年9月中間連結業績予想について、売上高を1031億円(従来予想1020億円)、
営業損益を63億円(同55億円)、純損益を104億円(同37億円)にそれぞれ上方修正した。
業績が順調に推移していることなどを踏まえ、
以前赤字になった年に取り崩した繰り延べ税金資産で再計上していない残りを全額計上するため。
ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=201010/2010102600690
9月中間 トヨタグループ主要9社 全社2ケタ増収
■通期は7社 利益上方修正
トヨタ自動車グループ主要9社が29日発表した2010年9月中間連結決算は、全社が
2ケタの増収だった。世界的な自動車市場の回復に加え、政府のエコカー補助金で国内販売
台数が増加したことが要因だ。通期予想でも7社が税引き後利益を上方修正したが、急激な
円高やエコカー補助金の終了で、回復基調がそがれる懸念も出ている。(山本貴徳)
アイシン精機やトヨタ車体など5社は税引き後利益の黒字転換を果たすなど、全9社が営業
利益と税引き後利益の黒字を確保した。各社は、取引先のトヨタ自動車の生産拡大に加え、
リーマン・ショック以降、コスト削減などの収益改善に取り組んだ結果、「損益分岐点が下が
ってきた」(アイシン精機の藤森文雄社長)ことが業績の急回復につながった。
中間期の好調を受け、11年3月期の税引き後利益予想は、デンソーが7月時点の予想値
に比べて100億円引き上げたほか、アイシン、豊田自動織機など計7社が上方修正した。
ただ、急激な円高の進行に対し、国内生産の維持について危機感を示すトップの発言が相
次いだ。デンソーの加藤宣明(のぶあき)社長は「現状の為替水準が続けば、(国内の)生産体
制も見直さざるを得ない」と述べた。円高対策では、国内で生産する部品の材料の一部を今後
、海外から調達する方針を示した上で、「国内で作るものを安くし、日本の競争力を強くした
い」と説明した。
豊田自動織機の豊田鉄郎社長は、円高対策で一部のフォークリフトを欧州から逆輸入して
いることを明らかにした。一方、国内生産を守るため、「国内でのコスト削減を徹底し、商品
の設計をすべて見直している」と語った。
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